お正月も近くなると馴染みのお店でのし餅を購入し、兄嫁や私を呼んで必要量を切らせてくれます。
そしてのし餅の脇にはスーパーで購入したプラスチック容器入りの鏡餅、これが母の仕事納め。
こうしてお餅屋さんのお餅とスーパーの充填鏡餅を食べ比べると分かるのですが、充填鏡餅の食感はどうも水っぽくてどうしても馴染めません。
なので私は、母からもらった鏡餅は天日に晒した後で揚げ餅にします ⇒ 今年の備忘録 ☆彡
実はこの時カラカラになるまで干した鏡餅、未だに冷蔵庫の中に鎮座して出番を待っておりました。
ようやく今日、その時遅しと待っておりました干し餅の出番、今日のお昼は揚げ餅ですよ。
ぬれ煎餅のようになってしまうかしら、そんな心配をよそに、サクサク音も心地良い見事な出来栄え。
これ、美味しい。
新聞紙を使ってしっかり油を切った後、丁寧にすりおろした胡桃に味噌を混ぜてからめます。
母には内緒ですが、この揚げ餅を想うとお餅屋さんのお餅よりスーパーの鏡餅が楽しみだったり。
だって本当に美味しいのですもの。
あまりに気に入ったので、今ある冷凍お餅も全部干してしまおうかと思う程。
冷凍してある分はやはりこのまま、もうしばらく冷凍して出番を待ってもらうと致しましょう。
干し餅は用意してありますので、今朝の作業は本当に簡単ですよ。
- 先ずはくるみ味噌。
くるみは軽く砕いて乾煎りし、すり鉢に移してしっとりするまで丁寧に擂ります。
ここに白味噌・生姜シロップ ( 2018年05月09日 最後の最後に登場します ☆彡)・極少量のだし醤油を加えて混ぜておきましょう。 - 干し餅の工程は今年初めの日記にて ⇒ 2018年01月15日 ☆彡
ミスカルをまぶした甘めの揚げ餅・・・これも美味しかったなぁ。
前回とはちょっと違う揚げ方をしました。
先ずは干し餅を大きめなものは適当に割りながらお鍋に移します。
全体が浸かる量の太白胡麻油を注ぎ、それからようやく徐に弱〜中火にかけます。
最初はどっしり何もせずに見守ります。
じっくりじっくり膨らんできますので、その辺りで初めてそっと優しく全体を混ぜましょう。
ゆっくりゆっくり揚げるのがポイント。
良い色になったものから順に取り出し、新聞紙の上でしっかりと油を切ります。 - 2をすり鉢に移し、くるみ味噌をそっと丁寧にからめます。
オーブンシートの上にひろげてしばらく乾かせば、はい、出来上がり。
唐揚げと見間違いそうですが、いえいえ、サクサクの揚げ餅です。
胡桃大好きな私には大満足な出来、もちろん主人も相当気に入ってくれた様子。
また鏡餅の頃までおあずけですけどね。
そんな餅好きな母と、今日は平日ではありますが畑に向かいます。
主人を送り出したらすぐに母が迎えにきてくれるので、今日はいつもよりちょっと急がないと。
それもあっての揚げ餅ですのでお菜も簡単に、本日はちゃちゃっと生春巻き。
今日は今シーズンお気に入りの合わせ調味料、 “パクチー醤油” を使いましょうか。
“醤油” を漢字で書こうとした跡がちょっと健気です。
このパクチー醤油、これから暑くなる季節にぴったりな風味がお気に入り。
冷奴や冷麺とも相性が良さそうなので、今日畑に行ったらパクチーを摘んでまた用意しておかないと。
- 刻んだパクチー
みじん切りにしたニンニクと生姜
だし醤油
少量の胡麻油
以上を合わせるだけ。
なんのひねりもないパクチー醤油ですが、今いちばんのお気に入り。
そんなパクチー醤油を使って、有り合わせ生春巻きを。
- むき海老の下ごしらえには片栗粉が定番ですが、我が家では片栗粉を常備しておりません。
なので細かなお塩を使いますが、これでも十分。
むき海老にお塩をふり、軽く揉み込んでお水で洗い流します。
水をしっかり切り、しばらく日本酒に浸しておきましょう。
たっぷりのお湯を沸かしてお酢を極少量たらし、浸した日本酒ごとむきエビを移して茹でます。
海老がふっくらしてきたらザルにとり、水をしっかり切ってパクチー醤油をからめましょう。
この海老、冷奴の上に乗せても美味しそう。 - ライスペーパー同士がくっつかないよう、ぬるま湯に油を数滴たらしてからライスペーパーをくぐらせます。
レタス・ルッコラ・パクチー醤油をからめた千切り人参・そして上のむきエビをくるりと巻いて出来上がり。
食べやすく切り分けてお弁当箱へ。
サクサクの揚げ餅は朝食にも。
主食のお蕎麦の上にどどんと迫力の揚げ餅、ボリューム満点です。
ちょっと薄めにお出汁を張って、たっぷりの刻みネギ (・・・ではなく、新玉ねぎの葉っぱですけど) を盛って揚げ餅をトッピング。
うんうん、想像通り、これも美味しい。
今、店頭に安く並んでおります活きの良いアサリ。
今朝はアサリのお味噌汁です。
富山の麹屋さんが作る豆味噌、そして名古屋と言えばの赤味噌 岡崎の八丁味噌 、上品な京都 しまむらさんの白味噌。
圧倒的に登場頻度が高いのは富山の麹味噌なのですが、それでもふと赤味噌が懐かしくなることも多々。
アサリのお味噌汁に赤味噌なんて、正に幼少期の記憶を呼び起こします。
今、こうして畑から帰って日記をつけております。
ミニトマトがひとつ、初めての実をつけておりました。
さ、収穫して参りましたラディッシュで常備菜を拵えましょうか。
掘り起こして参りました分葱、来シーズンに向けて丁寧に手入れして干しておかないと。
それにしても母は元気です。
飲み水を忘れて途中寄ったコンビニで、飲み水ついでにおにぎりをふたつ。
いつの間にかぺろりと平らげ、私を降ろした後は次の目的地へと向かいました。