前日にちょこちょこっと粉とイースト液を合わせ、翌朝成形・醗酵を促し焼き上げる。
自家製酵母も試したことがありますが、気楽に焼けるイースト液仕様が性に合っているようです。
今朝はさつま芋と胡桃をたっぷり使った全粒粉パンを焼いてみましたよ。
しっとりもっちりとした焼き上がりで、自分で気楽に焼くならこれで十二分に満足です。
上に散らしたパンプキンシードの塩気がちょっとしたアクセント。
さつま芋は敢えて必要以上に甘く味付けせず、さつま芋と全粒粉の素朴な味を楽しみます。
豆乳で生地を捏ねるつもりでおりましたが、日持ちする豆乳は生憎今のところ未開封。
生地に少量使う為だけに開封するのも不本意ですものね。
うーんと周りを見回してみたら、ありましたありました、代用に最適なモノが。
毎朝食べるヨーグルトからホエーがにじみ出ておりますもの、これで生地を捏ねました。
いつものように醗酵味噌を使わずとももっちりした焼き上がり、これはホエー効果かしら。
甘過ぎないさつま芋のパンは意外とワインにも合いそうです。
本当に簡単ですよ。
以下の分量でやや小ぶりなさつま芋パン4つ分です。
蜂蜜レモン風味のさつま芋は前日に用意しておきます。
乾燥ラベンダーを極少量加えてみました。
- さつま芋 1本を綺麗に洗い、皮つきのまま輪切りにしてしばらくお水に晒します。
ひたひたのお水・乾燥ラベンダー ほんのひとつまみと一緒に火にかけましょう。 - 煮立ったら火を弱め、
てんさい糖 大さじ1.5
蜂蜜 大さじ1
レモン汁 大さじ1/2
お塩 ひとつまみ
を加えましょう。
キッチンペーパーで落し蓋をし、ことこと10〜15分煮含めます。
そのまま冷まし、煮汁ごと保存容器に移しましょう。
生地の準備も前日に。
インスタントドライイーストを使うので予備発酵の必要もないのですが、ビニール袋で捏ねるにはこの方法が合っている気が致しますので。
- 白湯 35g
無塩タイプの醗酵バター 15g
てんさい糖 10g
以上を合わせ、バターとてんさい糖をしっかりと溶かします。
温度が人肌程度になっているのを確認し (冷めてしまっていたら湯せん等で温めます) 、インスタントドライイースト 小さじ1/4弱を加えてしっかりと混ぜ合わせましょう。
10分ほどおいて予備発酵を促します。 - 全粒粉強力粉 150g
粗挽きグラハム粉 30g
スキムミルク 20g
お塩 小さじ1/2
以上をビニール袋に合わせ、口をしっかり持って空気を含ませるようにふり混ぜます。 - 1のイースト液を粉類に加えてなじませます。
同時にヨーグルトからでたホエー (ヨーグルトからにじみ出てくるあの水気です) をお玉ですくって80g、ビニール袋に加えましょう。
軽く揉んで、何となく生地がまとまったらビニール袋のまま室温に30分ほどおきましょう。
その後、ビニール袋のまま上下左右に生地を折りたたむようにしながらまとめます。
ビニール袋の口をねじり、端の方で結びましょう。
これで前日の準備は終了。
保存容器に入れて冷蔵庫へ。
今朝はここから。
- ひと晩冷蔵庫においた生地は早めに冷蔵庫から出して室温に戻しておきます。
30分ほど室温においたら次の工程へ。 - 胡桃は150℃のオーブンで10分ほどローストして刻みます。
仕上げようのパンプキンシードもここで一緒にローストしておきましょう。
軽く打ち粉をした上に生地をだし、胡桃を散らして左右上下に数回折りたたみながら空気抜きをし、かつ胡桃を生地に練り込みましょう。
生地をまとめ直して包丁で4等分し、断面を包み込むように丸めます。
きつく絞ったぬれ布巾をかぶせ、15分間のベンチタイムを設けます。 - さつま芋はさいの目に切り、煮汁をからめておきます。
打ち粉の上で生地をのばし、包丁で半分に3〜4本の切り込みを入れましょう。
切り込みの入っていない方にさつま芋をのせ、生地で包み込みます。
指先で摘まんでしっかりと生地を綴じれば成形完了、簡単です。 - きつく絞ったぬれ布巾をかぶせ、オーブンの醗酵機能を使って40℃で30分。
醗酵が終了したら水溶き卵黄を表面にぬり、ローストしたパンプキンシードを散らしましょう。 - 220℃に予熱したオーブンに移し、設定温度を180℃にして焼くこと15分。
イーストを少量しか使っておりませんのでイースト臭もそれ程気になりません。
この手順と全粒粉100%でこの焼き上がりならば、私は十分満足です。
まだまだお手軽全粒粉パンのブームは続きそう。
冷蔵庫の中の作り置き料理もそろそろお片付け時を迎えております。
それに加え、諸事情により食材のお片付けも本格的にしなければ。
食材調達を控え、在庫食材だけで今日明日は済ませます。
作り置き料理を有効利用したお座なり揚げ出汁豆腐風のお菜をお弁当に。
- しっかりと水切りした木綿豆腐を食べやすく切り、全体に米粉をまぶしましょう。
中温に熱した太白胡麻油で色よく揚げて油を切りましょう。 - カボチャの薄煮の中に熱々の1を加えます。
はい、これで揚げ出汁豆腐風の出来上がり。
煮汁に漬けっぱなしでおくと衣がふやけてしまいますから、味がなじんだら取り出します。
ふと “じゃが芋” が食べたくなる時があります。
肉じゃがやコロッケでなく “じゃが芋” が。
“じゃが芋” そのものの味が恋しくなる時が。
正に今朝がそうでした。
ですので朝食の主食はじゃが芋ご飯。
余計な味付けをせず、じゃが芋の味をしみじみと楽しみます。
- 十六雑穀を混ぜ込んでお米をいつも通りに吸水させます。
皮をむいて水に晒したさつま芋を散らし、ほんのひとつまみのお塩とお酒を少々。
じゃが芋はやや大きめに切るのがよろしいかと。
いつも通り強火で煮立て、その後ぴったりと蓋をして15分。
最後に強火にして数秒数えたら火を止め、しばらく蒸らせば出来上がり。
パンの艶出しに使った卵の残り。
そぼろにして散らしてみましたが・・・そうね、苦し紛れでお座なりな策でしたね。
今朝のお魚は塩引き鮭。
最近は焼き魚はフライパン、皮もパリッと焼けて気に入っております。
水で湿らせて軽く揉んだオーブンシートをフライパンに敷き、蓋をして中火で焼きます。
高価な塩引き鮭ですが、その味にすっかり魅了された感じの主人。
第2段は更に高価な塩引き鮭を取り寄せるそうです。
さ、主人が帰宅して着替えも済んだようです。
主人の仕事部屋からそろそろ退席しましょうね。