今朝は山査子 (さんざし) ドリンクで練ったココア風味の全粒粉食パンを焼いてみましたよ。
先ずは食パンの端っこを使って甘いアレンジ。 ほろ苦いココア風味の全粒粉食パンの上にはとろりマシュマロ、そしてちょっとビターなチョコレート。
ザクロの酸味もよいアクセントになりました。
前日にヨーグルトメーカーを使って生地を準備し、ひと晩ゆっくり冷蔵庫で醗酵させるお気楽食パン。
朝は成形して1時間ほど醗酵させて焼くだけ。
醗酵を促す間に他のことが出来るので、主人が想っているほど大変な作業でもありません。 山査子ドリンクの甘酸っぱさとココアの風味。
期待していた程には生地がふくらみませんでしたが、うん、この組み合わせはなかなかお気に入り。
欲を言えば自家製酵母で全粒粉生地をと行きたいところでありますが、我が家のヨーグルトメーカーは大忙しですもの。
数日かけて自家製酵母を起こす枠などとてもとても・・・
ですがインスタントドライイーストの量をぐっと抑えることで、イースト臭も気にならないパンが気楽に焼けるようになりました。
何より全粒粉100%というのが気にっております。
そして今日のこのアレンジ。
チョコレートもマシュマロも、お昼になってもとろりパン生地になじんでいます。
次回は端っこだけと言わず、全部このマシュマロとチョコのアレンジにしてしまおうかしら。 もちろん主人も相当に気に入ってくれた様子ですしね。
本格的なパン作りの道具は揃えておりませんので、琺瑯の容器を食パンの型に使っております。
以下の分量で、野田琺瑯のホワイトシリーズ スクウェアアのMサイズにぴったり1個分です。
先ずは前日、生地の準備。
- 山査子ドリンクは残っていたものをお片付けのつもりで使用したので中途半端な分量です。
山査子ドリンク 55gにお水を足して180gにし、湯せんで人肌に温めておきましょう。
無塩タイプの醗酵バター 25gも湯せんして溶かしておきます。
人肌に温まった山査子ドリンク水にてんさい糖 10gを加えてしっかりと混ぜます。
ここにインスタントドライイースト 1gを加え、再度しっかりと混ぜておきましょう。 - 全粒粉強力粉 230g
スキムミルク 10g
ココアパウダー (バンホーテンのピュアココアを使いました) 15g
お塩 2g
以上をビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるようにふり混ぜましょう。
この半量を1の山査子ドリンク水に加え、泡だて器でしっかりと混ぜ合わせます。
粉っぽさがなくなったら、溶かしバター・麹味噌 (北陸 石黒種麹店さんのお味噌を愛用致しております) 10gを順に加え、その都度しっかりと泡だて器で混ぜ合わせましょう。
これをビニール袋の戻し入れ、よく揉んで残りの粉類とよくなじませます。
ひとつにまとまるまでよく揉み混ぜたら、袋内の空気を抜いてヨーグルトメーカーへ。
40℃で1時間ほどおき、その後はひと晩野菜室へ。
今朝はここからスタートです。
- 先ずは何をさておき野菜室の生地を室温に戻しましょう。
45分は欲しいところ。
ビニール袋から生地をそっと取り出し、優しく捏ね直して丸めます。
包丁で2等分し、断面を包み込むようにしながら丸めましょう。
ぬれ布巾をかぶせ、室温で20分間のベンチタイムを設けます。 - ベンチタイムが終了したら成形します。
めん棒で生地を平らにのばし、中心に向かって両端を折りたたみましょう。
この状態で再度めん棒で軽くのばしたら、端からクルクルっと生地を巻きます。 巻き終わりを下にし、オーブンシートを敷いた容器に生地を二つ並べましょう。
ぬれ布巾とラップをふんわりとかけ、オーブンの醗酵機能 40℃で1時間醗酵を促します。 - オーブンは天板も一緒に220℃に予熱しておきます。
