いつも通り主人を送り出せたことが、大袈裟に言えば奇跡と言っても良い程の慌ただしさでした。
何かを成し遂げたと実感出来る慌ただしさならば大歓迎、ですがそれも皆無。
早朝4時に起床して一体全体私は何をしていたのかしら・・・そんな虚無な慌ただしい朝。
でもこうして今朝拵えたお料理の画像を見直してみると、あら、私、結構頑張ったようですよ。
緑豆餡の下には、つるりとした食感の豆乳寒天。
そして緑豆餡の上にはもっちもちのカボチャ白玉団子、白玉粉をお豆腐で捏ねた白玉団子です。
豆乳寒天の甘みは蜂蜜、そして緑豆餡はココナッツシュガーで甘みをつけました。
上白糖のそれとは異なる穏やかで円い甘みに、文字通り身も心も和みます。
・・・うんうん、良かった、私、グズでノロまなカメじゃないわ。
今週も頑張れそうです。
先ずは緑豆ぜんざい。
本当はココナッツミルクシロップを添えたかったのですが、時間切れ以上にとてもとても力及ばず。
緑豆ぜんざいは甘さを控えて多めに拵えましたので、また後日にそれは持ち越すことと致しましょう。
- 緑豆は1/2�カップ。
洗ってたっぷりのお水にひと晩浸しておきましょう。
面倒だなんて言わず、 “明日は緑豆ぜんざい” そう逸る気持ちを楽しむが如く。 - ふっくらと吸水した緑豆を軽く洗ってザルに移し、圧力鍋に移しましょう。
緑豆の上3cm程度までお水を注ぎ、5分加圧して圧が自然に抜けるのを待ちます。 - ココナッツシュガー 60gを加え、お好みの状態にまでコトコト弱火で煮詰めましょう。
最後にお塩をひとつまみ加えて味を引き締めます。
ツルン滑らかな豆乳豆腐は甘さをぐっと控えました。
ギリギリかたまっている、そんな感じです
- お水 100tをお鍋に注ぎ、粉寒天 小さじ1/2をふり入れます。
中火で煮立てたら火を弱め、2分ほどコトコト煮立った状態を保ちましょう。 - 予め室温に戻しておいた豆乳 250tを1に注ぎます。
蜂蜜 30gも加え、人肌よりやや熱い程度にまで温めましょう。
濾しながら容器に移し、表面に浮いた泡を丁寧にスプーンですくい取ります。
粗熱がとれたら冷蔵庫に移して冷やしかためましょう。
カボチャ白玉団子へと駒を進めましょう。
- カボチャはワタと種を取り除いて皮を厚めにむきます。
正味70g。
やわらかくなるまで電子レンジで加熱し、ザルに移して自然に水気を切りましょう。
木綿豆腐 55gとビニール袋に合わせ、丁寧につぶし混ぜます。 - 白玉粉を先ずは60g加えてなじませましょう。
カボチャとお豆腐の状態にも寄りますので、ここからは少しずつ様子を見ながら白玉粉を加えていって耳たぶかたさに調節します。
等分してお団子に丸め、中心部に指で窪みを作ります。 - 沸騰したお湯の中にそっと移し、ぐらぐらと煮立たせないように火を弱めます。
ふわりとお団子が浮いてきたら1〜2分待って冷水にとりましょう。
ザルにそっと移して水を切り、ザルの跡がつかないようラップをひろげたバットに移します。
はい、仕上げます。
- スプーンで豆乳寒天をすくって器によそい、緑豆ぜんざいをその上にたっぷりと。
カボチャ白玉団子をそっとのせ、デーツ、クコの実、パンプキンシードを散らしましょう。
こうして見ると、そう地味でもありませんね。
美味しそう、美味しいのです。
先日、実家の母親から質問をされました。
『ねぇねぇ、アボカドってどう食べるの?』
なんでも、アボカドが膝に良いという情報をテレビから得たはよいけれど、はてさてアボカドをどう扱って良いのか皆目見当もつかない、とのこと。
