2018年12月26日

2018年最後のボトルコーヒーお片付けメニュー 〜 コーヒーパンにコーヒー餡

いよいよ明日が主人の仕事納めと相成りました。
仕事納め当日のお昼は職場の方々全員で外食、これが主人の職場の恒例です。
ですので2018年のお弁当は今日が最終、さ、何を拵えましょう。

最後の最後までボトルコーヒーのお片付けメニューになってしまいました。

2018年最後のボトルコーヒーメニューは、コーヒー風味のおからパンです。
全粒粉にたっぷりとおからを混ぜ込み、コーヒーで練り混ぜたむっちりパンです。
そしてそれだけでは満足できず、コーヒー餡をサンドしてみました。

極々薄い塩味で煮て煮汁ごと冷凍しておいた白花いんげん。
てんさい糖を足して煮直した即席白餡にボトルコーヒーを加えて練り上げたコーヒー餡。
お手軽コーヒー餡ですが、これがなかなかの上出来。

合わせたナッツ類やドライフルーツとも好相性。
器量はあまり自慢出来るものではありませんが、うん、私らしい仕事納めとなりました。

もちろんパン生地は前日に仕込んでおく捏ねない生地。
使用するイーストが極少量なのと、ずっしりとしたおからたっぷりの生地の上に全粒粉。
ですのでいつもの通りパンとしてのふくらみは貧相ですが、お家で焼くパンくらい健康重視でも、ね。

2018年最後のお弁当。
照り焼き用の鰤を買ってきて、今夜は主人が日本酒で労ってくれるそうですよ。
お料理するのは当然私ですけどね。





コーヒー風味の全粒粉おからパン。
生地は前日のうちに捏ねて、冷蔵庫でじっくりひと晩醗酵を促します。
以下の分量でやや多めのふたり分。
  1. ボトルコーヒー 100gは予め湯せんにかけて人肌に温めておきます。

    てんさい糖 10g
    太白胡麻油 15g

    をコーヒーに合わせてよく混ぜ合わせたところで、インスタントドライイースト 小さじ1/4をふり入れて再度よく混ぜ合わせましょう。
    人肌温度を保ちながら10分ほどおきます。
  2. 予備発酵を促す間に粉類の準備を。

    全粒粉強力粉 70g
    グラハム粉 20g
    おから 50g
    お塩 ひとつまみ

    をビニール袋に合わせ、口をしっかり持って丁寧にふり混ぜましょう。

  3. 粉の入ったビニール袋に1を注ぎ、全体がざっくりひとつにまとまるように捏ね混ぜます。
    麹味噌 5gも加えて丁寧に揉み混ぜ、30分ほど袋のまま放置します。
    その後、袋に入れたままの状態で上下左右に生地を折りたたみながら大雑把にパンチします。

    袋内の空気を抜いて口をねじり、端の方で結べば準備は完了。
    保存容器に入れて冷蔵庫でひと晩おきます。






今朝はここからのスタート。
いつもより30分ほど遅い起床でしたが、生地は準備済みですので余裕の朝食。
前々日のワイン会による睡眠不足のせいか、昨晩はぐっすり寝入ってしまいましたからね。
  1. 冷蔵庫で醗酵させた生地は少なくとも30分は室温において復活させてあげましょう。

    軽く捏ね直してから包丁で2等分して丸め直し、両端を折りたたんで棒状にします。
    これを両手で転がしながら均一にのばし、オーブンシートを敷いた天板に並べましょう。
    やわらかな生地ですが、意外とベタつかない扱いやすい生地です。

    時々霧吹きでお水を吹きかけながら、オーブンの醗酵機能を利用して35℃で40分間ほど醗酵させます。

  2. お水でのばした蜂蜜を生地の表面にそっとぬり、刻んだアーモンドを散らして200℃に予熱したオーブンへ。

    設定温度を180℃にして焼くこと18〜20分。
    うーん、おからや全粒粉使用って、ふくらまない良い言い訳かも。

    でも大丈夫です。
    その後の取り繕いでパンにちゃんと見えますから。
    網の上で冷ましておきましょう。






パンを冷ましている間にコーヒー餡を作ります。
とは言い、既に白花いんげんは茹でて冷凍してあります。
市販の白餡のような滑らかさは期待出来ませんが、簡略版コーヒー餡として十分な出来です。
  1. 白花いんげんの茹で方はこんな感じ ⇒ 中盤以降に登場します ☆彡
    ややかための状態で茹でて煮汁ごと冷凍しておけば、餡はもちろん、色々なお料理に使えて重宝します。

