2019年01月17日

鏡餅おかき 〜 ザクザク揚げ餅のきな粉風味

お正月に飾る鏡餅は毎年年末に実家の母親が持たせてくれます。
もちろん本格的なものではなく、いわゆる上下一体型とか充填タイプとか言われる現代的な鏡餅。
ではありますが、やはり飾った後の鏡開きや左義長等の行事は楽しいものです。

左義長で焼いた鏡餅をぜんざいで頂いた後、残りの鏡餅をザルにひろげて冷風に晒しておきました。
ひびが入った鏡餅を細かく砕いてからりと揚げれば、はい、鏡餅おかきの出来上がり。
程よく塩味を効かせた和三盆ときな粉、ほの甘い風味にガリガリボリボリと手が止まりません。

全体にしっかりひびが入るまで干した鏡餅は、油で揚げても油はねの心配なし。
揚げ物が苦手な私にとっては願ったり叶ったりの一品です。

揚げた鏡餅は網にとるより断然新聞紙の上に。
何故かしらね、新聞紙で油を切るとやけに美味しそうに見えるのは。

きな粉風味の鏡餅おかき、こんな素朴な味が大好きです。
今日はこの鏡餅おかきがお弁当の主食ですよ。






とっても簡単。
  1. 充填タイプの鏡餅をプラスチック容器から出し、適当な厚さに切って数日間干します。
    全体にひびが入って、簡単に手で割れるくらいまで。
    この状態で冷蔵庫で保存しておけば、さっと揚げておかきやお粥のトッピングに重宝します。

  2. 太白胡麻油をお鍋に注ぎ、うんと低温でじっくり揚げて新聞紙にとります。

  3. きな粉・和三盆・お塩をビニール袋に合わせ、よくふり混ぜておきましょう。
    しっかりと油をきった揚げ餅が熱いうちにここに加え、全体にたっぷりまぶしてひろげたオーブンシートの上で冷まします。
    ビニール袋に入れたままだと、蒸気でベシャっとしてしまうので先ずは取り出して冷まします。

  4. 3が完全に冷めたら、もう一度ビニール袋に戻してきな粉をたっぷりまぶします。
    きな粉と和三盆、そしてお塩、穏やかなおやつ兼お昼の主食の出来上がり。











何かと便利なジャーサラダ。
今日もお弁当のお菜は245tのメイソンジャーを使ったジャーサラダです。






  • 容器の底にはアボカドのディップ。
    アボカド・みじん切り玉ねぎ・塩漬けにした蕪の葉っぱ、そして極少量のレモン汁を合わせて混ぜただけ。

    蕪の収穫時期の今、たわわな葉っぱをつい邪険にしてしまいがちです。
    容器の大きさに合わせて切った蕪を多めのお塩とビニール袋に入れ、袋内の空気をしっかり抜いて保存容器に入れて冷蔵庫で保存します。
    収穫したその都度ビニール袋にお塩と合わせ、保存容器に追加していくので手間要らず。
    細かく刻み、調味料として使います。

    アボカドディップの上にはささ身の茹で鶏をほぐして散らします。
    残った茹で鶏をざく切りにしたルッコラと合わせ、オリーブオイルをちろりと回しかけてジャーにたっぷり詰めれば、はい、本日のお菜 ジャーサラダの出来上がり。
    作り置きの人参グラッセを彩りに。






この時期、蕪と同じく収穫時期を迎えるケール。
・・・と言うより、丈夫なケールはいつでも収穫可能ですけどね。
何も収穫出来ないと寂しいので、冬野菜全滅に備えてこの時期収穫出来るように育てているだけ。

そんな丈夫なケール、水洗いしていても水を弾く厚い葉っぱがケールの持ち味。
サラダにはゴワゴワしてあまり向いているとは思いません。
ですがそんなケールの特徴を活かしてくれるのが、オーブン任せのケールチップス。

・・・見た目は決して華やかなものではありませんけどね。
でもその食感は正にスナック、サクサクでポテトチップスのよう。





  • 綺麗に洗ったケールの水気をしっかりと拭き取ってボールに移し、レモン汁・オリーブオイル・お好みのシーズニング (お塩でもコンソメパウダーでも) をふりかけます。

    今日はトレーダージョーズの “エブリシング バット ザ ベーグル セサミ シーズニング ブレンド” を使いましょうか。
    しんなりするまでしっかり揉み込んだら、オーブンシートを敷いた天板にひろげます。

    130℃のオーブンで35分強、時々重なった部分をほぐしてあげながら焼くだけ。
    サクサクに乾いたら出来上がりです。






お弁当の顔ぶれとしてはとてもユニークな面々。
ケールチップスは主人の目には “海苔” と映ったようです。











朝食だけは今日もスマホのポートレート効果画像で。
この程よくボヤっとした、それでいてキリっとした色彩が私好みなのです。

鶏ささみの茹で鶏、その茹で汁を使った炊き粥は主人の大好物。
これと鰯のお酢煮があれば、主人は終始無言で朝食に集中します。
お粥の上に散らしたあおさ、このあおさの色がとても美味しそうに映るスマホの画像がお気に入り。





朝食を食べている間、テレビではNHKの朝のニュースが流れています。
今朝はちらりと “ロウバイ” の花が話題になっていました。

冬枯れのこの時期、はっと目を惹くロウバイは大好きなお花。
テレビに耳を傾ける私に、隣で主人がいかに朝食が美味しいかを熱く語ってくれました。
主人が満足気にまた食事に集中する頃には、ロウバイの話題は別の特集に移っておりました。
私が聞きたい話題を見事なまでに中断する主人、これが主人の特技でもあります。

posted by しんさん at 15:23 | Comment(0) | お餅を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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