『マグロだと思ってお料理すれば大抵上手くいくよ、漬けとか卵黄を乗せた丼とか、ね』
もちろん母は解せないお顔。
アボカドとしめ鯖筆頭に、自家製ルッコラ、おぼろ昆布、そして母が先日届けてくれた冬野菜の塩漬けを具にボリューム満点な太巻き寿司を。
途中マンションに寄るであろう母にもこの太巻き寿司を食べてもらいましょう。
ランチの話題に、そして今後のアボカド料理のきっかけに。
- 緑豆ぜんざいで圧力鍋を使ったこともあり、今朝は圧力鍋でご飯を炊きました。
ちょっと焦げたのもご愛敬、お気に入りの配合の寿司酢 (☆彡) を混ぜて酢飯にします。
海苔の上に酢飯をひろげ、後方にルッコラをたっぷりと盛りましょう。
その上におぼろ昆布を丁寧にひろげ、しめ鯖・アボカド・変色防止の薄切り玉ねぎ、そして母が拵えた根菜の塩漬けをお行儀良く並べましょう。
くるりと巻いて、しばらく巻きすごと輪ゴムで留めて具と酢飯をなじませます。
お水で湿らせた包丁で潔く切り分けて出来上がり。
慌ただしいのも納得、こうして文字にするとなかなかの達成感です。
今週はデザートつきの豪華(デハナイ) なお弁当でスタートです。
週末からちまちま拵えて参りました作り置き料理の一部です。
今朝は蓮根の煮なますを拵えただけですが、これで今週も楽が出来るというもの。
主人が楽しみにしておりますイワシのお酢煮は今のところお休みです。
ですが、大好きな茎わかめのシーズン到来に私ひとりが盛り上がっております。
- 幼少の頃からの大好物、コリコリとした食感も魅力的な茎わかめの甘酢漬け。
店頭に並ぶのを見るとつい買ってしまいます。
そして日持ちするのもあって、つい作り溜めをしてしまうのが常。
週末に今シーズン初の茎ワカメを見て、3パックも買ってしまった欲張りな人間です。
この魔法のような色の変化、嫌なことの9割は忘れられるくらい好き。
分量や手順は大昔のこの日の日記にて ⇒ ☆彡2011年03月22日
茎わかめの翌日はメカブを見つけ、これまたホクホクと買って帰宅致しました。
主人に呆れられながら、さっと湯掻いて刻んだ後は小分けして冷凍保存。
さ、お味噌汁?すまし汁仕立て?メカブとアボカドと納豆と卵黄の丼?
妄想ばかりが糸を引きます。
- 農協の朝市で主人が必ず欲しがるのが蓮根。
シャキシャキとした食感を活かした煮なますが気に入ったようです。- 蓮根は皮をむいて半月〜イチョウ切りに。
あまり薄すぎると食感が楽しくないので3〜4ミリ厚さに揃え、薄い酢水にさっとくぐらせてザルにとりましょう。
椎茸は薄切り、軸の部分は縦に細く裂いておきましょう。
人参は細切り、蕪は蓮根と同じくらいの厚さのイチョウ切りに。 - お酢 大さじ2
みりん 大さじ2
お酒 大さじ2
てんさい糖 大さじ1
白だし醤油 小さじ1強
お塩 ひとつまみ
以上をお鍋に合わせて煮立て、蓮根と人参を加えて炒りつけます。
蓮根が透き通ってきたら蕪と椎茸を加えてなじませ、しばらく蓋をして火を通します。
保存容器に移し、たっぷりと胡麻をひねって出来上がり。
細切りにした昆布も加えれば良かったかしら。
- 蓮根は皮をむいて半月〜イチョウ切りに。
今朝の主食は、久しぶりのへしこ茶漬け。
本当に久しぶりです。
ちょっとお焦げが出来たご飯の上にさっと炙った鯖のへしこ。
熱々のお出汁をたっぷり注ぎ、さらさらっと召し上がれ。
太巻きで残ったしめ鯖、アボカド、ルッコラを合わせ、、胡麻油とお醤油ほんの数滴で和えるだけ。
美味しいのです、これが。
さ、帰宅した主人が仕事部屋が空くのを待っています。
お待たせしました、いま空きますよ。