今回の宿泊でオリエンタルホテルも早9回目になるそうです。
訪問回数こそ多いものの、気合の入った観光をしたのはほぼ初回のみ。
それ以降はホテルのクッキング教室に参加したり、お部屋でダラダラ過ごしては夕方になるとディナーに出掛けた後ホテルのバンブーバーで文字通り止めを刺す・・・それが基本スタイル。
ですが今回の旅は違います。
マンダリン オリエンタル バンコクの旅2日目、ホテルのロビーで待ち合わせをして出掛けた先は・・・
屋根も柵もない、そして更には入場料や参拝料なども不要な大らかなガネーシャ。
曇り空とは言え、ピンクのお肌がお空に栄えます。
今回のバンコク旅行でいちばんの大冒険。
ひなサンとそのお友達と合流してのタイ観光が始まりました。
思い出係を自称するひなサンの手際の良さ・気配りに夫婦ふたり全身全霊で甘えます。
お願いを3倍速で叶えてくれるピンクのガネーシャ。
先ずは自分の誕生日の曜日を知ることが満願成就の通り道。
私は火曜日、主人は土曜日、それぞれカラーが決まっております。
ガネーシャの僕である7色のネズミさんの中から自分のカラーを探し、自分の色のネズミさんの片耳を塞いで願い事をネズミさんにささやきます。
主人は紫のネズミさん。
ガネーシャと同じピンク、そして私の好きな色、なんだか3倍速以上で願いが叶いそう。
・・・しまった、月収の税金分を考慮し忘れた!
この観光が決まって以来、お酒を飲みながら話す内容はいつもガネーシャに何をお願いするか。
主人はどうやら綿密な計算のもと割り出した額の月収を紫のネズミさんにお願いしたらしい。
私?
しばしば130超えの主人の血圧降下をピンクのネズミさんにごにょごにょと伝えました。
敷地内にあった長い長いドラゴン。
ひなサンに倣って、スマホのパノラマ機能を初めて使ってみましたよ。
車での移動は快適です。
途中で寄り道をして大きな平ざるをふたつ買いました。
ひとつ50バーツ、しかも作りもがっちりして使いやすそう。
ピンクのガネーシャを後にお昼ご飯の時間です。
向かった先はシーフードレストラン、地元タイ人にも人気のムンアロイというお店。
パタヤのサードロード、パタヤ近くのナクルア、そしてシラチャと3店を構える人気店だそう。
にも拘わらずいっぱいです。
人気店というのも納得。
先ずは皆さまと一緒にシンハービールで乾杯。
この楽しさ、伝わるかしら。
主人を無言にするワタリガニ。
自宅でカニを食べる時は、私が丁寧にほぐしてお料理しますからね。
主人はワタリガニに悪戦苦闘。
イカ、大好き。
小ぶりな牡蠣がびっしり密集したお好み焼き・・・というよりはもんじゃ焼きのような一品。
オースワンって名前だったかしら、これ好き、めっちゃ好き。
手の平から楽々はみ出るサイズです。
これで足がついていたら・・・おぉ怖っ。
でもこれが大味でなく美味しいんです。
ひなサン推奨のキャベツ炒め、人気メニューなんですって。
何を食べても美味しい。
タイにきて、こんなにダイナミックなお料理を頬張ったのは初めてです。
しかも大人数で。
こんなに楽しい観光ならば是非またご一緒したいものです。
日本人だけど、自分で料理した訳じゃぁなんだけど、こうして料理を美味しいって言ってもらえると何だか嬉しいね。
主人にも私にも印象的だったひと言でした。
何故だか私たちも嬉しかった。
お腹もいっぱい。
時間切れで一度は諦めた次の場所が入り江の向こうにうっすら見えています。
こうなると向かわずにはいられません。
でもその前に、猛スピードでひなサンと3人で記念写真。
ひなサンも主人も昨年より随分シュッとしましたね。
猛スピードで着いた先は、パタヤにおいてアジアのサグラダファミリアとよばれる建造物 “サンクチュアリー・オブ・トゥルース” 、日本語で “真実の聖域” 、タイ語で “プラーサ・サタン”。
