今週は正にそう、旬の野菜が冷蔵庫に野菜室に満ちております。
こんな時はつい張り切って、あれもこれもと作り過ぎて主人を太らせてしまいます、自粛せねば。
さて。
野菜が豊富であれもこれも拵えたい、そんな逸る気分をぐっと抑えた本日の主食。
週明けは玄米ご飯、我が家ではつい数週間前にそう決まりましたので、月曜日はいつも地味な佇まいです。
今週もやっぱり地味な玄米ご飯でスタート、今朝はもずくの炊き込み玄米ご飯ですよ。 もずく粥は好きでよく拵えるのですが、炊き込みご飯は初めて。
しかも玄米ですので、白米ですと10分間炊くところを25分、ええぃままよ!の見切り発車の大挑戦。
佃煮よろしくドロドロになってしまうことも覚悟の上でしたが、もずくはなかなか芯が太い。
25分の加熱にも屈することなく、食感はきちんともずく。
干しシイタケと干しエビの旨味をぎゅっと味方につけ、美味しい玄米ご飯が炊き上がりましたよ。 そして、旬と言えばイワシの旬も間もなく。
スーパーの店頭に並ぶイワシも益々艶やかで、しかもお手頃価格。
既に今週分の常備菜としてイワシは煮てあるにもかかわらず、艶々で瞳の澄んだイワシを見かけてつい買って帰ってしまいました。
なので、今週は久しぶり・・・本当に久しぶりです、朝食はイワシつみれのお味噌汁でスタートです。 自家製柚子胡椒 (☆彡) の奥、青々とした葉野菜は宅配野菜に入っていたルッコラ。
随分長くルッコラを畑で育てておりましたので、他人様が育てたルッコラを食べるのはこれが初めて。
うん、見た目は相当貧相な自家製ルッコラではありましたが、味は同じ、ちょっと安心致しました。
金曜日に届いた宅配野菜は大部分が常備菜となって冷蔵庫で出番を待っております。
サラダ春菊にニラ、人参は前回の大根と合わせて甘酢漬けに。
わさび菜は醤油漬け、新牛蒡は胡麻和えに致しました。 食材の個性を活かした出来るだけシンプルな料理で、保存と常備菜を兼ねた野菜料理たち。
お弁当にお酒のお供にと、今週も活躍してくれることでしょう。
我が家の食材としてすっかり定着した玄米。
玄米ご飯の時は主人も努めてよく噛むように心掛けているようですし、今後もずっと続けられそうです。
干しシイタケと合わせるのが目下のところのお気に入り。
- 玄米 1合分は軽く洗い、たっぷりのお水に最低でも8時間浸しておきます。
昨晩のお昼頃からお水に浸し、冷蔵庫に入れてあしますので吸水はバッチリ。
ザルにあけて水を切り、厚手のお鍋 (ストウブの16cmを愛用しております) に移しましょう。
干しシイタケと干しむきエビの戻し汁・お水・お酒を合わせて1合半強計量し、お鍋に注ぎます。 - ざっと洗ってざく切りにした生もずく・拍子木に切った人参・油抜きをした油揚げ・戻して千切りにした干しシイタケ・戻したむきエビを玄米の上に散らしましょう。
お塩をひとつまみ加えて強火にかけ、煮立ったら弱火にして25分。
その後十分に蒸らします。
蒸らしたら全体をしっかりと混ぜ、再度蓋をして少しおきましょう。 火が通りづらい玄米です、しっかり蒸らしてあげないと、ね。
お茶碗に盛り、胡麻をひねって召し上がれ。
週末に届いた宅配野菜らで拵えるシンプルな常備菜。
味付けも加熱も控えめに仕上げておけば、別のお料理にも色々使えますので重宝します。
サラダ春菊はシンプルなサラダに。
せっかくのサラダ春菊なので火を通さず、塩してしんなりしたところに味付けをします。
- サラダ春菊は綺麗に洗って水を切り、千切り人参と合わせて極少量のお塩をふります。
軽く揉み、しばらくおいてしんなりしたらザルにあけて自然に水切りをします。 - お酢 大さじ1
てんさい糖 小さじ1.5
お塩 ・ レモン汁 それぞれ適量
をボールに合わせてよく混ぜ、白胡椒をたっぷりと挽きましょう。
1を加えて丁寧に和え、白胡麻をたっぷりひねって出来上がり。
その日の気分で胡麻油をたらしたり、オリーブオイルにしたり、彩りにも。
ニラは切らず長いまま、お浸しというより醤油洗いをした状態で常備菜と致します。
わさび菜は熱湯を回しかけて醤油漬けにします。
- 韮の根元は、多少黒ずんで気になる部分だけをほんの僅か切って長いまま茹でます。
熱湯にお塩を加え、さっと茹でたらザルにとりましょう。
だし醤油を回しかけ、優しく絞って保存容器に。
