そのりんごをたっぷり使って、タルトタタンを焼くのがこの時期の恒例となって数年が経ちました。
今年も2回タルトタタンを焼きました ⇒ ☆彡 ☆彡
2018年のタルトタタンはタルト生地も全粒粉で手作りし、手順もほんの少し変化した進化版。
前回のタルトタタンで焼き納めと思っておりましたが、ここでタルトタタン再び。
ぽってり煮た柿をたっぷり使った柿のタルトタタン。
岐阜というお土地柄、この時期になるとどこの家でも柿余りの傾向大。
なのでこの大量の柿を差し上げることも出来ず、せっせとお料理に使ったりして楽しんでおりました。
でも前々から作ってみたかったのです、柿のタルトタタン。
もしかしたらりんごより好きかも、それくらい気に入ってしまいました。
カラメリゼされた柿ってこんなに美味しくなるのですね。
横に添えた水切りヨーグルトが不要なくらい、柿の甘さにうっとりしてしまいました。
りんごよりお砂糖もバターもやや控えめにし、煮る時間もやや短めに。
以下の分量でWILTON製のレギュラーマフィンパンにぴったり6個分です。
- 全粒粉のタルト生地はりんごver.のものと全く同じです ⇒ ☆彡
時間のある時に生地をまとめておき、冷蔵、もしくは冷凍しておけるのでとっても楽ちん。
柿を煮終わった頃に薄くのばし、瓶の蓋等で丸く抜いて準備しましょう。
使うギリギリまで冷やしておきます。 - 柿は6個使いました。正味930g。
皮をむき、縦に4等分しておきます。
種を取り除くのが理想ですが、そこはお好みで。 - てんさい糖 40g
お水 小さじ2
をお鍋に合わせ、中火でカラメル状に煮詰めます。
ここに無塩タイプの醗酵バター 40gを加えて素早くなじませましょう。
お塩をほんのひとつまみ加えて隠し味に。 - 柿をお鍋に加え、カラメルを全体によくからめます。
てんさい糖 40gを追加し、キッチンペーパーで落し蓋をして弱火で50分ほど煮ます。
柿が焦げないよう、途中で上下を返して水気が十分全体になじむように。
りんごに比べて柿は崩れやすいので、りんご以上に丁寧に、そっとそっと。 - オーブンシートをマフィン型に合わせて大きめにカットし、軽くお水で湿らせながらやわらかく揉んで型に敷き詰めます。
柿が熱いうちに型にぎゅっと敷き詰めて冷ましましょう。 - タルト生地を乗せて軽く押さえ、包丁で小さな切り込みをいくつか入れます。
200℃に予熱したオーブンに移し、設定温度を180℃にして40分。
予熱がとれたら冷蔵庫に移し、ひと晩おいて生地を落ち着かせます。
マフィン型で焼く小さなタルトタタンがすっかり気に入ってしまいました。
オーブンシートごと保存容器に詰めて冷蔵庫に保存すれば、場所も取らず効率的です。
でも、柿ver.の時は水切りヨーグルトはなくても良いかも。
明日からはいよいよ12月のスタート。
お正月料理がちらちらと頭を過ぎる頃合いです。