    半解凍の状態でお鍋に移し、ぴったりと蓋をして極弱火で弱火でゆっくりと解凍します。
    やがて水気が上がってきますので、十分やわらかくなるまで弱火で煮ましょう。

  2. 箸で軽くほぐすように薄皮を取り除きます。
    無理に薄皮を除く必要はありません、出来る範囲で。
    お豆を崩しながらお砂糖を加えて煮詰めます。
    様子を見ながら少しずつボトルコーヒーを加え、バーミックスで滑らかに攪拌しましょう。
  3. 2を再度弱火にかけて煮詰めます。
    味をみながら必要ならばてんさい糖を追加し、最後にお塩をひとつまみ加えて仕上げましょう。

    熱いうちに絞りだし袋に移して冷まします。
    残った白花いんげんの薄皮でつまらないよう、口金は直径1cmほどの大き目のものを。

  4. 冷めたパンに深く切れ目を入れ、コーヒー餡をたっぷりと絞りだします。

    胡桃は160℃のオーブンで10分ローストして粗く砕き、ドライフィグとデーツは胡桃の大きさに合わせてざっくりと切ってからコーヒー餡の上に散らします。
    その他、クコの実・パンプキンシード・タイ土産のひまわりの種等々を散らして出来上がり。

    2018年も色々なお弁当を作りました。
    来年はボトルコーヒーはボトルコーヒーとして飲みましょうね。











2018年のお弁当の主菜が最後ならば、当然ながらお菜も最後。

今年の後半は小ぶりな245tのメイソンジャーが大活躍しました。
冷蔵庫の余りものをメイソンジャーに詰め込んで、今年の前半とは佇まいの異なるごちゃ混ぜサラダ。
これを今年最後のお菜と致しましょう。







  1. 柚子胡椒で表皮だけを使った柚子。

    その残りをどうするかいつも考えるのですが、今年は種を出来るだけ除いて塩レモンならぬ塩柚子を仕込んでみました。

    表皮をむいた後の柚子をくし型に切りながら丁寧に種を除き、柚子の重量の10%程度のお塩と交互に重ねてお塩で蓋をします。
    数日室温においた後冷蔵庫へ。

    それをペースト状にして冷蔵庫で保存してあります。
    苦味もないし柚子の香りは十二分、応用自在な調味料となりました。

  2. 1の柚子ペースト・アボカド・たっぷりの玉ねぎ・米酢・蜂蜜を合わせてバーミックスで攪拌して瓶の底にたっぷりと詰めましょう。

    その上には水気を切ったひよこ豆の水煮、なまり節そぼろ (☆彡) 、極少量の塩を揉み込んでしんなりさせてから水気を絞った千切り人参、どんどん重ねて出来上がり。






ほんのり柚子風味のアボカドマヨネーズ、これは来年も頻繁に登場しそう。
これで臆することなく自家製の柚子胡椒が仕込めます。










このスタイルの朝食は年内は明日が最後、以降は簡略的にキッチンカウンターで済ますのでしょう。

主人が毎朝工夫をして淹れてくれたお茶も、多分年内は明日が最後。
難易度の高い京都柳桜園のほうじ茶も、高品質を保つ一保堂のほうじ茶も、主人はこの一年を経て双方ほぼ自在に扱えるようになりました。

正に継続は力なり。





  • 神戸土産にと、主人が手に帰宅したカヌレの詰め合わせ。
    カヌレ、大好き。
    今日からはこの可愛らしいカヌレが朝の小さなおやつです。
    あまりの可愛らしさに記念写真を一枚。
    いくつかがひっくり返ってしまっているのに気付いたのは、この後すぐでした。
    ひっくり返った姿もまた可愛らしい。






さ、帰宅した主人が仕事部屋を使いたがっています。
何も言わずにリビングに居てくれますが、内心は穏やかではないハズ。
今空けますからね、仕事部屋。

posted by しんさん at 15:02 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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