2019年01月11日

生焼け大失敗!だけど憎めない全粒粉食パン 〜 黒豆・渦巻き抹茶ver.

今朝は今年初めてのパンに挑んでみました。
お正月の黒豆を煮汁までたっぷり使った全粒粉100%のパンです。
抹茶が少し残っていることですし、初めてのマーブル模様に挑戦してみようかしら。

そして期待ばかりが膨らみ、2019年最初のパンは悲しい大撃沈。

目を凝らさずとも明らかな生焼け食パンです。
生焼けな上にこれっぽっちも生地は膨らまず、失敗という失敗がが折り重なった全粒粉食パン。

・・・だというのに、不思議に美味しいからパン作りって楽しい。





早朝、そろそろ起きなきゃと温かな布団の中で余韻に浸っている時のこと。
昨晩仕込んでおいたパン生地のことを考えておりました。

『あら?パン生地って、確かイーストとお塩を最初に合わせちゃマズいんだったわよねぇ。
予備発酵の時、黒豆の煮汁を使ったわよね、確か。
黒豆の煮汁、お砂糖も入っているけれどお醤油もしっかり使ってあるわよねぇ・・・』

2019年最初のパンの大失敗を確信した瞬間でした。





ですが負け惜しみでも見栄でもなく、このパンが美味しいの。
もっちりとした生地、むぎゅぎゅっと詰まった肌理、そして表面のガリガリっとした素朴な食感。
どこをとっても私好みのパンです。

途中経過のこの画像の魅力的なこと。
この艶めく黒豆と胡桃の組み合わせ、パン生地はフワフワであるばかりが能じゃないって、ね。

こんな無骨なパンでも。

角度を変えてみて更に無骨さを増したこんなパンでも。

中心部に向かうにつれ、生焼け部分が益々顕著になっていくこんなパンでも。

スライスしてからオーブンで軽く焼き直せば、生焼け問題はあっさり解決ですもの。

さ、見よう見まねの我流やりたい放題のパン作り、2019年もポジティブに参ります。
これっぽっちも膨らまなかったパン生地も、大好きなプンパニッケルみたいだと思えば愛おしさ倍増。

むっちり黒豆全粒粉パン。
言われなければ分からない慎ましやかな抹茶マーブル模様も魅力のひとつです。





パン型をもっておりませんので、野田琺瑯のホワイトシリーズ スクウェアのLサイズを使っております。
生地は前日に用意して冷蔵庫でゆっくり醗酵を促します。
・・・醗酵してもらえませんでしたけどね。
  1. 豆乳 100t
    黒豆の煮汁 80cc
    無塩タイプの醗酵バター 15g

    を合わせ、湯せんにかけて人肌程度に温めます。
    ここにインスタントドライイースト 小さじ1/2弱をふり入れてよく混ぜ、10分ほどおいて予備発酵させましょう。
  2. 全粒粉強力粉 180g
    全粒粉薄力粉 55g
    グラハム粉 15g

    以上をビニール袋に合わせて空気を含ませるように丁寧にふり混ぜます。
    1をここに加えて軽く揉み、何となくなじんだところで麹味噌 10gを加えて揉み混ぜましょう。

    ビニール袋のまま室温に30分ほどおき、上下左右に生地を折りたたんでパンチを施します。
    後はビニール袋内の空気をぬいて口をねじり、端のほうでキュッと結んで保存容器に。
    この状態でひと晩冷蔵庫で醗酵させます。

  3. 今朝はここからスタートです。

    全く醗酵が進んでいない生地をビニール袋から取り出し、軽く捏ね直しましょう。
    包丁でざっくり2つに切り、小さな方に抹茶を加えて捏ねます。
    抹茶の緑が全体にざっくりなじんだところで生地を合わせて軽く捏ねます。

  4. めん棒を使って生地を長方形にのばしましょう。
    煮汁を切った黒豆をたっぷりと散らし、その隙間に粗く砕いた胡桃をおきます。
    黒豆がこぼれないよう手前から生地を巻き、両端と巻き終わりをしっかり摘まんで綴じます。

    生地の端と端を合わせて綴じ、綴じた箇所を下にしてオーブンシートを敷いた琺瑯容器に収めます。
    霧吹きでお水を数回ふりかけてふんわりとラップをし、オーブンの醗酵機能を利用して35℃で50分ほど醗酵させます。

  5. 醗酵が見込めないので焼きます。

    210℃に予熱したオーブンに移し、再度霧吹きでお水を吹きかけます。
    設定温度 190℃で30分・・・では前述の通り生焼けでした。

    はい、しっかり生焼けです。
    もう少し焼き時間を長くした方が良いのは明らかですね。

    生焼け解決法として、予熱をしたオーブン 160℃で20分弱焼き直してみました。
    2019年のパン焼き始めは大失敗、ですが着地は見事な結果オーライということで。
    主人も気に入ってくれたことですし、これはこれで良しと致しましょう。











畑をお引越ししてから、栽培のノウハウをご伝授頂く機会が増えました。
それと同時に野菜の頂き物も。
この季節はキムチを頻繁に仕込みますので、白菜の頂き物は大歓迎です。

週末あたりにまたキムチを仕込むつもりでおりますので、その前にちょっとロール白菜など。
白菜のやわらかな青い部分だけを使い、気軽に鯖缶をフィリングにしたロール白菜です。

圧力鍋を使うので煮込み時間はたった3分。





  1. 白菜は葉の部分だけを使います。
    白い部分はお味噌汁の具に。
    しんなりするまで電子レンジ加熱し、ザルにひろげて粗熱をとっておきましょう。
  2. フィリングは鯖缶、すりおろした蕪、刻んだマイタケ、たっぷりの刻み生姜です。
    ビニール袋に合わせて揉み混ぜ、白菜で巻きましょう。

    フィリングを白菜の上に乗せたら途中まで巻き、片方の端を内側に折り込んで巻き切ります。
    最後にもう片方の端を中に押し込み、巻き終わりを下にして圧力鍋にきっちり並べましょう。
    隙面取りした人参、ざく切りにした玉ねぎで隙間を埋めます。

    合わせ出汁を注ぎ、お酒・オイスターソース・しょっつる醤油・少量のお塩を加えて3分加圧。
    はい、出来上がり。











ロール白菜で使わなかった白菜の芯部分、鯖缶の缶汁をお味噌汁でお片付け。
主人も私もお待ちかねの朝食タイムです。
50歳にもなって朝食が楽しみなんてね、我が家は本当に平和です。

今朝の主食はうどん。
主人は釜たまうどんを期待していたようですが、卵が新鮮ではないのでそれは叶いません。
自家製柚子胡椒を添えたシンプルなうどんも良いものですよ。





今朝も新しいスマホの撮影機能で遊んでみました。
今日はボカしを入れず、通常のカメラモードで。

うーん・・・どうかなぁ。
確かに画像はシャープだけど、私はコンデジの画像の方が好きかなぁ。
山盛りのお味噌汁の上に盛った山盛りのあおさが明確過ぎてちょっと・・・ねぇ。





何でもクリアになればそれで良いというものでもないようです。
間もなく主人が帰宅します。
担当者さんの怪我により年末に叶わなかったお風呂掃除、今賑やかに行われています。
主人、業者さんにあれこれ話しかけて作業の邪魔をしないように、ね。

posted by しんさん at 13:58 | Comment(0) | 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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