今朝は “干し芋” をたっぷり全粒粉生地に混ぜ込んだボリューム満点の食パンです。
シナモンの香りとほんのり効かせたラベンダーの香りがチャームポイント。
冷凍庫の奥から、先シーズンのさつま芋で拵えた干し芋が出てきました。
天日に干した上、更に冷凍保存なんて・・・ね。
抜群の日持ちを誇る冷凍干し芋ではありますが、見つけたからには早々に使ってあげないと。
たっぷり生地に練り込んだ干し芋効果で、やわらかな甘さの美味しい食パンが焼き上がりました。
食パンとは言え、型はもちろん野田琺瑯。
器量の悪さなんて気になりません。
イーストの量を出来るだけ減らし、ゆっくりひと晩かけて醗酵を促すいつもの素朴なパンです。
・・・ですが今朝はちょっと、いえ、大失敗。
ご覧の通り、中心部が生焼けですね。
器量の悪さは良しとしても、生焼けのパンはちょっと頂けません、文字通りね。
生焼けの食パンをトーストして、キャラメリゼしたナッツをたっぷり散らしてみましたよ。
反って美味しそうに仕上がったのではないかしら。
こんなに美味しい干し芋全粒粉パンですもの。
生焼けでもしっかり備忘録しておきますよ。
生地は前日に用意して冷蔵庫に入れておきます。
以下の分量で、野田琺瑯のスクエアシリーズ Lサイズにぴったりひとつ分です。
- 白湯 180g
無塩タイプの醗酵バター 20g
てんさい糖 15g
以上を合わせてよく混ぜ、バターをしっかりと溶かします。
人肌程度の温度に下がっていることを確認し、インスタントドライイースト 小さじ1/4弱を加えてよく混ぜ合わせましょう。
むくむくと醗酵するまで10分ほどおきます。 - 全粒粉強力粉 200g
粗挽きグラハム粉 30g
スキムミルク 20g
お塩 4g
シナモンパウダーと乾燥ラベンダー 各適量
以上をビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるようにふり混ぜましょう。
シナモンパウダーは割と多めに加えても平気ですが、乾燥ラベンダーほんのひとつまみに。
ラベンダーが過ぎると嫌味になりますからね。
1を加えて何となくなじませ、同時に麹味噌 10gも加えます。
麹味噌は、富山の石川種麹屋さんの甘露味噌を愛用しております
生地が何となくひとつにまとまったら、ビニール袋のまま室温に30分おきましょう。
その後、ビニール袋のまま生地を上下左右に折りたたんでパンチします。
ビニール袋内の空気を抜きながら口をねじり、端のほうで結びましょう。
保存容器に入れてひと晩冷蔵庫へ。 - 今朝はここからスタートです。
生地を冷蔵庫から出して室温に30分以上はおきましょう。
打ち粉の上に生地をだして軽くのばし、さいの目に切った干し芋を散らします。
リンゴのジャムがあったのでこれも一緒に。
リンゴのジャムは電子レンジで拵えた簡略版。
皮ごと塩で揉み洗いしたリンゴ (1個) をさいの目に切り、蜂蜜 50g・シュガー付きシナモンスティック 1本を半分に折って合わせ、ラップをしてひと晩冷蔵庫へ。
水気が上がってきたらざっと混ぜ、ふんわりラップで時々全体を混ぜながら計5分ほどのレンジ加熱、これで出来上がりです。
生地を上下左右に折りたたみながら、干し芋とリンゴを生地に練り込みます。
程よく干し芋等がなじんだところで生地をまとめ、包丁で2等分して断面を包み込むように丸めましょう。
オーブンシートを敷いた容器に詰め込み、ラップをして2次醗酵を促します。
オーブンの醗酵機能 40℃で30分ほど。 - 210℃に予熱したオーブンに移し、設定温度を190℃にして焼くこと30分。
・・・では焼き足りませんでしたので、もう少し時間を延長して生焼け部分がないように。
焼き上がったら熱いうちに容器から出して冷ましておきましょう。 - 生焼け食パンに力技。
てんさい糖 大さじ2・白湯 大さじ1弱をお鍋に合わせ、沸々煮立ってとろみがつくまで煮詰めます。
ここに150℃で10分ほどローストして刻んだアーモンド・パンプキンシード・クコの実等を加えてからめましょう。
スライスしてトーストしたパンに散らして出来上がり、めでたしめでたし。
お弁当のお菜には人参サラダ。
酢レーズンと黒イチジク入りでほんのり甘い人参サラダは主人も大好きです。
明日からの3連休、冷蔵庫の中を空っぽにして挑みます。
ですのでその前日の今日は食材不足も甚だしい状態。
どうなることやらと思っておりましたが、朝食もどうにかまとまりました。
しめ鯖と合わせ、玉ねぎをたっぷり添えて胡麻油をちろり。
アボカドの漬け汁を添えれば、主人大喜びしめ鯖の一品。
明日からしばらく、主人が淹れてくれる美味しいほうじ茶はお預けです。
お天気が少々気になる3連休、さ、今から高速でスーツケースをまとめなければ。
使い残したバーツも用意して・・・と、これは主人の担当ですね。
さ、忙しくなりますよ。
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