加齢による健康意識の高まりに伴い、いつからだったか主人が導入した玄米。
プツプツとした食感が気に入って、最初はお試しで購入した玄米も早二袋目を迎えております。
確かに時々思うのです、 “もしかしてこの料理、玄米で炊いた方が美味しいのでは?” などと。
ですが忙しい現代、毎食玄米では胃に負担もかかりましょうから週にいちどだけ、実に合理的です。
今朝はちょっと洋風、ベーコンとトマトの炊き込みご飯を玄米ver.で。
いえ、味だけでなく見た目も含めて。
丸っと大胆に丸ごと玄米に炊き込んだトマト、お鍋の蓋を開けた途端ワクワクしますもの。
どうしてもひよこ豆を合わせたかったので。
ですが、玄米はお水に浸しておいたものの、ひよこ豆にそれをするのを忘れてしまって・・・
水で戻さずひよこ豆を調理するには、やはり圧力鍋が無難ですものね。
ただ、そこでささやかな葛藤が生じます。
圧力鍋では途中で具を追加するのに何かと支障が生まれますから。
ズッキーニやオリーブ、マッシュルーム等々追加で加えたい食材は盛り沢山。
やはりここは時短よりストウブでゆっくりと。
時間差で加えたズッキーニの食感、マッシュルームの風味を存分に味わいましょう。
そしてお弁当にはガレット風に。
この食感は玄米ならではのお楽しみです。
- 玄米はそっと洗い、1日たっぷりのお水に浸しておきます。
16cmのストウブには玄米1合がぴったりです。
ザルに移して水を切り、ストウブに移しましょう。
トマトのヘタを取り除き、お尻部分に浅く十文字の切り込みを入れて中央に埋め込みます。
玄米の1.5倍弱のお水を注ぎ、厚切りベーコンを散らしましょう。
このベーコン、パンチェッタだと思って購入いたしましたが、 “生ベーコン” とありました。 - お塩をほんのひとつまみ加えて軽く混ぜ、蓋をほんの少しずらして強火にかけましょう。
蓋をずらさないと吹きこぼれる危険大ですからね。
ストウブは大らかなので、少々蓋がずれていても美味しく仕上げてくれます。
全体が煮立ったらしっかりと蓋をし、極々弱火で25分。
蓋を開けてトマトをざっくりと崩します。
同時に、皮つきでやや大ぶりなさいの目に切ったズッキーニ・縦2等分した黒オリーブ (種を除いた塩漬けです) を散らします。
トマトから出た水気をとばすように、再度蓋を少しずらして中〜弱火で5分ほど。
ベシャっとした感じがなくなったらぴったりと蓋をしてしばらく蒸らします。
頃合いを見て、マッシュルームのオリーブオイル漬けを最後に散らしましょう。
今冷蔵庫にある “マッシュルームのオリーブオイル漬け ” はドライトマト入りver.です。 - 全体をざっくり混ぜて出来上がり。
トマトの水分で少々水っぽくなってしまったら、蓋を少しずらして水気をとばせば大丈夫。
玄米は大らかです。
数日前、フライパンを新調致しました。
それだけの理由で、本日お弁当のお菜にしたのは夏野菜のピカタ。
フライパンならではのお料理ですものね。
- 卵を溶きほぐし、すりおろしたペコリーノロマーノ・黒胡椒を加えて混ぜ合わせます。
人参とカボチャは薄めに切り、予め電子レンジで6分程度火を通しておきましょう。
人参・カボチャ・薄切りズッキーニをビニール袋に合わせ、少量の薄力粉を加えてまぶします。
これを卵液に加えて全体にからめ、両面こんがり焼けば出来上がり。
いつもはしっかり二度付けする卵液も今日はさらりといちどだけ。
残った卵液を無駄なく使って、お昼用の玄米ガレットを仕上げます。
- ピカタで残った卵液に玄米ご飯を加えます。
すりおろしたペコリーノロマーノもたっぷり加えてよく混ぜましょう。
極々薄く油をすり込んだフライパンを熱し、丸く薄く流してこんがり焼き色をつけます。
表面が少し乾いた感じになったら裏返しましょう。
熱々のこの時点では崩れやすいので、一旦平皿か何かに移してから裏返すのがお勧め。
冷めて落ち着いてから切ると崩れにくいですよ。
今日もお腹いっぱいに朝食を楽しみます。
いつものイワシのお酢煮、いつものチアシードとみじん切り玉ねぎ入りの自家製納豆、そして干しブドウの酢漬け入りヨーグルト、いつもと同じ顔ぶれです。
うーん、飽きませんね、ちっとも。
胡麻油で炒めた茄子と人参、お豆腐、厚揚げ、もずく、カボチャ・・・えっと、これだけだったかしら。
家庭ならではのお味噌汁です。
さ、主人が帰宅しました。
今日の備忘録はここまでに。