2018年09月04日

ウラド豆とお豆腐のかりんとうドーナツ

本日のお弁当です。

・・・唐揚げ・・・に見えますよね。
実際、当事者の私が今この画像を見てもそう思いますもの。
しかも相当に味の濃い、粉が所々厚付きの粗悪な唐揚げ、揚げ過ぎた唐揚げ・・・にね。


でも違うのです、これ、唐揚げではありません。
堂々と言うようなものでもありませんが、ドーナッツです。

“ウラド豆” なる豆をご存じでしょうか。
インド料理に多用される小粒で真っ黒な豆です。

主人が一時インド料理に凝った際 (本人曰く今でも凝っているそうですけど) 、しばしばインド料理のレシピを一緒に見ておりました。
その時に見かけた馴染みのない豆、それがウラド豆でした。
豆好きの好奇心がうずいて取り寄せてもらったは良いけれど、これがなかなか手強いヤツでして・・・

いえいえ、豆ですからね、そこはスープやサラダに引く手はあまた。
ですが、時々圧力鍋で加圧してもやわらかくならない猛者が料理の都度数粒は存在するのです。
サラダを食べていてガリッ、スープやカレーを食べていてガリッ。
いつしかウラド豆から興味も薄れ、扱いやすいひよこ豆やムングダルばかりを手にするように。





そんなウラド豆ですが、折角取り寄せてもらったのですもの。
無下にせずそろそろお片付けしようか、そう数ヶ月にいちど自らを奮い立たせること過去数回。

粉砕したウラド豆で素朴なドーナツを揚げ、かりんとうドーナツ風に仕上げてみました。
ちなみに前回のウラド豆料理はこんな感じ ⇒ インド料理のワダを妄想してみました ☆彡

見た目は唐揚げ?おかき?な器量悪しドーナッツです。
ですが、このゴツゴツした感じ嫌いではありません、いえ、むしろ好きかも。
見た目はこんなでも、材料は優等生ばかり。
主な材料はウラド豆とお豆腐、ベーキングパウダーも使っておりません。





・・・それにしても不細工だこと。





  1. ウラド豆は1/2カップ。
    洗ってたっぷりのお水に一晩浸しておきます。

    ザルにあけて20分ほどおいて水を切り、フライパンで乾煎りしましょう。
    中〜弱火で全体がさらっとするまで。
    真っ黒な豆なので焼き色が分からないのが難しいところですが、そこはカンを働かせて。

  2. 炒ったウラド豆を2〜3回に分けてコーヒーミルで粉砕します。

    木綿豆腐 150gを特に水切りもせずそのまま加えましょう。
    卵 1個・ココナッツシュガー 25g・刻んだ自家製の塩レモン (☆彡) 適量を合わせ、バーミックスで滑らかに攪拌します。

    後ほどお砂糖をからめるので、ここで加えるお砂糖は相当抑えてあります。

  3. 太白胡麻油を低温に温め、ウラド豆生地をスプーンですくってそっと落としていきます。
    低温のままじっくりゆっくり揚げ、焼き色がついたら裏返して同じく低温でゆっくり揚げます。
    網にとってしっかりと油を切りましょう。

    ・・・もはや黒はんぺんにしか見えません。
  4. さ、フライパンの油を綺麗にふき取って仕上げです。

    てんさい糖 大さじ1.5、お水 小さじ1/2をフライパンに合わせ、弱〜中火でお砂糖を煮溶かします。
    ふつふつと泡だってきたところに3を加え、素早くからめましょう。
    仕上げにシナモンパウダーをふり、網の上で乾かせば出来上がりです。

    仕上げのお砂糖をもう少し増やしても良かったかしら。
    主人の目からはこれはスコーンだったようです。

    ・・・ドーナツですよ、ウラド豆の。
    栄養と愛情たっぷりのね。










ウラド豆の不思議なドーナッツには、野菜たっぷりのサラダを添えましょう。
在庫食材を手当たり次第のごちゃ混ぜサラダ、我が家の定番です。






  1. 人参と蓮根はそれぞれいちょう切りにし、お塩とお酢を加えた熱湯でさっと茹でます。
    アーモンドは乾煎りして粗く刻みましょう。
  2. ボールにアボカド・みじん切り玉ねぎ・お塩 (ベトナム土産のレモン塩を使いました) ・極少量の赤ワインビネガーを加えて和えます。

    1を加え、レーズン・市販の蒸し雑穀を加えて黒胡椒をたっぷりと挽きましょう。
    丁寧に和えれば出来上がり。











一時は下火になっていた主人の食材調達魂、最近になって再加熱したようです。

先日はお酢の一升瓶を数本取り寄せ、フードストッカーに収まらずこれ見よがしに並んでおります。
近々尾鷲の鰹を使ったなまり節が何パックか届くようですし、シチリアのレモン汁は大瓶が数本届くとか。

食材調達をこよなく愛する主人ですが、最近のお気に入りはこちら。
イワシの丸干しです。






  • カキンっと凍ったイワシの丸干しが発泡スチロール製の冷凍保存箱にぎっしり。
    このイワシが兎に角大きくて、最初はまた主人が要らぬものをとも思いました。

    彼の反省を促す為にも試しに焼いてみたところ、これが本当に美味しい。
    お水で湿らせて軽く揉んだオーブンシートをフライパンに敷き、凍った状態のままイワシを並べて蓋をし、中火でじっくり両面焼きます。

    ふっくらした身、程良い塩気、蓋をしてフライパンで焼くのでお片付けも簡単。











サンマサイズのイワシを今朝は朝食の一品に。
今年の秋は高価なサンマを買わず、このイワシで十分とも主人と話しています。

台風21号の影響で随分と風が強くなってきました。
雨も激しさを増し、横に流れるようにふり始めました。





と、主人の帰宅。
本格的な雨風になる前に帰宅しました。
さ、お部屋を譲りましょう。

posted by しんさん at 13:35 | Comment(0) | エスニックなお料理・カレー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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