1981年より着工して以来、現在も工事が続いているという正にアジアのサグラダファミリア。
140cmを越えると大人と見なされ500バーツの入場料。
うん、合理的です。
そこそこ歩いたところでその建物はいきなり現れます。
タイの大富豪が個人財産で造らせた建造物だとか。
この規模の建物を釘を一切使わず、木材のみで造らせるなんて、ロマンティックな大富豪ですこと。
ホームページの先も張っておこう ⇒ http://www.sanctuaryoftruth.com/
ここで夕日を見られたらさぞ素敵でしょうね。
なんてね。
初めてタイで面会したゾウは想像以上に剛毛でした。
サンクチュアリ・オブ・トゥルースを大急ぎで回ることとなった原因は全て私たち。
ディナーの予約時間が迫っていたのがその理由です。
皆さまと再会のお約束をしてお別れし、それっと次へと向かいます。
2日目のディナーは、こちらも人気店のイッサヤ サイアミーズ クラブ (Issaya Siamese Club) 。
2018年度版 アジアのベストレストラン50で39位に輝いたタイ料理のお店です。
丁寧に骨を除いてくれて、至れり尽くせりでフレンドリーなサービスです。
どうしたらこんな美味しく炊けるのかしら。
盗みたい技です。
そしてお待ちかねのデザートはもちろんカオニャオ・マムアン。
鉄人の手掛けるカオニャオ・マムアンはひと味もふた味も違います。
ちなみにマンゴーに履かせてある・・・あの、白いなんて言うのかしら、靴下みたいなの。
これはメレンゲ製です。
サクッとした食感にもち米、ココナッツクリームにフレッシュマンゴー、ほのかな塩味。
カオニャオ・マムアンの定義はしっかりと保ってこの佇まい。
タイの鉄人は相当な技とアイデアの持ち主らしい。
ジャスミンのパンナコッタにジャスミンのアイスクリーム。
鉄人はお塩の効かせ方が抜群です。
ヤードンとかヤードムとかと教えてもらったタイの健康酒のようです。
ウイスキーをベースに香草を漬け込んだ、そうね、タイ版のお屠蘇といったところかしら。
こうして皆様の観光を急がしてまでお邪魔したレストラン、Issayaのディナーは終わりました。
その感想?
主人曰く、どのお料理よりも本がぶっちぎりに高価だった、と。
ひなサンプロデュースの観光に始まったバンコクの2日目はこれにておしまい。
そうだそうだ、ラインの準備をもう一歩進めないと。
観光の写真を肴に次の3連休はお家でタイの思い出話をしましょう。
楽しいお酒になるわ、きっと。
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拙い私のアテンドに、優しいお言葉ありがとうございます。
何はともあれ、大人の遠足。
食べて、喋って、笑って。
とんでもなく楽しい時間でした。
しん様のあの長ーいお願い事が旦那様の体調を気遣うお願い事とは。
欲張り〜!
なんて、茶化してしまって反省。
シャコを咀嚼する旦那様の恍惚の表情。
かしまし娘 ならぬ やかまし姐さん方の、はしゃぎっぷり。
何もかもが宝物の思い出になった1日でした。
ありがとうございました。
第2弾も楽しみにしております。
遠足を思い出し、
ニヤニヤしながら書いています。
楽しかったですねー。
あ、いえいえ。
自分のこともしっかりピンクのネズミさんに伝えましたから。
いつも願い事には念押しすることにしておりますので(笑)
ヒナさんの周り、
姐さん方もS氏も素敵な方ばっかりですね。
また是非お仲間に入れて下さいね。
第2弾も是非!
また新しい思い出を作りましょう。
じゃじゃーんの写真を飾る為、
写真立てを調達して参りました。
他の写真を拝見すべく主人も頑張っております。