ここだけのお話、正直申し上げると最初は貧相でナンジャコリャな実でした。
日本酒のお供にと、逸る気持ちをおさえ殻ごと茹でた初回の落花生には文字通り言葉を失いました。
ちょっと収穫時期を誤ったのね。
秋も深まり、最近は随分と落花生の実も詰まってきましたよ。
パツンっと詰まった落花生は実を取り出すのにもひと苦労。
でもその甲斐あって、飛び切り美味しい落花生ご飯が炊き上がりましたよ。 落花生に胡桃、マイタケ、千切り生姜を炊き込んだ風味満点栄養満点の炊き込みご飯です。
十六雑穀も混ぜ込んであるので地味な色合いではありますが、それも豊富な栄養が故。
殻いっぱいに成長した落花生がホクホクして美味しいこと。 先週は玄米で炊いた落花生ご飯 (☆彡)
今回ほど落花生の実が成長していなかったので、里芋も一緒に炊き込みました。
が、やはり落花生のホッコリ感を楽しむなら断然こちら。
程よい塩味が落花生の甘みを引き立てます。
16cmのストウブは1合分のご飯を炊くのにぴったりなサイズです。
- 落花生は殻ごと綺麗に洗い、殻を割って実を取り出します。
パツパツに詰まった落花生、取り出し難いけれどそこが愛おしくもあります。 - 我が家では、お米 1合に対してスプーン 2杯程度の十六雑穀を混ぜて炊きます。
水加減はいつもと同じ。
大さじ1程度のお酒、お塩 小さじ1/4程度、白だし醤油 極々少量を加えてざっと混ぜます。
落花生の実、ほぐしたマイタケ、粗く砕いた胡桃、千切り生姜を上に散らし、蓋をほんの少しずらして強火にかけましょう。 全体が十分に煮立ったら蓋をしっかりし直して弱火で10分。
最後に強火にして数秒数えて火を止め蒸らします。
この時期だけのお楽しみ、殻付きの落花生で炊く贅沢な落花生ご飯の炊き上がりです。 蒸らし終わったら全体をざっくりと混ぜ、お茶碗に盛って白胡麻をひねります。 秋は炊き込みご飯にしたくなる食材が目白押し。
期間限定ですもの、しばらくは主人のお腹周りも大目に見てあげないと。
・・・その後しっかり食事の管理は致しますからね。
母、その妹と3人で長年続けてきた畑作業。
叔母の体調不良により母とふたりで続けてきた畑作業に主人が加わり、ホンダのピアンタまで買ってもらってそこそこの収穫を楽しんでおりました。
が、実は先日畑の引っ越しを十割がた終えたところです。
実家からも自宅からもぐっと近づいた新しい畑は、母親のボーイフレンドの頼もしい指導もついた条件としては最高の場所。
今、少しずつ旧畑のお片付けを進めているところですが、肌寒くなった今、ピーマンが最後の力を振り絞るかのように実を付けています。
先週に比べれば随分成長は小ぶりに止まっておりますが、それでも立派なピーマンを収穫しました。
ヘタだけを丁寧に取り除き、全体を突いてお出汁と一緒に圧力鍋で一分加圧。
今シーズン親の仇のようによく拵えたピーマンのお浸しもそろそろ食べ納めかしら。
大根が美味しく安くなった今、今週は大根と人参のきんぴらを作り置き料理の一品に拵えました。
宅配野菜の中にあった三重なばなは、胡桃と胡麻をすりおろした和え物に。 肌寒い旧畑で、ピーマンの隣でミニトマトが真っ赤に色付いていましたよ。
寒いなか色付いたミニトマトは果物のように甘く熟しておりました。
刀のように大きく成長してしまったオクラの片隅には、まだ食べられるサイズのオクラも実っていましたよ。
収穫したての自家製オクラは下処理しても産毛がびっしり。 ・・・畑のお引越しは秋にするものではありませんね。
ノスタルジックな感情に襲われます。
ノスタルジックな感情を食欲で慰めながら、今朝もがっつり朝食を。
今週は残念ながらイワシが手に入りませんでした。
イワシのお酢煮はお休みですが、冷凍してあるイワシのお酢煮やしめ鯖を片付けるのに良いチャンス。 旧畑から引っ越ししたルバーブは越冬出来るかしら。
瀕死状態のオリーブも何とか持ちこたえて欲しいのだけど。
間もなく主人の帰宅時間。
お天気も良いことですし、ちょっと新しい畑を覗きに行きましょうか。