そして飲み過ぎました。
食欲なし、やる気もなし、ただでさえ低い血圧は更に降下、そして脈拍数は急上昇、そんな朝でした。
てっきり主人もそんな朝を迎えていると思いきや、意外とすっきりしているのに驚きました。
飲み過ぎた不快感を自分だけ味わっているのも見苦しいので、気乗りしないのを隠して拵えました。
今日のお昼はおから寿司ですよ。 塩漬けにした赤紫蘇が良い具合に漬かっている頃なので、今日のおから寿司は赤紫蘇ver.です。
ニンニク醤油に漬け込んである青紫蘇も使って、赤・青2種の紫蘇おから寿司などいかがでしょう。 2色の紫蘇で巻いたおからの上には、作り置き料理のトッピング。
赤紫蘇の方には、手作りの豆乳クリームチーズとマッシュルームのオリーブオイル漬け。
青紫蘇の方は、主人の大好きなキュウリの塩麴漬けをトッピングしてみました。 不本意ながら主人の体重がやや増加傾向にある今ですもの。
食欲のない私にも主人にもぴったりなお昼なのではないかしら。
今年初めて挑戦した自家製の梅干し。
赤紫蘇が随分余ってしまい赤紫蘇ジュースでもと考えたのですが、お砂糖の量が多いので却下。
そもそも冷たい飲み物をあまり摂らないので作っても持て余してしまいますものね。
京都の俵屋さんで朝食に出る赤紫蘇でラッキョウを巻いた小さな一品
これを試してみたくて赤紫蘇の塩漬けを仕込んでみました。
- 器量良しで比較的大ぶりな赤紫蘇の葉だけを摘み、先ずは計量しましょう。
赤紫蘇の重さの20%の粗塩を用意します。
赤紫蘇を丁寧に洗って水を切り、一枚一枚できるだけ葉をひろげてボールの底に合わせて並べては塩をふります。
最後に塩をふって上から軽く押さえ、ひたひたに水を注いで適度な重石をして冷蔵庫へ。
2〜3日おいてアク抜きをしましょう。
- ボールの水を捨て、赤紫蘇を破らないようそっと手のひらで挟んで水を絞ります。
赤紫蘇を保存容器に移し、ひたひたに浸かる量のお酢・お酢の5%程度のお塩と合わせて漬け込み、ラップで落し蓋をして冷蔵庫へ。 ひと晩漬け込めば、真っ赤に染まった赤紫蘇の塩漬けの出来上がり。
- 青紫蘇はお醤油に漬け込みます。
綺麗に洗った青紫蘇の水気をしっかりと拭き取って容器に重ね、薄切りニンニクを散らしてひたひたにお醤油を注ぐだけ。
- おから 100g・卵 1個・寿司酢 (☆彡) 大さじ 3を合わせ、さらりとするまで乾煎りして粗熱をとります。
冷めたら6等分して丸め、ラップの上に丁寧にひろげた紫蘇の上に。
丁寧に包み、紫蘇とおからがなじむまでラップに包んだまましばらくおきましょう。 切り込みを入れ、お好みのトッピングをして出来上がり。
切り込みを入れる時は、包丁だとなかなか上手くいきません。
キッチンばさみで紫蘇に切れ目を入れてから、包丁で広げるようにすると良いですよ。 青紫蘇ver.のキュウリは、蛇腹にしたキュウリを自家製の塩麴で漬けたもの。
仕上げに白胡麻をひねります。
赤紫蘇ver.の方は、豆乳クリームチーズと自家製ツナ (☆彡) 、そしてマッシュルームのオリーブオイル漬け (☆彡) をトッピングしました。
豆乳クリームチーズは、先日友人を自宅に招いた際にパンのスプレッド用に拵えたもの。
豆乳 500t・生クリーム 100t・レモン汁 大さじ3・お塩 ひとつまみを合わせ、ヨーグルトメーカーで醗酵させます。
これを冷蔵庫でひと晩寝かせてから水切りをして出来上がり。 おから寿司が出来上がる頃には気分も改善。
食欲もむくむくと湧き上がってきましたよ。
塩漬けに向かない小ぶりな赤紫蘇は、干して赤紫蘇茶に致しました。
- ボールに水をたっぷり張り、小さな赤紫蘇、破れた赤紫蘇、茎の部分を合わせてざぶざぶ洗います。
ザルに移してしばらくおいて水を切ったら、ザルにひろげて風通しのよいベランダに。
からからに乾燥するまで日中は外に干して夜間は室内に。 熱湯で少し長めに蒸らせば、ほんのりと赤紫蘇の風味が漂う赤紫蘇茶が楽しめます。
ぎゅうぎゅう詰めの主人のお昼。
豆乳で作った豆乳マヨネーズが少量残っておりましたので、高野豆腐のサラダをお菜に。
- 高野豆腐にひたひたのお水を注いで2〜3分おきます。
水を捨てて電子レンジで1〜2分加熱し、粗熱がとれたらしっかり絞って小さくちぎりましょう。
アボカド・みじん切り玉ねぎ・すりこ木で叩いた人参・パンプキンシードミックス・刻んだ干しエノキ等々、在庫の食材と合わせて豆乳マヨネーズで和えれば出来上がり。
寝起きの不調はどこへやら、朝食の時間にはすっかり回復しておりました。
今朝の主食は鶏粥、おぼろ昆布のトッピング付きです。 全粒粉のクランブルもアイスクリームを添えてお目覚に。
ヨーグルトの底には主人の血圧を平均値にまで押し下げた(と思われる)干しブドウ酢も忘れません。
明日はお楽しみの金曜日。
今日は流石にお酒は飲みたくありません。
・・・今のところは、ですけどね。