食感もお気に入り、パクっと割れたその佇まいも不器量ながら自慢です。
節分用に炒った大豆を 『抹茶+白胡麻』 と 『和三盆+黒胡麻』 でコーティングしました ⇒ ☆彡
これを全粒粉生地にたっぷりと混ぜ込んで焼いたスコーン、これが本当に美味しい。 洗練された姿形ではないけれど、それも含め食感・味共に今まで焼いた中でいちばんのお気に入り。
ほんのり甘いその味は、そのままサクサク食べても美味しいの。
・・・とは言いながら、やっぱりスコーンには何かしら添えたくなるものです。
ふふんと冷蔵庫の中を見渡して、しめしめと手にしたのがビーツグリーン。
そう、ビーツの葉っぱです。
ビーツグリーンをほの甘いスプレッドに仕立ててスコーンに添えてみましたよ。 全粒粉スコーンはフードプロセッサーでちょちょいのちょい。
サクサクと軽いほの甘い全粒粉生地、そして時々カリカリッツと大豆の食感のアクセント。
焼きたてをこっそりつまみ食いしましたが、それはそれは小躍りしたくなるほどの味でしたよ。 バジルの代用品として、青紫蘇やパセリで作ったジェノベーゼがあるのですもの。
じゃ、ビーツの葉っぱでジェノベーゼの出来るのではないかしら?
そんな短絡的な発想でビーツグリーンをフードプロセッサーに押し込みました。
結果・・・うん、悪くはない、くらいかしら。 ビーツグリーンのスプレッドを添えようが添えまいが、このスコーンの焼き上がりには大満足です。
こうなるとやっぱり買おうかしら、買ってしまおうかしら、スコーンの抜き型を。
円い可愛らしいパクっとお腹が割れた全粒粉スコーン、これが今の私のささやかな憧れです。
以下の分量で小ぶりなスコーン 4つ分です。
- 全粒粉薄力粉 100g
ベーキングパウダー 小さじ1/2
を合わせてふるい、フードプロセッサーに移しましょう。
無塩タイプの醗酵バター 30gを1cm角に切って上に散らし、冷蔵庫で冷やしておきます。 - 卵 1個をボールに割り入れ、仕上げ用に極少量の卵黄を別皿に取り分けます。
残った卵に牛乳・・・がなかったので、毎朝食べているヨーグルトから出た水分 (要するにホエーですよね?) を足して60gにします。
よく溶き混ぜ、これも冷蔵庫で冷やしておきましょう。 - 入れ物ごと冷やしておいた粉とバターを高速で攪拌し、サラサラの状態にします。
てんさい糖 大さじ1・お塩 ひとつまみを加えて更に攪拌します。
同じくサラっとなじんだところで、冷やしておいた2も加えて小刻みに数回攪拌します。
粉っぽさが残る状態で攪拌を止め、大きくカットしたラップの上に取り出しましょう。 - ラップで生地を挟み、めん棒でざっくり平らにのばします。
炒り豆 (真ん中辺りにある抹茶と和三盆でコーティングしたものを2種使っております ☆彡) を2回に分けて生地の上に散らし、ラップをかぶせて軽く押し込んで生地を三つ折りにする⇒方向を変えてまた三つ折り⇒を数回繰り返して長方形に整えましょう。
ぴったりとラップで包み、30分ほど冷蔵庫で冷やします。 - 生地を冷やしている間に、オーブンを220℃に予熱しておきましょう。
この時天板も一緒に温めておきます。
冷えた生地を包丁で一気に切り分け、断面に出来るだけ触れないようにしながらオーブンシートの上に並べましょう。
表面にそっと水溶き卵黄をぬり、予熱したオーブンへ。 設定温度を200℃にして先ずは焼くこと10分間・・・
となる予定でしたが、うっかりして最初の4分ほどを220℃のまま焼いてしまいました。
それが功を奏したのかどうかは不明ですが、その後180℃に下げて更に10分弱。 無骨な割れが愛おしい全粒粉ごろごろ大豆のスコーンが焼き上がりましたよ。 いつか主人が今のお仕事をリタイヤし、ずっとお家に居るようになった暁には、こんな焼きたてスコーンをふたりお昼にムゴムゴ食べるのかしらね。
おまけのビーツグリーンスプレッド。
フードプロセッサー無しでは決して作ろうとは思わない一品です。
- 材料を順に合わせ、ただただフードプロセッサーで攪拌するだけ。
ビーツの葉っぱはしっかり水気を切ってざく切りに。
フードプロセッサーで細かく刻んでカサを減らしてから、蜂蜜を適量加えて攪拌します。 アーモンドは予め予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストしてあります。
ビーツは昨日圧力鍋で10分間蒸したもの ⇒ ☆彡
これらにお塩とオリーブオイルを加えて攪拌を続けます。
十分滑らかになったところで八朔ピール (☆彡) とペコリーノロマーノを加えましょう。
スプレッド状になるまで攪拌を続けて出来上がり。 ほんのり柑橘系の香りが漂うほの甘いビーツのスプレッド。
よろしければスコーンに添えて召し上がれ。 ・・・私は別々に食べましたけど。
上記だけではあまりに侘しかったので、フードプロセッサーを使って鯖缶の一品を急きょ追加。
- フードプロセッサーで玉ねぎをたっぷりと刻んだところに、鯖缶の鯖・椎茸・オイスターソース・つなぎのすり胡麻を加えてざっと攪拌。
手に胡麻油をつけながら形を整え、180℃のオーブンで20分焼いて出来上がり。
苦し紛れのこの一品、主人には 『つくね』 と評されていました。
所々ピンク色がかっているのは、ビーツを攪拌したフードプロセッサーの名残でしょう。
今朝の主食は鶏粥。
ささ身で茹で鶏を拵えた後、その茹で汁で炊いたお粥です。
ドライ納豆をトッピングしてみました。 ドライ納豆は賞味期限が迫った納豆のお片付け策の一案として。
- 納豆にハーブソルトをふり、オーブンシートをひろげた平ざるにひろげてひたすら冬の冷風に晒すだけ。
すぐに乾くかと思いきや、1週間ちかく干してようやくベタベタがなくなりました。
賞味期限先延ばし案としては最強かと存じます。
主人が帰宅しました。
今日から毎日少しずつ確定申告のお勉強です。
主人が腕まくりをして待っていますよ。
先程ウイスキーとチョコレートが届きました。
お勉強を済ませた人だけが口に出来る、そう言いたいわけですね、主人。