2019年04月10日

主人初めての入院 〜 そして本日退院

熱海の名旅館 “蓬莱” とその別館 “VILLA DEL SOL(ヴィラ・デル・ソル)” の大千秋楽に合わせ、新婚旅行で宿泊したヴィラ・デル・ソルに主人とふたり出掛けたのはほんの10日前のこと。
帰宅後1週間も空けず京都俵屋さんでの宿泊を決めたのは、お世話になった方へのお礼を兼ねて。

ですがそんな強行スケジュールが体に障ったのでしょうか。
熱海にいる頃から主人の目の充血が気になり、帰ったら眼科に行こうと言っておりました矢先の事。
見る見る主人の顔、特に目が腫れあがり、急きょ酷い帯状疱疹で入院することと相成りました。
先日の京都 俵屋さん、私のひとり旅はそんな理由からです。

ウィルスは幸い角膜には感染していないようで、1週間の入院を経て本日間もなく退院です。
入院初日は左目が腫れて開かない状態でしたが、今は思春期のニキビ程度の発疹に治まりました。
食欲も回復し、何より主人の毒舌が以前のように炸裂しておりますのは体調改善の証拠です。

主人の入院中、どこからか状況を聞きつけた詐欺師の被害に合うやもしれません。
出来るだけ主人の入院はひた隠しにし、おとなしく病院と自宅の報復に専念しての安全対策。
・・・ホコホコと京都に泊まって桜を見てレースの塵除けを注文するなど致してはおりましたけど、ね。





さ、兎にも角にも主人はあと数時間で退院です。
明日から仕事も復活と意気込んでおりますので、お弁当も再開でしょう。
折角ですので主人不在の1週間、お弁当ブログらしく拵えたお料理をここに備忘録しておきます。










先ずは主人が入院した翌日に焼いたこのケーキ。
酒粕をたっぷり使用した全粒粉のケーキです。

ずっしりとしたチーズケーキ風の酒粕ケーキではなく、ふんわりと酒粕が香る軽いケーキ。
バターも油も使用しておりません。
酒粕に全粒粉、そしてレーズン、豆乳と入院中の主人にはぴったりな軽い食感の酒粕ケーキです。
甘さも程よく、言われれば酒粕の奥ゆかしさが気に入っております。

ベーキングパウダーを使用しておりませんが食感はふんわり。
焼いた後、ひと晩冷蔵庫でしっかり休ませてから召し上がれ。

以下の分量で約19.5cm四方のスクエア型にひとつ分です。





  1. 酒粕 (板状ではありますがやわらかなタイプです) 80g
    豆乳 80g
    を金属製容器に合わせ、湯せんで温めながらペースト状に練り混ぜ粗熱をとっておきます。

  2. 卵白 3個分をよく溶きほぐし、てんさい糖 25gを数回に分けて加えながら泡立てしっかりとしたメレンゲに仕上げます。
    泡立てたメレンゲは出番まで冷蔵庫で冷やしておきましょう。

  3. 卵黄 3個分を軽くときほぐし、粗熱が取れた1の酒粕ペーストを加えてよく混ぜます。
    よく混ざったところで、てんさい糖 25gも加えて混ぜましょう。

    全粒粉薄力粉 60gをふるい入れ、スパチュラでさっくりと混ぜ込みます。
    粉っぽさが残る段階で、レーズン 30gも加えて一緒に混ぜ込みます。

  4. 冷蔵庫に入れておいたメレンゲを取り出し、先ずは1/3量程度を3に加えて混ぜましょう。
    よく混ざったらメレンゲのボールに戻し入れ、メレンゲをつぶさないようスパチュラで底からすくうようにしながら混ぜ込みます。

    オーブンシートを敷いたスクエア型にふんわりと流し、表面をそっと平らにならしましょう。

  5. 200℃に予熱したオーブンに移し、天板にお湯を張り先ずは180℃で15分湯せん焼きに。
    その後温度を160℃に下げ、更に25分湯せん焼きにしましょう。

    ふんわり焼き上がりましたがちょっと我慢。
    粗熱が取れたらふんわりとラップをし、ひと晩冷蔵庫で寝かせましょう。
    こんな感じに落ち着きます。

    型から出してそっとオーブンシートをはがします。

    お好きなように切り分けて、茶こしを通して和三盆をふりかけます。
    フルーツなど添えて召し上がれ。






主人に持参した酒粕ケーキ。
目は腫れあがって痛々しいものの、お口はなかなかのお達者ぶりな主人。
毎回の食事の画像を送ってきては、切れ味鋭い批評を添えてありました。

朝食のお味噌汁の具に入っていたキャベツを “ふときゃべつ” と表現したセンスに笑いこけました。
  • この時のイチゴやネーブルは即席のフルーツソースに。
    主人不在中、朝食のヨーグルトソースとして活躍しておりましたが間もなくなくなります。











