2016年、今から2年前の5月18日と25日のこと。
私は47歳にして白内障手術をし、両目とも多焦点の人工レンズを装着した身と相成りました。
後ほど行った右目の手術に関しては、正に主人の48回目のお誕生日。
お誕生日を眼科の送迎で終えるという年もそうそうないことでしょう。
そして2年とちょっとが経過した本日、2018年の8月20日。
白内障手術の副産物、後発白内障のレーザー治療を終えて只今パソコンの前に座っております。
炎症抑制のリンデロンA液、治療後4日間は1日4回の点眼をしながら経過を見ます。
さて、後発白内障とは何ぞや。
白内障手術の際、水晶体嚢 (すいしょうたいのう) という袋状のものをくり抜きます。
そしてその水晶体嚢 (すいしょうたいのう) に守られたオリジナルの水晶体を超音波装置で破砕+吸引して人工レンズを取り付けます。
が、しかし水晶体嚢 (すいしょうたいのう)の内側壁面には、水晶体上皮細胞という細胞が僅かながらではありますが残ります。
その残った水晶体上皮細胞が術後間もなく、または数年かけて白濁していき、視力低下につながる。
といったところのようです。
要するに眼内の垢とでも考えておきましょうか・・・え、違う?
治療は極めて軽度で、散瞳検査の後異常がなければそのまま治療にかかります。
YAGレーザー (ヤグレーザー) という装置でレーザーを照射し、人工レンズの奥にある水晶体後嚢を濁った水晶体上皮細胞ごとえいやっと吹き飛ばしてしまうのだとか。
白濁した細胞が溜まる袋ごと吹き飛ばしてしまうので、後発白内障の治療はいちどだけ。
しかもものの数分で終わり、痛みは皆無、ちろちろと光を眺めているだけで終了致します。
今日は右目だけを治療して頂きました。
明日経過を見て頂き、左目はまた来週。
あれだけかすんでいた視界が、只今右目だけすっきりクリアな状態です。
そんな訳で、せっかく主人のお盆休みが終了した最初の月曜日、朝は大わらわ。
出勤前の主人に遠回りをして眼科まで送ってもらうので、主人を送り出してからゆっくりお片付けやお洗濯とは行きませんからね。
お弁当も朝食もちゃちゃっと済ませなくては。
本日のお弁当はイチヂクとチキンのサンドウィッチです。
以前焼いた酒粕酵母の全粒粉パン (☆彡) を冷凍してあったので、解凍して使います。
主人の大好物、市場に出回るのを今や遅しと待っておりましたイチヂクを農協の朝市で調達致しましたので早速お弁当に。
蜂蜜とシナモンをちょっと効かせたサワークリームを全粒粉パンにぬり、軽くワインビネガーを絡めたイチヂクをチキンといっしょにサンドします。
フルールドセルと黒胡椒で味をキリっとまとめるのがポイント。
・・・と思ったのですが、主人から良い感想がなかったので今一歩の出来だったかしら。
小ぶりな玉ねぎ、じゃが芋、大豆、人参、トマトを圧力鍋に合わせ、鶏の茹で汁を注いで簡略版カポナータ風に。
明日、そして来週ある時点の二日間は、後発白内障の治療が優先されるのでこんな簡略版で。
昨日まで老眼鏡をかけても殆ど見えなかったパソコンの文字。
今は右目だけと言えどもかなり鮮明です。
間もなく主人が大きな巨峰を3房持って帰宅するでしょう。
家から近くの葡萄農園を知ってから、今年はほぼ毎週と言って良いくらい様々な品種の葡萄を手に主人は帰宅します。
視界の良くなった右目で巨峰の美しさを主人と共有しましょう。
そうは言っても後発白内障の治療直後です、そろそろパソコンを離れて目を休めましょうね。
2018年08月20日
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