食べるその都度お料理に合わせて切って使います。
卵黄を添えても美味しそう。
- 白だし醤油・合わせ出汁・お酒・みりんを合わせてひと煮立ちさせ、冷ましておきます。
直火にかけられる琺瑯製の保存容器はこんな時本当に便利。 - わさび菜は綺麗に洗ってしっかりと水を切り、少量のお塩をまぶして優しく揉みます。
ザルに移し、たっぷりと熱湯を回しかけましょう。
手で触れられる程度に冷めたらしっかりとしぼり、1に加えて全体にからめます。
時々上下を返しながら冷蔵庫で1日おけば出来上がり。
夏の日本酒の肴にぴったりな一品です。
わさび菜の合わせ出汁にそら豆も便乗中、今回の宅配野菜はいつも以上に賑やかでした。
スライス人参と大根の甘酢和えは、揚げ物に添えて南蛮漬け風にも食べられる幅広な一品。
色白な新牛蒡はシンプルなたたき牛蒡の胡麻和えになりました。
- ミニ人参は皮つきのままスライサーでリボン状にスライスします。
大根はピーラーで同じくリボン状に。
合わせて極少量のお塩を軽く揉み込み、しばらくおいてしんなりしたらザルに移しましょう。 - お水 180t
てんさい糖 大さじ3
お塩 小さじ1/2
以上を合わせ、昆布を加えて弱火にかけます。
沸騰直前に昆布を取り出して火を止め、米酢 120tを注ぎましょう。
粗熱がとれたところで、1の水気をしっかり絞って加え漬け込みます。
1日冷蔵庫において味がなじめば出来上がり。
- 色白の新牛蒡は、晒布を小さく裂いて優しく洗いましょう。
鍋の大きさに合わせて切り、熱湯にお塩とお酢を加えて2、3分茹でます。
ザルにとり、すりこ木等で叩いて全体に軽くひびを入れてから食べやすく切り分けましょう。 - 白胡麻を乾煎りしてすり鉢に移し、粗めに挽いて白味噌・白だし醤油・少量のお酢とみりんを加えます。
丁寧に混ぜ、1を熱いうちに加えて和えれば出来上がり。 こうして常備菜として拵えた甘酢漬け等の漬け汁は、後日イワシの煮汁として再利用されるのです。
そしてそのイワシの煮汁も、最後の最後にはオーブンでカリカリに乾燥させた昆布や煮干しの出汁がらを加えて煮詰め、納豆のたれ代わりとして二人のお腹に納まるのであります。
月曜日はお弁当と朝食が同じ顔触れですので楽ちんです。
宅配野菜の中に入っていた小さな小さな可愛らしい人参、葉っぱはかき揚げにしてお弁当の一品に。 人参の葉っぱ、マイタケ、玉ねぎのかき揚げです。
- 人参の葉っぱはざく切りに。
かたい茎の部分は短めに切りましょう。
千切り人参、薄切り玉ねぎ、ほぐしたマイタケとビニール袋に合わせ、薄力粉とパウダー状に粉砕した葛粉を加えて全体にまぶします。
これをボールに移し、お出汁を少しずつ加えてさっくりと混ぜながら全体がまとまるようにしましょう。
ここで極少量レモン汁を加えると、さっくりと仕上がります。
冷蔵庫で少し冷やしてから、熱した太白胡麻油で揚げます。 朝食のお味噌汁にしたイワシつみれ、お弁当用には素揚げにしました。
素揚げにしてしっかりと油を切った後、スライス人参と大根の甘酢漬けを添えます。
大根でつみれをくるりと巻いて食べるのがお気に入り。
玄米ご飯を始め、地味な面々が揃った地味なお昼ご飯。
朝食の主役は、玄米ご飯より断然イワシつみれのお味噌汁。
イワシつみれのお味噌汁にイワシのお酢煮、どれだけイワシを愛しているのやら。 開いたイワシを買って参りましたので、皮をむくだけでつみれも楽々です。
ただ、残念。
当然と言えば当然なのですが、開いたイワシって中骨も綺麗に取ってあるのね。
イワシの中骨、カリカリにオーブンで焼いたイワシの骨せんべい、大好きなのに残念です。
- イワシの皮をするりとむき、包丁でたたきます。
イワシの身はやわらかいので、この段階では少々大ぶりでも平気です。
ボールに移し、蒸し豆ミックス (市販品です) ・すりおろした高野豆腐・おろし生姜・葛粉・お塩を加えてよく捏ね混ぜましょう。
丸めてお味噌汁の具に。
今日はカサ増しに色々入っておりますので手で丸めましたが、イワシの量が多ければお水で湿らせたスプーンを2本使って簡単に丸められるので手間も軽減。
イワシのつみれ、意外と簡単です。
さ、主人が帰宅致しました。
今日は夕食まで仕事に集中するそうです。
お仕事デスクを譲りましょうね。
明日は下茹でして冷凍してあるそら豆を使いましょう。