雨降りの日曜日が続いた時や、種蒔きや苗の定植のタイミングを逃したくない時など理由は様々。
昨日は後者の理由で、どうしてもこのタイミングでバタフライピーの種を撒いておきたかったから。
先延ばしになっておりましたバタフライピーの種も撒いてきましたし、ズッキーニのコンパニオンプランツ ネギも移植してきました。
そうそう、分葱も来シーズンの為に掘り起こしてきましたし、これでモヤモヤも吹き飛びました。
もちろん収穫もしてきましたよ。
昨日の収穫は、パンッパンに太ってしまったサヤエンドウと可愛らしいラディッシュ。
本日のお弁当は、早速それら収穫物を使ったおから寿司と致しましょう。
もちろん海苔の内側は、酢飯の代わりの酢おからに満ちております。
このところやや体重が増加気味の主人にとっても抜群のタイミング。
パンパンに太って莢がかたくなってしまったエンドウは、実を取り出してお浸しに。
ラディッシュは彩りも鮮やかな日本酒漬け、葉っぱ部分は定番の胡桃和えに致しました。
掘り起こした分葱は、球根の部分だけを来シーズン用にとっておいて、葉っぱは一文字くるくるに。
分葱は一文字くるくるにしておくと、何かと重宝します。
お弁当の隙間埋めにもぴったりですし、なにより日本酒の肴の名脇役となりますからね。
ですので今朝は楽々、文字通り朝飯前のちょちょいのちょい。
わっさと茂った葉の陰になって摘み逃し、つい育ち過ぎにしてしまいがちなサヤエンドウ。
いつもは豆ご飯にすることが多いのですが、今回は実をせっせと取り出してお浸しに。
色合いが抜群に綺麗で、ふくふくとした食感も魅力的です。
上の左から、昨日の生春巻きに使ったむきエビのパクチー醤油和え、食べ頃サヤエンドウのお浸し、そして育ち過ぎたサヤエンドウのお浸し、ひらひら大根と人参の甘酢和え (この日に拵えたもの ☆彡) 、そして自家製ラディッシュの日本酒漬け・・・は、まだちょっと味の馴染みが薄かったので、前もって作ってあったピクルスで。
エンドウ豆をふっくらシワを寄せないように茹でる為、そのおかげか否かは定かではありませんが私が以前より試している茹で方です。
- お湯を沸かしてお塩をやや多めに加え、莢から取り出したエンドウ豆を加えます。
2〜3分茹でたらお鍋ごと水道の下に移動させ、お鍋の下にザルをあててゆっくりとお水を注ぎながら冷ましましょう。
お湯がある程度冷めたところでザルにあけ、しっかりと水を切ります。 - 合わせ出汁・お酒・白だし醤油を合わせてひと煮立ちさせ、予め冷ましておいたところに1を加えます。
そのまま冷蔵庫でひと晩いて味がなじめば出来上がり。
今回のおから寿司では使いませんでしたが、昨日収穫して参りましたラディッシュは日本酒漬けに。
お酢やワインビネガーを使った甘酢漬けやピクルス (☆彡 2018年05月07日 後半で登場します) よりぐっと落ち着いたシックな赤紫色に仕上がりますよ。
- ラディッシュの葉を切り落とし、少量のお塩を全体にまぶしてしばらくおきます。
水気が出てきたらこれをザルに移し、そのまましばらくおいて自然に水気を切りましょう。 - 日本酒 100t
てんさい糖 60g
白だし醤油 大さじ1
を合わせてお砂糖をよく溶かし、ここに1を加えて漬け込みます。
冷蔵庫で味がなじむまでおけば出来上がり。
可愛らしいコロンっとした赤い実ばかりに注目されがちなラディッシュですが、もちろん葉っぱも美味しく食べられます。
胡麻和えも好きですが、よりこってりと仕上がる胡桃和えが私はお気に入りです。
- 胡桃を乾煎りしてすり鉢に移して擂りますが、擦り具合はお好みで平気平気。
しっとりするまで擂っても美味しいし、粗めもまた美味しいものです。
白だし醤油や白味噌などで味付けをしますが、そこもまたお好みで。
多めの熱湯にお塩を煮溶かし、ラディッシュの葉っぱを加えて茹でます。
ラディッシュの葉っぱは摘みたてでもややかためなので、ちょっと長めに。
醤油洗いをしてざく切りにし、すり鉢に加えて和えれば出来上がり。
不本意ながら引き抜いてしまった未熟なラディッシュも、胡桃和えにすれば美味しく食べられますしね。
今シーズン何度も作っておりますお気に入りの一品です。
今年初めて栽培に挑戦した分葱は大成功。
ホタルイカと合わせたヌタは日本酒の良いお供となり、何度となく拵えました。
5月も半ばに入り、休眠期間に突入した分葱を掘り起こして来年の為に干しておきます。
- せっかくですので、まだ食べられそうな綺麗な葉部分だけを選り分けて大好きな “一文字くるくる” に。
くるくるの仕方は大昔の日記にて ⇒ 2015年04月06日 中盤辺りに登場 ☆彡
これも昨日ワイングラス片手にくるくるしたもの。
好きなんです、この手の誰も褒めてくれない細かな作業。
- こうして、なくなりかけたらまた次の作り置き料理、作り置き料理の連鎖は続くのです。
そして主人とふたり、美味しいお酒におぼれるのです。
こうして昨日のうちに作っておいた品々で、今朝はちょちょいとおから寿司。
- 冷凍してあるおから 100gを常温に戻し、卵 1個・寿司酢 (☆彡) 大さじ3と合わせてフライパンでさらりとするまで乾煎りします。
最後に白胡麻をたっぷりとひねって粗熱をとり、10等分してざっくりまとめておきましょう。 - 細長くリボン状に切った海苔で巻き、巻き終わりを爪楊枝で留めておきます。
ご飯のように粘着力がないので、こうして形を固定します。
作り置き料理をそれぞれに盛りましょう。
そっと爪楊枝を抜いて、はい、出来上がり。
主人の分はお弁当箱に詰めて。
そして飛び切り地味な朝食。
この時期は特にイワシが綺麗でお値打ち価格なので、定番のイワシのお酢煮は欠かせません。
昔はどの魚をおいても鯖がいちばんだったそうです。
ところが今やその地位、この小ぶりなイワシのお酢煮に継承されたとか。
いかに自身がこの朝食スタイルを気に入っているか、イワシのお酢煮を愛しているか、お味噌汁を楽しみにしているか、そんなことを延々プレゼンする主人、この人って本当に面白い。
丸っとふとったしじみ入りのお味噌汁。
貝のお味噌汁、大好きです。
さ、明日は金曜日。
今週は平日いちどもお酒を控えることなく週末を迎えそうです。
困ったこと。