2018年06月04日

月曜日の玄米ご飯 〜 丸ごとトマトと乾物とマッシュルームのオイル漬けver.

月曜日は玄米ご飯。
いつからだったか、主人の健康意識向上に流されて始まったこの取り組み。
気付けば、1キロ買ってもらった玄米も残りは半分以下になりました。

なじむまでには多少の時間がかかるだろうと挑んだ玄米ではありますが、難なくなじんで今日まで。
主人も毎週月曜日は玄米で週明けを迎えるのを楽しみにしているようです。
そして今週の玄米ご飯は、旬も近づいた真っ赤なトマトを使って。

冬の間には考えられなかったトマト1個が58円。
いよいよ夏野菜の到来かと、ニヤリ買って帰ったトマトを丸ごと玄米に炊き込んでみました。
トマトの脇は、干しエビ・干し貝柱・そして玄米と好相性の干しシイタケ、乾物が取り囲んでおります。

隠し味は赤味噌。
色黒な玄米に色黒な赤味噌、味はもちろんですが躊躇なく使える色合いの相性も大切ですものね。

トマトの水分が多いので、仕上がりはリゾットのような水気に少々落胆致しました。
ですがそこは大らかな玄米、強火で再加熱して水気をとばせば、さらりと改善。

先程玄米と赤味噌の好相性を謳ったばかりではありますが、トマトと白味噌の相性もなかなかのもの。
お昼用にはおむすびさんにして、白味噌風味の焼きおにぎりに。
うん、これ、美味しい。

畑では初夏の野菜が旬を迎えております。
来週にはズッキーニも収穫に至るやもしれません。
真夏の暑さはこの際忘れて、今の爽やかな風を堪能致しましょう。





週にいちどだけの玄米ご飯。
毎日だと草臥れてしまいそうですが、これくらいのペースが我が家には丁度良い感じです。
意外と応用も効くので、相性の良い組み合わせを探るのも楽しみのひとつ。
  1. 玄米はさっと洗い、1日たっぷりのお水に浸して冷蔵庫へ。
    ザルにあけて水を切り、お鍋に移します。
    中央に窪みを作り、芯をくり抜いたトマトをひとつ。
    戻した干しシイタケを細切りにして散らし、同じく戻した貝柱をほぐして散らします。
    干しエビも散らしましょう。
    油抜きして細切りにした油揚げも散らし、お塩をひとつまみ・赤味噌を少々加えます。

    干しシイタケと干し貝柱の戻し汁・お酒にお水を足し、玄米の1.5倍量にして注ぎます。
    トマトの水分が沢山出るので、いつもよりお水の量は控えめです。

  2. お鍋の蓋をして強火で煮立て、全体がしっかり煮立ったところで弱火にして25分。
    蒸らした後で蓋をとり、トマトを崩すように全体を混ぜましょう。

    この時、ベシャっとしてリゾットのようになっていても大丈夫。
    再度強火にかけて全体を煮立て、もう一度蒸らせば多少のお焦げも楽しめます。

  3. お茶碗に盛り、マッシュルームのオリーブオイルをトッピング。
    マッシュルームのオリーブオイル漬けは常備菜にも。

    マッシュルームはかたく絞ったぬれ布巾で黒ずみ等の気になる部分を拭きます。
    縦2〜4等分し、少量のお塩をふって軽く全体になじませたら20分ほどおきましょう。
    マッシュルームのふっくら感が抜けたところでザルにあけ、更にキッチンペーパーで包んで優しく水気を拭き取りましょう。

    薄切りニンニク・唐辛子・ローズマリー・黒胡椒をフライパンに合わせ、先ずは大さじ3程度のオリーブオイルを加えて弱火でゆっくり加熱します。

    香りが立ってきたらマッシュルームを加え、同じく弱火でじっくりと炒め合わましょう。
    マッシュルームが十分オリーブオイルになじんで半分くらいの大きさになったら、保存容器に移して新たなオリーブオイルをひたひたに注ぎましょう。
    ローリエを加え、後は冷蔵庫で保存します。

    このオリーブオイルと豆乳で、先日主人に好評だったマヨネーズ(☆彡) を近々拵える予定。
    採りたてのスナップエンドウを塩茹でにして、マッシュルームを漬け込んだオリーブオイルの豆乳マヨネーズで食べる・・・ひとざる全部食べられそうです。
    でもその前に、そう、この常備菜の主役はマッシュルームですものね。
    そして今日の主役は玄米ご飯ですもの。











