2018年05月16日

くるみ味噌風味のざくざく揚げ餅

実家の母親はお餅が大好き。
お正月も近くなると馴染みのお店でのし餅を購入し、兄嫁や私を呼んで必要量を切らせてくれます。
そしてのし餅の脇にはスーパーで購入したプラスチック容器入りの鏡餅、これが母の仕事納め。

こうしてお餅屋さんのお餅とスーパーの充填鏡餅を食べ比べると分かるのですが、充填鏡餅の食感はどうも水っぽくてどうしても馴染めません。
なので私は、母からもらった鏡餅は天日に晒した後で揚げ餅にします ⇒ 今年の備忘録 ☆彡

実はこの時カラカラになるまで干した鏡餅、未だに冷蔵庫の中に鎮座して出番を待っておりました。
ようやく今日、その時遅しと待っておりました干し餅の出番、今日のお昼は揚げ餅ですよ。

サクサクに揚がった揚げ餅に、くるみ味噌をからめてみました。
ぬれ煎餅のようになってしまうかしら、そんな心配をよそに、サクサク音も心地良い見事な出来栄え。
これ、美味しい。

水気の多い充填鏡餅ならではなのでしょうか、このひび割れ具合。
新聞紙を使ってしっかり油を切った後、丁寧にすりおろした胡桃に味噌を混ぜてからめます。

油はねの心配も少ないし、何より美味しい。
母には内緒ですが、この揚げ餅を想うとお餅屋さんのお餅よりスーパーの鏡餅が楽しみだったり。
だって本当に美味しいのですもの。

長らく冷蔵庫で出番を待っておりました干し餅、これで今年の鏡餅もようやくお片付け完了です。
あまりに気に入ったので、今ある冷凍お餅も全部干してしまおうかと思う程。

・・・この暑さではちょっと難しいでしょうけどね。
冷凍してある分はやはりこのまま、もうしばらく冷凍して出番を待ってもらうと致しましょう。





干し餅は用意してありますので、今朝の作業は本当に簡単ですよ。
  1. 先ずはくるみ味噌。

    くるみは軽く砕いて乾煎りし、すり鉢に移してしっとりするまで丁寧に擂ります。
    ここに白味噌・生姜シロップ ( 2018年05月09日 最後の最後に登場します ☆彡)・極少量のだし醤油を加えて混ぜておきましょう。

  2. 干し餅の工程は今年初めの日記にて ⇒ 2018年01月15日 ☆彡
    ミスカルをまぶした甘めの揚げ餅・・・これも美味しかったなぁ。

    前回とはちょっと違う揚げ方をしました。
    先ずは干し餅を大きめなものは適当に割りながらお鍋に移します。
    全体が浸かる量の太白胡麻油を注ぎ、それからようやく徐に弱〜中火にかけます。

    最初はどっしり何もせずに見守ります。
    じっくりじっくり膨らんできますので、その辺りで初めてそっと優しく全体を混ぜましょう。
    ゆっくりゆっくり揚げるのがポイント。

    良い色になったものから順に取り出し、新聞紙の上でしっかりと油を切ります。

  3. 2をすり鉢に移し、くるみ味噌をそっと丁寧にからめます。

    オーブンシートの上にひろげてしばらく乾かせば、はい、出来上がり。

    唐揚げと見間違いそうですが、いえいえ、サクサクの揚げ餅です。
    胡桃大好きな私には大満足な出来、もちろん主人も相当気に入ってくれた様子。
    また鏡餅の頃までおあずけですけどね。











そんな餅好きな母と、今日は平日ではありますが畑に向かいます。
主人を送り出したらすぐに母が迎えにきてくれるので、今日はいつもよりちょっと急がないと。
それもあっての揚げ餅ですのでお菜も簡単に、本日はちゃちゃっと生春巻き。

有り合わせの野菜をライスペーパーで包むだけですが、あると嬉しい生春巻き。
今日は今シーズンお気に入りの合わせ調味料、 “パクチー醤油” を使いましょうか。

ふふ、主人に書いてもらったラベル。
“醤油” を漢字で書こうとした跡がちょっと健気です。
このパクチー醤油、これから暑くなる季節にぴったりな風味がお気に入り。
冷奴や冷麺とも相性が良さそうなので、今日畑に行ったらパクチーを摘んでまた用意しておかないと。





  • 刻んだパクチー
    みじん切りにしたニンニクと生姜
    だし醤油
    少量の胡麻油

    以上を合わせるだけ。
    なんのひねりもないパクチー醤油ですが、今いちばんのお気に入り。





そんなパクチー醤油を使って、有り合わせ生春巻きを。
  1. むき海老の下ごしらえには片栗粉が定番ですが、我が家では片栗粉を常備しておりません。
    なので細かなお塩を使いますが、これでも十分。

    むき海老にお塩をふり、軽く揉み込んでお水で洗い流します。
    水をしっかり切り、しばらく日本酒に浸しておきましょう。

    たっぷりのお湯を沸かしてお酢を極少量たらし、浸した日本酒ごとむきエビを移して茹でます。
    海老がふっくらしてきたらザルにとり、水をしっかり切ってパクチー醤油をからめましょう。

    この海老、冷奴の上に乗せても美味しそう。

  2. ライスペーパー同士がくっつかないよう、ぬるま湯に油を数滴たらしてからライスペーパーをくぐらせます。

    レタス・ルッコラ・パクチー醤油をからめた千切り人参・そして上のむきエビをくるりと巻いて出来上がり。

    食べやすく切り分けてお弁当箱へ。











サクサクの揚げ餅は朝食にも。
主食のお蕎麦の上にどどんと迫力の揚げ餅、ボリューム満点です。

麺つゆで潤びていると思いきや、いえいえ、サクサクは健在。

ちょっと薄めにお出汁を張って、たっぷりの刻みネギ (・・・ではなく、新玉ねぎの葉っぱですけど) を盛って揚げ餅をトッピング。
うんうん、想像通り、これも美味しい。





今、店頭に安く並んでおります活きの良いアサリ。
今朝はアサリのお味噌汁です。

我が家が常備しておりますお味噌は3種類。
富山の麹屋さんが作る豆味噌、そして名古屋と言えばの赤味噌 岡崎の八丁味噌 、上品な京都 しまむらさんの白味噌。

圧倒的に登場頻度が高いのは富山の麹味噌なのですが、それでもふと赤味噌が懐かしくなることも多々。
アサリのお味噌汁に赤味噌なんて、正に幼少期の記憶を呼び起こします。





今、こうして畑から帰って日記をつけております。
ミニトマトがひとつ、初めての実をつけておりました。
さ、収穫して参りましたラディッシュで常備菜を拵えましょうか。
掘り起こして参りました分葱、来シーズンに向けて丁寧に手入れして干しておかないと。

それにしても母は元気です。
飲み水を忘れて途中寄ったコンビニで、飲み水ついでにおにぎりをふたつ。
いつの間にかぺろりと平らげ、私を降ろした後は次の目的地へと向かいました。

posted by しんさん at 15:21 | Comment(0) | お弁当日記 お餅を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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