家からのんびり歩いても5分足らずの吉野神社。
お正月の鏡餅や橙、そして忘れてならない火ばさみを手に今年も主人と出掛けました。
きっちり組まれた櫓 (左義長の場合はヤマというのかしら) を前に、ほやーっとそれを見上げる主人。 左義長の指揮を執る氏子総代の皆さま。
その中のおひとりが畑仲間であることがつい先日判明しました。
櫓の周囲で忙しそうに指示をするその男性は、確かに畑では作業着を着こなす顔なじみのあの方。
きっちりと整った畑からも見て取れるように、彼が指揮を執る今年の櫓は例年とは比べ物にならないほどピシッと整っておりました。
櫓に火が回ると、予め仕込んでおいた竹を引いて恵方に向かって櫓を引き倒します。 例年は見られなかったこのお引き倒し。
氏子総代さんが折角の伝統を皆に伝える為、今年は取り入れてみたそうです。
残った炭は縁起物。
屋根の上に上げておくと魔除けとなり、火災からお家を守ってくれるのだそうです。
もちろん頂いて参りました。
主人と私、それぞれの実家の分も忘れずに、ね。
残りのひとつは、現在少々痴ほうが進んで私のことも曖昧な、だけど大好きな伯母宅に。 もちろん焼いたお餅を持ち帰り、お楽しみのぜんざいも抜かりなく。
派手に焦げたちょっとかための鏡餅。
この時ばかりのご馳走と、2019年ふたりの無病息災を願って頂きました。
そして3連休が明け、いつもより1日少ないお弁当の1週間が始まります。
多めに煮た甘さ控えめの小豆は、本日のデザートと相成りました。 もっちもちの抹茶白玉を主役に、有り合わせの簡易版白玉ぜんざいといったところでしょうか。
抹茶の風味が顕著な白玉団子は、お豆腐と豆乳で練った自慢のもっちもち食感。
ぜんざいの小豆餡を筆頭に、程よくローストした胡桃、オーブンで干した簡易版ドライ柿、そして常備してありますドライフルーツ、デーツとドライフィグで抹茶白玉団子の周囲をかためました。 簡易版とは言いながら上々の出来です。
お豆腐効果なのか豆乳効果なのか、時間が経ってももっちもちの白玉団子は本当に簡単です。
以下の分量で6〜8個の白玉団子が出来ますよ。
- 白玉粉は50g。
ビニール袋に適量の抹茶と合わせてふり混ぜ、木綿豆腐 40gを加えましょう。
お豆腐は水切りせずそのまま加えています。
お豆腐を崩しながら揉み混ぜましょう。 - お豆腐と白玉粉がそぼろ状になじんだところで、豆乳を少しずつ加えてなじませます。
大さじ2弱を加えてなじませたところで良い感じになりました。
ひとつにまとまったところでビニール袋から出して滑らかになるまで捏ねましょう。
棒状にのばして包丁で6〜8等分し、丸めて中央に少し窪みを作りましょう。 - たっぷりのお湯を沸かし、お団子をそっと鍋肌から熱湯に移します。
ふつふつ微笑む程度の火加減を保ち、お団子が浮いてきたら1分弱待って冷水にとりましょう。
しっかりと水を切り、小豆餡・胡桃・デーツ・ドライフィグ・ドライ柿と合わせて盛り付けます。
胡桃は160℃のオーブンで予約なしで10分ローストしてあります。 残った分は、くっつかないよう間をあけてラップでぴったりと挟み冷凍しておきましょう。
小豆は甘いものだと思っている主人。
いえいえ、あの甘さはお砂糖の甘さですよ。
甘くない小豆料理もちゃんと存在するのよ。
生の小豆を極少量残しておいて、玄米の小豆ご飯を炊いてみました。
小豆だけでは物足りないと、、ひじきや干しシイタケ、生姜をたっぷり炊き込んだ具沢山玄米ご飯を本日のお弁当の主食と致しました。 塩味をまとった小豆も美味しいものでしょ?
- 玄米はざっと洗い、たっぷりのお水に1日浸しておきます。
気温の低い今は室温に1日おくのがお気に入り。
ザルにあけて水を切り、ストウブに移します。
20分ほど水に浸して戻したひじきも、水を切って加えましょう。
戻した干しシイタケは細切りに、生姜は千切りにして加えます。
塩漬けにしておいた大根葉を刻んで加え、これを調味料代わりにします。
干しシイタケの戻し汁を足して玄米の1.5倍強にし、お酒を少量足して加えます。 - 小豆はさっと洗い、たっぷりのお水と合わせて強火にかけましょう。
煮立ったら3〜4分煮立てて茹でこぼし、1の上に散らしましょう。 ストウブの蓋を少しずらして強火にかけ、煮立ったらぴったりと蓋をし直して弱火に。
弱火で25分炊いてしばらく蒸らせば出来上がり。
茹でこぼした小豆、1日吸水させた玄米、それぞれを少量ずつ残して朝食の小豆玄米粥に。
甘くない小豆、主人も気に入ってくれたようですよ。 数日前、ふとチャンネルを合わせたお料理番組で土井先生と後藤アナが小豆粥を紹介していました。
網でお餅を焼こうと、ふたりで真っ黒に焦がしたのを見て早速その夜の主人との話題にしました。
この二人のやり取り、楽しそうで大好きなのです。
それを見ていたら、私もどうしても小豆粥が拵えたくなったのです。
- 1日お水に浸した玄米に即少量蕎麦の実を足し、小豆の茹で汁にお水を足してコトコト弱火でお粥を炊くだけ。
30分弱玄米を炊いたところで下茹でした小豆を加え、更にコトコト弱火で炊きます。
こんがり焼いたお餅を添えて出来上がり。
そして今日の朝食画像もスマホので。
この程よいボヤけ具合が気に入っております。 今日は畑と自宅を数回往復して慌ただしい日でした。
でもそのおかげで、美味しい焼き芋がいまテーブルの上に。
昨日の畑作業の最後に、もみ殻の中に焼き芋を忍ばせておいたのです。
じっくりもみ殻のなかで焼いたさつま芋は、今までて食べたことのない最高の味です。
畑の真ん中で味見をする焼き芋、これは最高ですよ。
もちろん主人の分もちゃんとあります。
今宵は芋焼酎と焼き芋、そして衣被と参りましょうか。
なかなか主人の体重は減りませんね。