年配女性あるあるのテレビネタ・雑誌ネタが大好きな母が最近買い求めたのは “おからパウダー”
ヨーグルトにかけると良いのですって!そう瞳を輝かせ語っていたのはいつのことだったか・・・
間もなく我が家におからパウダーがやってきたのも、所謂 “母親あるある” です。
同じ理由で里子に出された “酒粕” を合わせ、おからパウダーと酒粕のケーキなどいかがでしょう。
以前どなたか有名なブロガーさんが作っていらっしゃったのを見て、気になっていたケーキです。
酒粕があまり得意ではない主人からもなかなかの高評価。
ですが酒粕がふわりと優しく香ります。
ふわふわとちょっと頼りない食感。
台にしたおからのスポンジケーキが頼りない酒粕生地をしっかりと支えております。
とっても簡単ですよ。
とっても簡単・・・と言いつつ、市販のおからパウダーは初めて扱う食材です。
勝手がわからず卵をしっかり泡立てたのですが、その過程は必要なかったのかもしれません。
スポンジケーキの生地としては水分不足で、急いで豆乳を足した次第です。
以下の分量で約19.5cm四方のスクエア型にひとつ分です。
先ずはおからパウダーのスポンジケーキ。
これは前日のうちに済ませておきました。
- 全卵 1個分
てんさい糖 10g
デーツシロップ 10g
以上をボールに合わせ、人肌程度の湯せんにかけながら泡立てます。
卵が人肌に温まったら湯せんを外し、白っぽくもったりするまで泡立てましょう。 - おからパウダー 30g
全粒粉薄力粉 30g
ベーキングパウダー 小さじ1/2
以上を合わせて1にふるい入れます。
さっくりスパチュラで混ぜ込む・・・つもりだったのですが、想定外のパサパサな生地。
豆乳 200gを加えて混ぜ、ようやくスポンジケーキらしい生地に落ち着きました。
折角泡立てた卵のふわふわ感は完全消滅です。 - オーブンシートを敷いた型に敷き詰めて表面を平らにならします。
底を数回打ちつけて空気を抜いたら、170℃のオーブンで35分間焼きます。
ここまでは昨日のうちに済ませておきました。
今朝はここから。
- 卵白 3個分
てんさい糖 20g
をボールに合わせて泡立て、とろりとしたゆるめのメレンゲに仕上げます。
出番まで冷蔵庫で冷やしておきましょう。 - 酒粕は100g。
ふんわりとラップをし、1分弱レンジ加熱してやわらかくしてからよく練ります。
白味噌 10g
蜂蜜 25g
ヨーグルト 80g
を加え、滑らかになるまで更によく練り混ぜましょう。
ヨーグルトは水切りヨーグルト程ではありませんが、水気が抜けてサワークリーム状になったものを使っております。
豆乳 150tを少しずつ加えてよく混ぜたら、卵黄 3個分を1個分ずつ加えてはしっかりと混ぜ込みましょう。 - 全粒粉薄力粉 20gをふるい入れ、スパチュラで混ぜ込みます。
粉っぽさが残る段階で、レーズン 50gも加えて混ぜ込みましょう。
冷蔵庫に入れておいた卵白の1/3量程度を加え、泡だて器で混ぜ込みます。
次いでこれを卵白のボールに戻し入れ、今度は卵白をつぶさないようスパチュラで底からすくうように混ぜ込みましょう。 - 昨晩焼いておいたおからパウダーのスポンジケーキにシロップをしみ込ませます。
これはマッコリと蜂蜜に漬け込んでおいた金柑の残り汁 (☆彡) の有効利用。
もちろん省略可能です。 - 酒粕生地をスクエア型に流し入れ、底を打ちつけてしっかりと空気を抜きましょう。
天板にお湯を注ぎ、120℃でじっくり40〜50分間湯せん焼きにします。
焼き色は殆どつかない色白なケーキです。
冷めたら更に冷蔵庫に移して冷やしておきましょう。
オーブンシートごと型から出し、包丁でそっと切り分けます。
おからビスキュイにたっぷりとシロップをしみ込ませてあるので、軟弱なちょっと扱い辛いケーキになってしまいました。
でも味はお気に入り。
酒粕がちょっと苦手な主人も、酒粕大好きな私も、うんうんと納得の仕上がりです。
間もなく10連休。
連休中の予定は皆無ですが、何が起こるか予測不可能です。
食材は出来るだけお片付けしておくつもりでおります。
そんな時に役に立つのが乾物、お弁当のお菜はひじきのサラダと致しましょう。
ひじきにやわらかな春キャベツを合わせた具沢山サラダ。
色合いの悪さはひじきの栄養に免じて寛大に。
- 水で戻したひじき
鬼おろしで粗くおろした人参
ベーコン
叩いたアンチョビ
をお鍋に合わせて軽く加熱します。
冷凍保存してあるマッシュルームも加えましょうか。
春キャベツをざっくり手でちぎり、覆うようにお鍋に加えます。
お鍋の蓋をして火を止め、予熱で春キャベツをしんなりさせましょう。 - 1をボールに移し、アボカド・新玉ねぎのみじん切り、蒸し大豆 (市販品です) を加えます。
自家製の塩柚子 (☆彡) を少し加えて和えれば出来上がり。
今日のお味噌汁はいつも以上に具沢山。
お椀から派手にはみ出した新キャベツ、鬼おろしでおろし切れなかった人参、大ぶりなお豆腐がごろごろ顔を出しています。
先程主人宛にワインが届きました。
帰宅した主人の手には焼酎。
まだついこの間まで病院でパジャマを着て過ごしておりましたのに、大丈夫かしら。
焼酎と共に手にしておりましたのは安いアイスクリーム。
夏になると主人は自分の分と私の分、ふたつアイスクリームを買って帰宅します。
こんな主人の習慣で夏を感じるなんて。