生地を庫内に移し、設定温度を190℃にして30分。 朝食の準備が出来る頃、タイミングよくパンも焼き上がりました。
容器から速やかに出して網の上で冷ましておきましょう。
粗熱がとれたらアレンジです。
- 今日からこんな相棒がキッチンの仲間入り。
今までは箸置きをふたつパンナイフの下に置いてパンを切っていたのですが、こんな便利グッズを発見したので。
よくある食パンスライサーより応用がききそうで、重宝すること間違いなしです。 箸置きだと安定感が悪くて苦労も致しましたが、クリップのようにパンナイフにカチッと取り付けるこのグッズ、うーん、便利。
カットした食パンの端っこを使って本日のお弁当。 マシュマロを食パンの上に並べ、170℃のオーブンで10分ほど。
琺瑯容器に敷いたオーブンシートを使うあたりが悲しい貧乏性。
マシュマロがほんのり色付く程度でオーブンから出し、チョコレートをそっと押し込みます。
チョコレートはカカオ分55%のVALRHONA エクアトリアール ノワールを使用。
ほぐして冷凍保存してあるザクロを散らして出来上がり。
しばらくおくと、自然にチョコレートがとろりと溶けて食べ頃に。
今朝は途中でコンデジのカードがいっぱいになってしまいました。
なのでお弁当の画像はスマホで。
コンデジの画像より綺麗だと感じるのは気のせいでしょうか。
作り置きも兼ねて、今朝は蓮根料理2種を拵えました。
先ずは主人の大好きな煮なます、そしてその切れ端を使った鯖缶ハンバーグ。
どちらもパン生地の醗酵時間を利用してちょちょいと拵えます。
- 蓮根はいちょう切りにしてさっと酢水にくぐらせてからザルに。
大根もいちょう切りにしておきます。
人参とシイタケは細切り、シイタケの軸部分は縦に裂いておきます。
干しエノキはお天気のよい時にほぐしたエノキを天日干しするだけ、重宝します。
昆布は少量のお酒をふりかけてしばらくおき、ハサミで細く切っておきましょう。 - 米酢・みりん・お酒 各大さじ4
てんさい糖 大さじ1
白だし醤油 大さじ1弱
お塩 適量
以上を合わせ、蓮根・大根・人参・鷹の爪を加えて煮立てます。
ぴったりと蓋をして程よく火を通したら、シイタケ・昆布・ハサミでざく切りにした干しエノキを加えましょう。
再度蓋をして数分加熱して出来上がり。 器に移して白胡麻をたっぷりひねります。
日持ちもするので常備菜にぴったりな一品。
蓮根には黒ずんだ部分が付き物。
黒ずみを削り落とした形の悪い部分は、細かく刻んでハンバーグ風に。
お豆腐と鯖缶を使ったお座なりハンバーグです。
- 水切りした木綿豆腐・戻したひじき・刻んだ蓮根と人参・おろし生姜・米粉・オイスターソースとナンプラー・・・全てビニール袋に合わせて揉み混ぜましょう。
これを等分して空気を抜きながら丸め、茶こしで薄く薄力粉をふって赤紫蘇の塩漬け (☆彡 昨年の梅干しシーズンに塩漬けにした赤紫蘇、まだまだ現役です) を貼り付けます。
薄く胡麻油をひいたフライパンで両面こんがり焼けば出来上がり。
キッチンにはココアの甘い香りが満ちています。
今週はイワシが手に入りませんでしたので、常備してある冷凍しめ鯖が活躍しそう。
今朝はルッコラ・アボカド・新玉ねぎとしめ鯖、大好きな組み合わせです。
胡麻油とお醤油をちろりと回しかけて召し上がれ。 主食は実家の母が拵えた混ぜご飯。
春の気配に母ら3姉妹の持ち寄りランチ会も遊びに行く計画で持ちきりのようです。
今シーズンは母も山菜ご飯などにチャレンジするのかしら。
お味噌汁の薬味は新玉ねぎの葉っぱ。
厚切りにしめ鯖に添えた菜の花のお浸し。
食卓にも春の気配です。
さ、今からお買物に行くついでに畑に立ち寄ろうかしら。
ルッコラを少し収穫しに、ね。