特に今週はケークサレとかブリートとか、小麦粉系が多かったものね。
なので今週最後のお弁当、金曜日はご飯にしてみました。
玄米ですけどね。
スープにするレシピを多く見かけましたが、炒った玄米にお水を加えて炊いてみました。
ひじきと干しシイタケをたっぷり炊き込んだ炒り玄米ご飯のお結びさんです。
彩りがあまりに地味でしたので、市販の “ひたし豆” を混ぜ込んだらぐっと華やかになりましたよ。
流石に白米のようなもっちり感とまではいきませんが、お結びにしても崩れることはありません。
炒り玄米の玄米ご飯、うん、気に入りました。
ひじきと干しシイタケの炒り玄米ご飯のお結びを主食に、作り置き料理をちまちま並べてお昼にしましょう。
炒り玄米ご飯、意外と手間はかかりません。
なのにぐっと玄米ご飯が食べやすくなりますよ。
- 玄米は両手でこすり合わせるように優しく洗い、たっぷりのお水に浸しておきます。
昨日の夕方から浸したので、12時間程度になります。
冷蔵庫ではなく、常温においておきました。
愛用しております16cmのストウブにぴったり、1合分の玄米です。
浸した玄米をザルにあけ、30分ほどおいて水を切ります。
同時に干しシイタケ・ひじきをお水に浸して戻しておきましょう。 - ストウブを中〜強火でしっかりと温めてから、水を切った玄米を移しましょう。
最初はお水がまだ残っている状態ですが、5分も乾煎りするとさらりとした状態になります。
プツプツとはじける音もしてきますよ。
干しシイタケの戻し汁・茹で鶏の茹で汁 (鶏ささ身を茹でた茹で汁です、お酒とお塩が入っています) にお水を足して玄米の2.5倍量にし、ストウブに注ぎましょう。
派手に噴火します。
コップ一杯程度を加えたらすぐに蓋をし、噴火が落ち着いてから残りの追加を。
随分とお水が多い気も致しますが大丈夫。 - 戻した干しシイタケとひじきを加え、蓋をほんの少しずらして強火で煮立てましょう。
しっかりと煮立ったらぴったりと蓋をし直し、弱火でじっくり25分。
火を止める直前、蓋をしたまま強火で10数秒数えてから火を止めましょう。
蓋をとらずにしばらくそのまま蒸らせば炊き上がりです。
さっくりとほぐして適量を取り分け、市販のひたし豆 (カネハツの軽く塩味のついたものを使いました) を混ぜ込みましょう。
熱いうちにラップを使って三角にまとめれば出来上がり。
作り置き料理多種の賑やかな主人のお弁当。
結局、今朝拵えたのはお菜としては “とう立ちルッコラ” のお浸しだけ。
そう、3月も半ばに入ると、畑の葉野菜も花を咲かせる為とう立ちが始まります。
ルッコラも例外ではなく、やわらかだった茎もずんぐり太く筋張ってきます。
でもね、なかなか無下にはできないのです、いくら周囲に笑われようと、自分で育てたルッコラは。
太いとは言え、食べられそうなルッコラの茎を選りすぐって梅干し風味のお浸しに。
- お水・お酒・白だししょゆを合わせて煮立て、梅干しをほぐして加えます。
再度煮立ったところに食べやすく切り揃えたルッコラの茎を加えてひと煮立ち。
火を止めたらすぐ、ささ身の茹で鶏をほぐして加えてそのまま冷まします。
保存容器に移し、白胡麻をひねって出来上がり。
うん、十分食べられます。
ルッコラの葉っぱ部分はしめ鯖に合わせましょう。
我が家の定番、ルッコラ・スライス玉ねぎ・アボカド・しめ鯖の組み合わせです。
新玉ねぎver.はこの時期限定の美味しさ。
胡麻油をちろり、だし醤油をちろりで召し上がれ。
- お弁当用に炊いた玄米ご飯に鶏の茹で汁を足し、ことこと煮込んで朝食用の玄米粥に。
白米の炊き粥とは違う食感、どちらも甲乙つけがたい美味しさです。
間もなく主人が帰宅するでしょう。
昨晩はお酒を控えましたから、今宵はワインかしら、日本酒かしら。
金曜日ですもの、ゆっくりお風呂に入ってどちらにするか考えましょう。
お風呂上りのマティーニをちびちびすすりながら、ね。
楽しい金曜日の夜ですもの。