あまり具が挟めないからと、サンドウィッチとしてはやや敬遠しておりました丸パンを使ってみました。
思いの外たくさん挟めるものですね、丸パンって。
毒々しい程の赤色が特徴的なビーツは、定期購入しております宅配野菜の中に入っていたもの。
一瞬 “生姜” とも見紛うその小さなビーツ。
実は、以前ビーツの栽培に自らも挑戦したことがあります。
期待するほどの大きさに育たなかったので以降は栽培を断念したのですが・・・
なんだ、これなら今シーズンの栽培に再挑戦しようかしら、そんな気にさせてくれる貧相なビーツ。
シンプルな酢漬けにしてサンドウィッチに挟んでみました。
しっとりしたなまり節はツナ缶そのもの、なまり節ってアレンジ自在でなかなか面白い食材です。
先程、主人が追加注文したなまり節がまたひと箱届きましたよ。
まだまだ我が家のなまり節ブームは続きそう。
フィリング賑やかな丸パンの具沢山サンドウィッチ。
基本的な具は保存食ばかりなので簡単ですよ。
ビーツはシンプルなピクルスにします。
意外とその味が特徴的なデーツ、お砂糖やスパイスを使わずとも立派なピクルスに仕上がります。
- 小さな小さなビーツ、ピンポン玉以下の小ぶりなビーツが3つ。
綺麗に洗い、皮つきのまま圧力鍋で3分ほど蒸します。 - その間にピクルス液の準備をしましょう。
米酢とお水 各100t
お塩 ひとつまみ
・・・これだけです。
保存容器に合わせてよく混ぜ合わせます。 - 蒸し上がったビーツの皮をむきましょう。
意外とピーラーでむけますよ。
縦に2〜4等分し、2に漬け込めば作業完了。
冷蔵庫で味がなじむまでおけば出来上がり。
3日おいたビーツがこれ。
佇まいにも随分迫力が増してきました。
なまり節はオリーブオイルに漬け込んでツナ風に。
- 薄切りニンニク・フレッシュローズマリー・鷹の爪・ホールの黒胡椒・乾燥ラベンダー・クローブを合わせ、ひたひたにオリーブオイルを注ぎます。
焦がさないよう弱火でじっくりと香りをオリーブオイルに移しましょう。
火を止め、なまり節が十分浸かる用のオリーブオイルを注いでおきます。 - なまり節は適当な大きさに切って熱湯を回しかけておきます。
ざっくりとほぐしながら1に漬け込みましょう。
はい、これで出来上がり。
冷蔵庫に数日おいてなじませます。
オリーブオイルをドボドボと注ぐのには多少の躊躇も伴いましょう。
ですがそこは長い目で。
なまり節の旨味が存分に流れ出たオリーブオイル、後ほどお塩を足してドレッシングにしても。
これを使ってマヨネーズ、ケークサレ・・・これっぽっちも無駄にはなりませんね。
- トマトは輪切りにしてセミドライに。
110℃のオーブンで1時間以上じっくり乾燥させるだけなので、とてもお手軽。
今年の夏はよくこのセミドライトマトを拵えてサンドウィッチにしました。
こうしてフィリングの準備は時間のある時に済ませてしまいます。
今朝はこれらを寄せ集めてサンドウィッチを完成させるだけ。
- 丸パンは半分に切って軽くトーストします。
冷めたら無塩タイプの醗酵バター・粒マスタードを満遍なくぬりましょう。 - 先ずは落ち着きのよいセミドライトマトを並べます。
後ほど半分にカットすることを考えて、断面が映えるよう並べるのがまたお楽しみ。
次いで、アボカドの変色防止も兼ねてスライス玉ねぎをたっぷりと。
くし形に切ったアボカドをお行儀良く並べ、この上には糊代わりにマスカルポーネを。 - 薄切りにしたビーツ、なまり節のオリーブオイル漬けを更に重ねてお塩をちろり。
シンプルな味付けなので、品質のよいフルールドセルがお勧め。
パンで挟み、具が飛び出てこないよう慎重に圧をかけながらぴっちりとラップで包みます。
程よい重石をして、パンと具がなじむまでしばらくおきましょう。
ラップを除いてワックスペーパーで包み直します。
よく切れるパンナイフでワックスペーパーごとざっくり2等分して出来上がり。
賑やかな断面に思わずにっこり。
お菜はマイルドな辛みが食べ心地良いサラダを。
最近主人が取り寄せた “ハリサ (この日の日記、真ん中辺りに登場します ☆彡) ” は辛過ぎず、程良いホットなお菜が簡単に。
- 市販の蒸し大豆 (本当はひよこ豆が良かったのですが、時間切れで・・・) 、刻み玉ねぎ、アボカド、自家製ズッキーニのピクルス、ドライフィグ、刻みアーモンド等々ボールに合わせます。
後はハリサとヨーグルトを合わせてお塩を少々、よく和えれば出来上がり。
見た目ほど辛くない、それでいて主人もご機嫌なサラダです。
今朝の主食は鶏粥。
胸肉を下茹でした茹で汁でコトコト炊いた炊き粥は主人のお気に入りです。
我が家の朝食はいつもと変わらぬメンバーが今朝も並びます。
・・・飽きませんねぇ。
さ、もうこんな時間、間もなく2時です。
主人が帰宅しますからね、仕事部屋を譲らないと。