主人の入院中は暖かい日が続き、畑のネギにもネギ坊主がちらほら。
大抵の人はネギ坊主が出来たネギなど毛嫌いするのでしょうが、いえいえそんな邪険にしないで。

ネギ坊主の天ぷらだって美味しいのだから。
しかも抜群に美味しいのだから。





材料はネギ坊主とネギの白い部分。
かりっとした衣にじんわり甘いネギ、美味しいのです。
  1. ネギの白い部分とネギ坊主の部分は、それぞれ食べやすい大きさに切っておきます。

  2. 氷水・レモン汁・お酒・極少量の白だし醤油を合わせ、米粉をここにふるい入れましょう。
    菜箸でぐりぐり混ぜても大丈夫。
    ちょっとゆるめのホットケーキ生地を目安に米粉を加えましょう。
  3. ビニール袋に少量の米粉を入れ、水気をしっかり除いた1を加えて米粉をまぶします。
    これを2のボールに加えてからめ、低〜中温に温めた太白胡麻油でかりっと揚げれば出来上がり。






そうそう、主人の病室にはこんな風にして持っていったんだっけね。
初めての食材に主人もびっくり。
軽く味付けもしてあるから、その場で摘まんで食べていました。











何と言っても幸運だったのは、主人の入院先が近所だったという点。
自宅から車で3分。
駐車場がいっぱいでも、私の実家から歩いて5分。
主人の入院中、車を実家に停めては差し入れにと馳せ参じました。





焼きネギと焼きマイタケの甘酢漬け。

イワシが見えないくらい具沢山、賑やか野菜のイワシの南蛮漬け。






朝食も出来るだけいつもと同じ内容を心掛けておりました。

主人の朝食と画像で見比べては、スマホ上で笑いこけておりましたもの。

『僕のはしろめしや!』 なんて主人が可笑しくて。

病院食も最後の今朝は、主人の大好物釜たまうどん。

さ、そろそろ主人の点滴が始まる時間かしら。
今日は寒い上に雨が朝から降り続いております。
ひざ掛け持参でそろそろ病院へと向かいましょう。





今日は実家に車を停めず、主人がすぐに車に乗れるよう病院の駐車場へと向かいます。
これで1週間にわたった私のひとり暮らしはおしまい。
明日からはいつもの生活リズムが戻ってきます。

posted by しんさん at 14:47 | Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
しんさん

こんにちは。お久しぶりです。
京都一人旅の理由、そういうことだったのですね。
私は一人旅はできないなぁ、と思っています。お一人でも満喫していらっしゃる「しんさん」は素敵な女性です。

酒粕のケーキ、美味しそうですね!
油脂が入っていないとは思えないシットリ感。
私も酒粕を有効活用したいと思っております。

ところでしんさんのお住まいは岐阜ですよね?
「摘草料理 かたつむり」という地元の食材を使用したジビエが得意のレストラン、ご存知ですか?
ネットサーフィン中にヒットし、店主の心意気に感銘し気になっております。

ご主人、早くお戻りになると良いですね!お大事になさってください。
Posted by 朋子 at 2019年04月11日 11:15
こんにちは、朋子さん。

夏日と思えば所によっては雪、忙しいお天気ですね。
それでも食材を見れば季節は春。
春の味、満喫していらっしゃいますでしょうか。

京都一人旅、傍から見ると随分怪しいものでしたよ、きっと。
呉服屋さんの前では中を覗いながら背伸びしておりましたし、若者が行き交う京都の繁華街では行列に並ぶか否かで随分行ったり来たりしましたし、ね。

そうそう、酒粕ケーキ。
以前教えて頂いた酒粕レーズンに再チャレンジすれば良かったと、アップしてから気付いた次第です。
酒粕生地に酒粕レーズン、ちょっとやり過ぎでしょうか(笑)


『摘草料理 かたつむり』
はい、行ったことはありませんが仲間内ではよく聞く店名です。
地元ではそこそこ有名な湖の近くのお店と聞いております。

数年前、主人がジビエに夢中だった頃、
ワイン仲間のひとりから偵察に行くよう勧められたこともありました。

おサルさんも頂けるとのお話に私が躊躇したこと、主人に宿っておりましたジビエ熱が衰えてしまったこと等が重なり、お邪魔する話は立ち消えてしまったのですが・・・
そうですか、朋子さんを感銘せしめるご主人の心意気、私も気になります。


1週間の入院を経て、主人は以前とは少し異なる健康意識を高めつつあります。
出来ればしたくない経験ですが、良い経験になったようですよ。

食に興味を持つ、大切なことですね。
朋子さんからは学ぶことばかりです。
Posted by しんさん⇒朋子さんへ at 2019年04月11日 15:57
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