西川流 名古屋をどり。
七一回目となる今年は、新しくなった御園座での公演です。
千秋楽となります昨日月曜日、10日の午前の部に行って参りました。
まるでハメコミのようなユニークな画像です。
スマホでこの画像を撮る方がすごい技。
大おくさまと一緒の写真は識別可能。
お変わりなくお元気でお綺麗で優雅な大おくさま。
事実、前日まではうなされて主人に起される夜も多々ありましたしね。
待ち合わせの時間に遅れたらどうしよう、着物が着られなかったら、髪がまとまらなかったら、帯がほどけちゃったら、何よりこの着物で良いのかしら・・・心配は尽きません。
名古屋駅に着いた途端軽い突発性難聴に襲われるなど、我ながら呆れる程のビビりです。
大らかな大おくさまは、それを聞いてホホと笑っていらっしゃいましたけどね。
新しくなった御園座は客席での飲食が可能になりました。
小ぶりなお弁当を買って、20分間の休憩時間に席で頂きます。
なだ万さんの小さな小さな幕の内弁当、ひざの上に並べるにはこのくらいのサイズがベストかと。
消化するのが勿体ないわ。
ちょっと、一度やってみたかったこの画像。
菊のような地味な糊流しの単衣小紋に真っ白な博多帯。
悩んで悩んで落ち着いたコーディネートですが、こうしてみると・・・うーん、うーん、うーん・・・
実際の色合いは画像よりもう少しまとまりがあったかと。
ですが何はともあれ、急きょ決まった大おくさまと一緒の名古屋をどり鑑賞は無事終わりました。
生憎の雨、いえ、大雨でしたが、これといった問題もなく、迎えにきてくれた主人と和やかに帰宅しました。
緊張感から解放され、お風呂の後に主人と飲んだビールが美味しかったこと。
大おくさまとのお出掛けは緊張します。
ひとりで出かけるのでさえ緊張する上に、大おくさまに失礼のないようと思うと並大抵の緊張感ではありません。
主人は緊張も時には必要だと笑います。
確かにね。
お弁当に何を拵えようか、日常の私の緊張感といったらこれくらいですもの。
さ、明日のお弁当は何にしようかしら。