2019年02月01日

自家製ビーツでビーツフムス 〜 サンドウィッチ編

インパクト大な本日のお昼ご飯。
自家製ビーツの彩りも鮮やかな全粒粉パンのサンドウィッチです。

これで2回目となるビーツの栽培ですが、今回も期待していた程の成長には恵まれませんでした。
これ以上の成長は見込めないと見切っての収穫でしたが、ビーツフムス立派な1回分になりました。

じっくりローストしてひと晩寝かせた自家製ビーツ。
器量や品質はとても自慢出来るビーツではありませんが、甘いビーツフムスが出来ました。





そのビーツフムスをたっぷりと全粒粉パンでサンドした本日のお弁当。
ビーツフムスの上にはアボカドと薄切り玉ねぎ、そしてクミン風味でソテーしたマッシュルーム。
全粒粉パンの表面には、穏やかな燻製香がお気に入りのハリサをたっぷりと。

本来のビーツフムスは、タヒニという生胡麻のペーストを材料にするようです。
ですがそこはお気楽にピーナッツバターであっさり代用。
フードプロセッサーでピーナッツバターを拵えたその延長でビーツフムスに仕上げます。






ややもすると毒々しいと敬遠されるビーツのこの色。
いえ、実際主人がそう言っておりましたので。
ですがじっくりとローストしたビーツはねっとり甘く、まるでさつま芋のような甘さです。

主人もビーツがすっかり気に入ったようで、春にはビーツの大量栽培を試みているようです。

そうね、3月になったらまたビーツの種を撒きましょう。
3度目の何とかを期待して、今度こそ丸々としたビーツが収穫出来るように、ね。





ビーツフムス、とっても簡単ですよ。
世間的にこれが正解なのかどうかは不明ですけどね。
  1. ビーツは前日の夜、夕食の片付けの片手間にローストしてそのまま朝まで放っておきます。

    不器量な自家製ビーツの葉っぱを切り落とし、お野菜ブラシで丁寧に洗いって皮のまま2重にしたアルミホイルでしっかりと包みましょう。
    予熱なしのオーブン 180℃で1時間ローストし、そのままひと晩オーブン庫内に。

    ひと晩おいたローストビーツです。
    アルミホイルにはまるで焼き芋焼いた後のような糖質がかたまっております。
    それでいてビーツ独特の土のような香り。

    皮をむく必要もない程やわらかくなっておりましたので、黒ずんだ部分等きになる箇所の皮だけを包丁で引っかけるようにして除いておきます。

  2. ピーナッツバターの準備をしましょう。

    ピーナッツは塩分が程良くお手頃価格のマックスバリュのプライベートブランド ”トップバリュ“ 製品を愛用しております。
    ひと袋を予熱なしのオーブン 160℃で10分ローストします。

    艶々熱々のピーナッツをフードプロセッサーに移し、後はただ攪拌するだけ。
    少ししっとりしてきたところでてんさい糖 小さじ1/2程度を加え、更に攪拌を続けます。
    やがてしっとりとしたペースト状になってきます。

    適量を残し、後は保存容器に移して冷蔵保存しましょう。

  3. ビーツフムスを仕上げます。

    ピーナツバターを適量残したフードプロセッサーにローストしたビーツを加えます。
    本来はローストしてから皮をむくようなのですが、皮もトロトロになっておりましたので気になる部分を除くに止めて基本皮のまま。

    レモン汁、粗く挽いた黒胡椒、フルールドセルを適量加えます。
    様子を見てピーナッツバターを追加しながら、ペースト状になるまで攪拌して出来上がり。

  4. サンドウィッチを仕上げましょう。

    マッシュルームはさっと洗って水気を丁寧にふき取り、やや厚めに切って冷凍してあります。
    凍ったまま極少量のオリーブオイル・フルールドセル・クミンと合わせ、さっとソテーして冷ましておきます。

    全粒粉パンはトーストし、網の上で冷ましておきます。
    ちょっと焼き過ぎましたが気にしません。
    片方には予め室温に戻してクリーム状に練った無塩タイプの醗酵バター、もう片方にはハリサを満遍なくぬっておきましょう。


  5. バターをぬったパンの上にビーツフムスをたっぷりと。
    くし形に切ったアボカドをその上に並べ、変色防止の為に薄切り玉ねぎを散らします。
    更にマッシュルームを散らしてパンで挟み、形を整えながらぴったりとラップで包みましょう。

    軽い重石をし、パンと具がなじむまでしばらくおきます。

  6. ラップを除いてワックスペーパーで包み直します。
    アボカドを並べた方向に気をつけながら、ワックスペーパーごとパンナイフで2等分して出来上がり。

    残ったピーナッツバターとビーツフムス、この色合いを見ているだけでもワクワクします。
    また来週、これが何かに姿を変えるのでしょう。











ビーツは葉っぱも美味しく食べられる優れもの。
ビーツグリーンなんて可愛らしい名前で呼ばれているようですよ。
つい昨日知ったにわか知識ですけどね。

昨日はそのビーツグリーンをパリパリのチップスにしました ⇒ ☆彡
今日は鯖缶と合わせてスープにしてみました。
ゴワゴワとしたビーツの葉っぱがこんなにもやわらかくなるなんて、ちょっと感動です。

あ、上にこんもりと盛りつけてあるのはルッコラですけどね。






鯖缶とビーツグリーン、大豆のスープ。
具沢山のトマト風味です。
サンドウィッチ用に炒めたマッシュルームの後、その油を有効利用して仕上げます。
  1. みじん切りにしたニンニクと玉ねぎをオリーブオイルで炒めましょう。
    しんなりしたところにざく切りトマトを加え、ぴったりと蓋をしてトマトの水気を引き出します。
  2. トマトがやわらかくなって水気が上がってきたら、ざく切りにしたビーツの葉っぱ、ビーツグリーンをたっぷりと加えます。
    水煮大豆、鯖缶の缶汁を加え、必要ならばお水も足してしばらく煮ましょう。
  3. ビーツグリーンが十二分にしんなりしたら、タマリンドペースト・お塩・極少量のオイスターソースとナンプラーで味付けを。
    鯖缶の鯖を加え、ひと煮立ちしたら火を止めます。

    器に盛ってルッコラを散らし、黒胡椒を挽いて出来上がり。











朝食の主食は母が昨日届けてくれた具沢山のおじゃこご飯。
週に2回、こうして創作ご飯を届けてくれる母が楽しそうでちょっと誇りでもあります。

今朝のお魚はしめ鯖。
結局今週はイワシなしでやり過ごしてしまいました。
山盛りの自家製ルッコラの陰には、しめ鯖とアボカド、薄切り玉ねぎ、大好きな組み合わせです。





それにしても今日は良いお天気です。
あら、今日からもう2月?
あら、日曜日は節分?
あら、じゃ、今年はお弁当に恵方巻きはナシなの?

・・・ちょっと残念。
それでも楽しい週末です。

posted by しんさん at 14:26 | Comment(0) | お弁当日記 〜 市販のパンで | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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