出勤する主人と一緒に家を出て眼科に寄ってもらうには、いつもより1時間早く支度しなければいけません。
それもなかなか大変ですが、でもそれも回数限定のこと。
1時間早い慌ただしい朝を楽しめるくらいの深い懐を持ち合わせたいものです。
主人の出勤を見送る朝がこんなにゆったりしたものだと再確認しながら、今朝はスコーンを焼いてみました。
生地は全粒粉100%、ほんの少し粗挽きグラハム粉を混ぜ込んだざっくり色黒スコーンです。
これといって特別な意識があるわけではないのですが、何となくベーキングパウダー無しでもいけるんじゃないかしら・・・そんな気分がずるずるっと続いているだけですけどね。
今回も出来ればベーキングパウダー無しのスコーンをと思ったのですが、それはなかなかハードルが高そうですので、インスタントドライイーストを使ってみました。
カボチャの甘みとドライトマトの甘酸っぱさも好相性で、私好みのスコーンが焼き上がりましたよ。
フードプロセッサーを使った簡単スコーンです。
カボチャは、皮つきのままくし形に切って冷凍保存してあったものを使いました。
以下の分量で全粒粉スコーン4つ分です。
- 全粒粉強力粉 125g
全粒粉薄力粉 30g
粗挽きグラハム粉 25g
以上をビニール袋に合わせ、口をしっかり持ってよくふり混ぜましょう。
フードプロセッサーに移し、冷えたままのバター 50gを加えて小刻みに攪拌します。
全体がさらりとした状態でなじめばOKです。
バターは、無塩タイプの醗酵バターにフレッシュバジルを混ぜ込んだ自家製のバジルバター (☆彡) を使いました。 - インスタントドライイースト 小さじ1/2
てんさい糖 大さじ1
白湯 大さじ1
以上を別ボールに合わせ、しっかりと混ぜ合わせます。
ここに溶き卵 約1/2個分 (35g) ・ お塩 小さじ1/8弱を加えてよく混ぜましょう。
残りの溶き卵は艶出しにとっておきますよ。
1/2量をフードプロセッサーに加えます。
冷凍カボチャも適当にざく切りにして加え、小刻みに攪拌します。
・・・カボチャの分量を量り忘れました! - 残りの卵液を加え、全体がしっとりとした細かなそぼろ状になるよう攪拌しましょう。
ラップの上に移してまとめ、ヨーグルトメーカーで35℃/40分間、醗酵を促します。 - 醗酵終了した生地をラップの上で長方形にのばします。
ドライドトマト (オーブン 110℃で1.5時間乾かしたものです ☆彡) を上に並べ、生地を3つ折りにしましょう。
角度を90℃変えて生地をのばし、再度3つ折りにする・・・を3〜4回繰り返しながら生地を長方形に整えましょう。
包丁で生地を4等分します。 - 表面に残しておいた溶き卵をぬり、190℃に予熱したオーブンへ。
設定温度を180℃にして焼くこと20〜25分。
ベーキングパウダー不使用、インスタントドライイーストver.の全粒粉スコーン。
フカフカのザクザクです。
器量はよろしくありませんが、味のある良い子たちです。
カボチャとドライドトマトの全粒粉スコーン。
生地に混ぜ込んだたっぷりのカボチャの甘みに、ちょっと塩気が欲しいところ。
アンチョビの塩気を効かせたひよこ豆を添えましょうか。
アーモンドの食感も重要なアクセントですよ。
- ひと晩たっぷりのお水に浸して戻したひよこ豆に、少量のお塩・カレーリーフを加えてやわらかめの塩茹でにします。
やわらかくなったひよこ豆をすくって別ボールに移し、フォークでざっくりとつぶしましょう。
アンチョビとそのオリーブオイル・刻んだ玉ねぎとピクルス (自家製ズッキーニのピクルスを使いました) を合わせてよく混ぜます。
乾煎りしたアーモンドを粗く刻み、上に散らせば出来上がり。
スコーンと一緒に召し上がれ。
長らく続いておりました主人のダイエット生活。
朝はお腹いっぱいバランス良く。
炭水化物も程よく摂取し、納豆・みじん切り玉ねぎ・チアシード、そしてヨーグルトと酢レーズンは忘れずに。
お昼は炭水化物と野菜中心のバランス良い食材で腹八分目強。
そして夜だけ炭水化物カット、野菜中心の具沢山蒟蒻麺やおからを主食に軽く済ませます。
・・・と、こんな生活を続けておりましたところ、主人も私もこの生活がすっかり気に入ってしまいました。
今、主人の体重は53キロとちょっと。
こ、これは少な過ぎやしませんか?
ちなみの今朝の朝食、炊き粥も以前に比べて随分お米の量が増えました。
ところがぎっちょん、ギスギスとした感じは皆無です。
それどころか、最近は今までしなかったヘアトリートメントもするようになって、お風呂上りに化粧水つけるようになって、髪も肌も艶々です。
さ、艶々の主人が帰宅しましたよ。
仕事部屋を空けましょうね。