夏の間に仕込む “柚子胡椒の素” は冷蔵庫で何年も保存出来るので、これがあるうちは柚子さえ手に入れば柚子胡椒を仕込むのも簡単です。
問題は柚子胡椒を仕込んだ後の柚子の果肉。
柚子胡椒に使用するのは、極薄く削いだ柚子の表皮のみですからね。
ジャムにしたり蜂蜜漬けにしたりして無駄の無いよう毎度知恵をしぼるのですが、使用するお砂糖の量を目の当たりにすると躊躇することも多々。
ですが素敵な利用法にようやく行き当たりましたよ。
だってね、ほら、 “塩レモン” って流行りましたでしょ?
ならば柚子でもできるのでは? とばかりに仕込んだ “塩柚子 ☆彡 (中盤以降に登場します) ”
本日はその塩柚子をマフィンに加えてみました。
レモン風味のグレースのおかげか、はたまた加えた塩柚子のおかげかは定かでありませんが、大変美味しいマフィンが焼き上がりましたよ。
外側はサクッとまるでクッキーのような食感です。
それでいて内側はぎゅっと目の詰まったしっとりとした食感。
しょっぱい訳でもなく確かな塩味にも柑橘系の風味が漂うちょっと自慢のマフィンです。
多量摂取しなければ良いお話、そう納得してベーキングパウダーを再度取り入れることと致しました。
ですが使用量は極控えめに今後も止めます。
程よい塩味の全粒粉塩柚子マフィン。
以下の分量でWILTON製のレギュラーマフィンパン6個分です。
- 卵 2個は室温に戻しておきましょう。
- 無塩タイプの醗酵バター 90gを湯せんにかけて溶かし、保温しておきましょう。
- 全粒粉薄力粉 90g (実際には86gしかありませんでしたのでスキムミルク 4gで増量) ・ ベーキングパウダー 小さじ1/4 (1g) をビニール袋に合わせてふり混ぜておきます。
- マフィン型に溶かしバターを丁寧にぬり、全体に極薄く薄力粉をふっておきます。
- タイミングを見計らい、オーブンを200℃に予熱しておきましょう。
- 室温に戻した卵 2個を溶きほぐし、人肌程度の湯せんにかけながら泡立てます。
グラニュー糖 50gを数回に分けて加え、その都度しっかりと泡立てて空気を含ませましょう。
合わせておいた粉類を一気に加え、スパチュラで底からすくうようにしながら合わせます。 - 保温しておいた溶かしバターに塩柚子 20gを加えてよく混ぜます。
※塩柚子については以前の日記をご参照 ☆彡 ( 主食のパンの後に登場します)
1の生地を極少量すくい入れてよくなじませてから、1の生地に戻し入れましょう。
粉類と同じく底からスパチュラですくうようにしながら合わせます。 - 用意したマフィン型に生地を流し入れ、底を数回打ちつけて空気抜きをします。
200℃に予熱したオーブンに素早く移し、設定温度を170℃にして焼くこと20〜25分。
焼き上がったら熱いうちに型から出し、網の上で冷まします。 - 冷めたらレモン風味のグレーズで仕上げます。
アーモンドは予熱なしのオーブン160℃で10分ローストし、粗く刻んでおきます。
粉砂糖 25g・レモン汁 小さじ1を合わせてよく混ぜ合わせます。
様子を見ながら極々少量ずつレモン汁を加え、その都度混ぜながらとろりとした状態になるよう調節しましょう。
3が冷めたところで細く糸状に垂らし、即座にアーモンドを散らします。
彩りが可愛らしいので、クコの実とパンプキンシードも一緒に散らしましょうか。
グレーズが完全に乾けば出来上がり。
通常の分量よりお砂糖の量は控えめですが、そこに物足りなさは全く感じませんよ。
週末に食材を買い込み、週末に向けて食材を片付ける。
そんなルーティンが成り立っているので、金曜日の朝は特に食材が貧相です。
さぁて困った、何をお菜にしようかしら、悩んだところで無いものは無い。
畑で収穫した不格好な蕪を手に、苦し紛れのお菜がどうにかこうにか出来上がりました。
蕪とマイタケを出来合いの豆乳クリームと合わせてオーブン焼きに。
- 容器に薄くオリーブオイルをぬっておきます。
蕪をいちょう切りにして敷き詰め、上にほぐしたマイタケをたっぷりと散らしましょう。 - みじん切りにしたニンニクと玉ねぎをオリーブオイルで炒め合わせます。
しんなりしたら極少量の小麦粉も加えてしっかりと炒めます。
豆乳と茹で鶏の茹で汁を加え、とろりとしたらお好みのシーズニングで味付けを。 - 1の容器に注ぎ、180℃のオーブンで20分焼きます。
残り数分のところで、ほぐした茹で鶏と人参グラッセを加えて仕上げます。
朝食の主食は、実家の母親が拵えた混ぜご飯。
今日はマグロの角煮を混ぜ込んでありました。
週に2回、3姉妹が持ち寄りで集うランチが年末年始を経て再開したようです。
もうネタがないとボヤく母、悪戦苦闘する姿が容易に想像出来ます。
混ぜご飯と一緒に詰めてくれるお菜は懐かしい母の味付けです。
ベランダでは甘いシロップを十二分に煮含めた八朔の皮が冷風に吹かれています。
そう、畑仲間の某氏に先日頂いた正真正銘無農薬の八朔。
柚子胡椒と言い、私はよほど果肉より皮に魅力を感じる性分のようです。
グラニュー糖をまぶした八朔ピールに仕上げるまであと僅か、明日には完成するといったところ。
今日のマフィンは、そのピールを煮詰めた後の空になったお鍋で卵を泡立てました。
シロップは殆ど八朔の皮にからめて残っていなかったのですが、数日かけてシロップを煮含めたそのお鍋が何故かお名残惜しくて、ね。
今週のお魚はキンキ、また高価なお魚を選んだものです。
私が感じるプレッシャーに主人は気付いていてくれるのかしら。
金曜日のお魚、今週は何か楽しみでもありますけどね、もちろん。
あけましておめでとうございます。遅すぎるご挨拶となってしまいました。
相変らずオシャレでアイディア満載のお料理を楽しんでいらっしゃいますね。
柚子は捨てるところのない食材。毎年丸ごと楽しんでおります。
皮以外の果肉で仕込む塩柚子は良いアイデアですね!お砂糖を使わないのが魅力的ですね。
私はお砂糖を加え加熱し、めんつゆと合わせポン酢にしています。
ペクチン効果でトロミがつくので素材に絡みやすいのです。
そのままヨーグルトに乗せても美味しいです。
梅の収穫時期には梅ペーストを使った梅ポン酢を作っております。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
年賀状の抽選も終わったというのにこのご挨拶、
でもそうは言ってももう一言。
こちらこそ今年もどうぞよろしくお願いします。
とご挨拶もそこそこではありますが、
おおぅっ!その手がありましたか!
思わずポンと手の平を合わせる私をご想像下さい。
ポン酢、なんて素敵なアイデアでしょう。
確かに、ペクチン効果は絶大でしょうね。
今年いちばんの目から鱗、灯台下暗しは朋子さんから頂戴致しました。
今年も色々なアイデア、ご伝授下さいね。
お互い、柚子効果でインフルエンザもがっつり予防致しましょう。