2018年08月23日

人参たっぷり 〜 全粒粉キャロットケーキ

主人のお盆休みが明けて1週間経つというのに、まだお休みモードから抜け切れずにおります。

食材調達のお買物?
うーん、在庫食材でなんとかなるわよね、お片付けにもなるし願ったり叶ったりよ。
ドラッグストアで日用品補充のお買物?
いやいや、その為だけに車を出すのも非効率的だし、今度スーパーに行くついでに済ませましょ。
・・・万事がこんな調子で出不精にますます拍車がかかる一方。

そんな乏しい在庫食材を前に苦し紛れで焼いた人参ケーキ、本日のお弁当です。

日持ちする上に何かと重宝する人参は常備してあります。
野菜室にあった人参2本をすりおろし、全粒粉生地のキャロットケーキを焼いてみましたよ。

お砂糖はココナッツシュガーを控えめに。
物足りなさはレーズンとドライフィグの甘みが補ってくれます。
ふわっと香るスパイスと胡桃の食感も名脇役。

もちろんいつものようにベーキングパウダーは不使用です。
ベーキングパウダーを使わない上に全粒粉 100%、そして人参たっぷりなので鈍いふくらみです。
ですが、表面がクッキーのようにザクッとした私好みの焼き上がり。

表面はざっくり、内側はしっとりの人参ケーキ。
早速主人のいつものセリフがメッセージで送られてきましたよ。
“このケーキ、ワインと一緒に食べたいね”

・・・あら残念、残りは全て冷凍してしまったわ。





以下の分量で、底辺約200×70・H60のやや小ぶりなパウンド型にひとつ分です。

  • 型には予めオーブンシートを敷いておきます。
  • 卵 2個は室温に
  • 胡桃 30gはざっくり刻み、150℃のオーブン (予熱無し) で10分空焼きしておきましょう。
    レーズンと刻んだドライフィグ 合わせて60gと合わせておきます。
  • 人肌程度のお湯を用意し、無塩タイプの醗酵バター 30gを湯せんにかけておきます。
  • タイミングを見てオーブンを190℃に予熱しておきましょう。
  • 人参 2本 (皮をむいて正味200g) はすりおろします。
    フードプロセッサーで柚子ペーストを作った後、洗わずそのまま人参をすりおろしました。
    柚子ペーストの工程がなければ、レモン汁やワインビネガーを少量混ぜておくと良いかも。


  1. 大きめのボールに卵 2個を溶きほぐします。

    ココナッツシュガー 60gを加え、人肌よりややぬるめの程度の湯せんにかけながら全体がもったりとするまで泡立て続けます。
    六分立ての生クリームくらいになったら湯せんを外し、速度を緩めて更に泡立て続けます。

    すくってひらひらとリボン状に落ちるくらいにまでしっかりと泡立てましょう。

  2. すりおろした人参を加え、シナモンパウダーとお塩を適量加えます。
    ナツメグもすりおろし、泡だて器で混ぜましょう。

    ここから少量とって溶かしバターに加えてよく混ぜ、これを戻し入れてよく混ぜます。
    全粒粉薄力粉 120gをふるい入れ、スパチュラでさっくりと混ぜ込みましょう。
    半分程度なじんだあたりで、合わせておいた胡桃・レーズン・ドライフィグを加えます。
    練らないようにさっくりと混ぜ込みます。

  3. 用意した型に生地を流し、底を2〜3回打ちつけて空気抜きをします。
    表面を平らにならして中央を少し窪ませ、予熱したオーブンへ移しましょう。

    設定温度を170℃にしてじっくり焼くこと45分。
    とろけそうな良い香り、醗酵バターは少量でも確実な存在感を醸し出します。

    熱いうちに型から出して網の上に。
    この表面のザクザク感、そう、このザクッとした素朴な食感が好きなんです。

    冷めたらオーブンシートを除いて切り分けましょう。
    今日食べない分は、ひとつずつラップに包んで冷凍保存。

    冷凍保存したものを冷蔵庫に移し、ゆっくりと自然解凍したものが主人は大のお気に入り。
    我が家の冷凍庫はそんなものでいっぱいです。











主食は何とかなったとして・・・さぁ、お菜はどうしましょう。
本当に食材がありませんよ。

・・・にやりと手にしたのは木綿豆腐。
お味噌汁用に常備してあり木綿豆腐、今日のお弁当はこの木綿豆腐でスープと参りましょう。
木綿豆腐にモロヘイヤのお浸しを合わせたほんのりグリーンなスープです。
自家製ドライトマトやドライズッキーニ、そしてザワークラウトも使った具沢山スープですよ。






  • 木綿豆腐をお鍋に崩し入れ、スープストックをひたひたに注ぎましょう。

    アンチョビペースト・マイタケ・薄切り玉ねぎを加え、淡路島土産にもらった粉末状の玉ねぎスープをひと袋加えてひと煮立ち。
    モロヘイヤのお浸しを加えてバーミックスでピュレ状にします。

    ドライミニトマト、ドライズッキーニ、ザワークラウトを加え、タイムの葉先をしごき入れてひと混ぜしましょう。
    器に盛り、玉ねぎスープに付いていたフライドオニオンを散らして出来上がり。











お買物に行かなくても、在庫食材でどうにかなってしまうから余計出不精になります。

主人の帰りが早い今日こそはお買物に行こうと思っていたのですが・・・
ほらほら、また台風接近のニュースが流れていますもの、外出は控えた方が良さそう。

今朝の主食は主人が大好きな “釜たまうどん” ですよ。
お醤油の代わりに、塩漬けにした青紫蘇を使った塩味の釜たまうどん。

京都俵屋さんの福俵は夏の限定カラー。
ちょっとしか入っていないピンク色に今日は当たりました。
なんだか気分が良いのです。





先日の京都旅行で買ってきた柳桜園茶舗の “手炒り焙煎ほうじ茶” 、土曜日だけの限定商品です。
毎朝主人が淹れてくれるこのほうじ茶が繊細で本当に美味しい。
蒸らし時間を多めにしたり茶葉を減らしたりと、日によって主人は淹れ方を少しずつ変えてくれます。

ほんのちょっとした違いがお茶の味を面白い程左右するのが楽しくて、主人のお茶をゆっくり楽しむ為にも朝食には時間をかけたいというのが実情かも。

間もなく主人が帰宅します。
外の天気は・・・雨は降っていなさそう、お買物に行くべきかしら。
それともどうせならもう少し在庫食材生活を楽しむべきかしら。

主人が帰宅しましたよ。

posted by しんさん at 14:06 | Comment(0) | 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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