今まで楽をして冷凍パイシートを使うのが常でしたが、今年は全粒粉を使った手作りタルト生地で。
素朴な全粒粉生地の評判は主人には今一歩、ですが私は気に入ったので今後はこれで。
先週末、今シーズン二度目のタルトタタンを焼きましたよ。
おそらく今年のタルトタタン焼き納め、最後のタルトタタンでしょう。
今回はマフィン型を使った小さなタルトタタン、おひとりさまタルトタタンです。 金曜日、マンションは浄化槽清掃の為に1日断水とのこと。
ならばと久しぶりに美容院の予約を致しました。
長いお付き合いの美容師 たまチャン、髪のお手入れをしてもらいながらのつまみ食いはいつものこと。
どうも最近体調が芳しくなく痩せっぽっちなたまチャンに、りんごたっぷりのタルトタタン。
ランチ代わりに一緒につまもうと、持ち運びしやすいマフィン型で焼いてみましたよ。
今回もたっぷり6個分の名月りんごを使って焼きました。
いつもより濃い色になるまでしっかりとカラメリゼしてからりんごを煮たのですが、理想のタルトタタンにはまだまだな色合い。
いつになったら到達するのやら、憧れのしっかりカラメリゼされた琥珀のようなタルトタタン。
- 基本的な材料・手順は前回と同じ ⇒ 2018年11月08日
てんさい糖 60gとお水 大さじ1を合わせたら、今回は濃いめに色付くまでじっと耐えから醗酵バターを合わせてみました。 りんごをからめたらてんさい糖 60gを追加し、オーブンシートで落し蓋をして弱火で煮ます。
縦に整列したりんごの愛らしさ。
40分ほどしたら上下を返し、全体がムラなく色付くようにしましょう。 今回はいつもより10分弱長く弱火で煮ました。
今までのなかでいちばんの出来じゃないかしら。
- タルト生地は既に準備して冷蔵庫に冷やしておきました。
フードプロセッサーを使うので、何かの片手間に仕込んでおける手軽さが何より。 ラップで挟んでめん棒で薄くのばし、マフィン型に合った瓶の蓋で抜いて冷やしておきます。
オーブンシートをお水で湿らせてマフィン型に敷き込み、りんごをしっかり押し込みましょう。 りんごが冷えたらタルト生地で蓋をし、包丁で切り込みを入れながらりんごと密着させましょう。
いつもは200℃で30分ですが、サイズがサイズなので今回は180℃で40分。
派手にカラメルが流れ出ましたが、それも想定の範囲内。
冷めたら冷蔵庫でひと晩寝かせて出来上がりです。 タルトタタン 2018の焼き納めです。 ひと箱あったりんごもこれで残り2個。
ちょっと寂しさを感じておりましたところ、主人が今度は柿を抱えて帰宅しました。
今年の夏お世話になった葡萄園、今は柿の出荷時期だそうです。
樹齢100年の柿の木を誇るこちらで、主人が柿を30個ほど買って帰宅しました。
『ちょうど仕事であっちの方に寄ったんだ、どぅみぃ (私のことです)を驚かそうと思って、ね。』
はい、お望み通りびっくりしてちょっとだけ呆れました。
今、野菜室もワインセラーも柿が占領しております。
タルトタタン 2018、今年の名月も筋肉質で甘い良いりんごでした。
お久しぶりです。相変わらずオシャレな食生活をおくっていらっしゃいますね。
タルトタタン、素晴らしい出来栄えです!全粒粉の台、美味しそうです。素朴で力強いですよね。
30個の柿、どのように召し上がるのでしょうか?
私は今シーズン、人参と柿のポタージュを何度か作成しました。
柿は種の周囲のゼラチン質の部分、ヘタ付近のあまり美味しくない部分をその都度加熱して貯め続けました。
人工的に渋抜きした柿は加熱すると渋戻りするのですが、木で熟し自然に渋が抜けた柿は加熱しても渋戻りしないようです。
ポタージュはシナモン、チャイマサラのスパイシーバージョンとココナツミルクバージョンを作りました。
どちらも甘くて大変美味しかったです。
これからも、しんさんのアイディア満載のオシャレなお料理を楽しみに拝見していきますね。
本当にお久しぶりです。
随分と寒くなってきましたね。
今回のコメントでは、前々から認識してはおりましたが特に朋子さんの食材愛を再確認した気分です。
好きです、その拘り。
本当に好き、そして尊敬致します。
柿はスパイスを多用して柿ジャムを作るのが常なのですが、
今年はふと柿のタルトタタンなど挑んでみたいと思っております。
もちろん全粒粉で。
全粒粉もなかなかどうして面白い食材ですよね。
お料理上手なご年配者、外国のお料理好きな方々、
私の知らないお料理をなさる方々のお話を聞くのが好きなのですが、
朋子さんのお話も是非聞いてみたいものです。
ココナッツと柿の組み合わせ、私も大好きです。
朋子さんの食材愛に満ちたコメントをまた楽しみに冬の食材に挑みますね。