粘り気のない玄米ご飯ですが、ちゃんとおむすびだって出来ます。
トマトと乾物を炊き込んだ玄米ご飯、お昼用には白味噌風味の焼きおにぎりに。






  • 玄米ご飯は温かいうちにラップで握っておくと崩れにくいおにぎりになります。
    形を整えてホイルの上に並べ、白味噌をとろりとぬりましょう。

    白味噌は青紫蘇の醤油漬けの醤油を加え、少しのばしてやわらかくしてあります。
    青紫蘇を綺麗に洗って1枚1枚しっかりと水気を拭き取って保存容器に重ね、薄切りニンニクと鷹の爪を散らしてお醤油をひたひたに注ぐだけ。

    1日以上おいて、青紫蘇とニンニクの香りがお醤油に移ったら出来上がり。
    これからの季節、冷奴にもぴったりです。

    オーブントースターで白味噌が沸々ッとするまで焼けば出来上がり。






週末から今朝にかけ、1週間分の常備菜を拵えるのも忘れません。
今週はぐっと夏野菜が増えました。

オクラと自家製のスナップエンドウはお浸しに、ピーマンはこんがりと焼き色をつけて焼きびたしに。
コロンっとミニトマトが漬け込んであるのは、畑で今シーズン初収穫のミニトマトだから。
ひとつだけ色付いていたミニトマトを早々に摘み取ってお浸しに。
主人と半分こして食べます。






  • 季節外れではありますが、残った種を撒いたホウレン草が少し収穫出来ましたので胡麻和えに。
    ニラは長いままさっと茹で、出し汁と白だし醤油を合わせた中に浸けてお浸しに。

    お買い得価格になっていた鰹のたたきですが、私、生ものはあまり得意ではありません。
    お刺身好きな主人にはちょっとお気の毒ですが、これも常備菜に。

    そろそろ旬が過ぎてかたくなってしまったラディッシュの葉っぱ。
    ざく切りにし、合わせ出汁・お酒・みりん・お醤油・たっぷり千切り生姜をを合わせた中に加えて煮詰めます。
    ここに薄切りにした鰹のたたきを加えてさっと火を通し、保存容器に並べましょう。

    とろりと煮汁が少し煮詰まったところで上から注ぎ、粗熱がとれたら千切り生姜を散らして胡麻をたっぷりひねります。






  • 常備菜をちょちょいっと玄米ご飯の焼きおにぎりに添えれば、それでお昼の出来上がり。
    緑の野菜が多いこの季節、ラディッシュの赤は貴重です。
    畑のラディッシュを全部抜いてしまった今、何が何でもミニトマトに頑張ってもらわないと。











薹が立って抜いてしまった畑のラディッシュですが、手元に残った赤い実をどうしようかと思案中。
旬な頃の瑞々しさからは程遠いものの、かと言っておいそれと捨てるには忍びない。

・・・とりあえずスライスして、お味噌汁の色合いに。
新玉ねぎの葉っぱのグリーンと相まってなかなかの色合い。

さ、今週はイチゴ酵母の中種で仕込んだパンをいよいよ焼いてみましょう。
ラッキョウも梅干しも今朝初めて仕込みが終わったところです。

羽毛布団も片付けて麻ケットに変わったことですし、夏支度は着々と進んでおります。
梅干しの水が上手く上ってくれることを願いつつ、今週も始まりましたよ。

posted by しんさん at 14:39 | Comment(2) | 玄米ご飯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ご無沙汰しております。
相変わらず素晴らしい常備菜の数々ですね!
ピーマンとほうれん草とオクラがあるので、焼きびたし、おひたし、煮びたしにしちゃいましょう。
マッシュルームのオイル漬けも参考にさせていただきますね。
Posted by うぃっきー at 2018年06月04日 23:01
こんにちは、うぃっきーさん(^^♪
本当にご無沙汰しておりますね。

気付けは夏野菜が随分出回り始めました。
彩り華やかで艶のある夏野菜には気持ちも高まりますね。
冷蔵庫で冷やした夏野菜の煮びたし、そして冷奴・・・顔がほころんでしまいます。

うぃっきーさんを想うと飛行機に乗りたくなります。
旅の情報、またお聞かせ下さいね。
Posted by しんさん⇒うぃっきーさんへ at 2018年06月05日 16:15
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