2018年05月08日

全粒粉はほんのちょっと、ヨーグルトとお豆腐のフルーツマフィン

果物はジャムにして保存することが多いのですが、それすら追いつかないこともたまにはあります。

いつぞや主人が職場の方に頂いた “デコポン” は、ジャムにはせず干してドライフルーツに。
見切り価格になっていたブルーベリーと一緒に、ドライフルーツにしてから冷凍保存しておきました。
そうそう、買ったは良いけれど使うあてのなかったイチゴも、シロップで煮てからドライフルーツに。

ドライフルーツにしてから冷凍保存すると、日持ちが格段に良くなって何かと重宝致します。
そんなドライフルーツが随分と冷凍庫の中に溜まってきました。
今日はそんな冷凍ドライフルーツをお片付け。

ドライフルーツをたっぷり使ったマフィンなどいかがでしょうか。





実はこのマフィン、卵とお豆腐、そしてヨーグルトを合わせた生地を焼き上げたもの。
使った小麦粉は極々少量、4つ分で全粒粉が15gです。
ですので生地は少々頼りないのですが、うん、なかなかの出来なのではないかしら。

マフィン型を使って焼いたのでマフィンと呼んではおりますが、先程の主人からのメッセージにあったように “タルト” と呼んであげたほうが良いかも。
しっとりクリーミィなフィリングのような生地です。





生地にはペコリーノロマーノも混ぜ込んでありますので、甘い中にどこかチーズの風味が漂います。
複雑なチーズの塩味が思いの外効果的で、しかも多分ヘルシー、主人の体重にも効果的な筈。

生地を混ぜた後は焼きっ放しなので簡単ですよ。
以下の分量で小ぶりなマフィン 4つ分です。





イチゴのドライフルーツ、詳細はこの日の日記にて ⇒ 2018年04月25日 ☆彡
小分けにしてぴったりとラップに包み、冷凍保存してあったものを使いました。

デコポンとブルーベリーのドライフルーツはオーブンで。
  • デコポンは皮をむいて輪切り、ブルーベリーは表面の水気をしっかりと拭いて、オーブンシートを敷いた天板に重ならないように並べます。

    110℃で1時間ほどじっくりと乾燥させて出来上がり。
    乾いたデコポンとブルーベリーをそれぞれ冷凍しておきました。






今朝はここからのスタートです。
  1. 木綿豆腐 (しっかりと目の詰まったものを使っております) 50g
    ヨーグルト 50g
    すりおろしたペコリーノロマーノ (少々かたまりが残っていても平気です) 30g
    ハチミツ 20g
    ドライフィグを浸けてあったワイン 大さじ1

    ワインは、随分と前に飲み残したワインにドライフィグを浸けておいたものです。
    見ると赤ワインではなさそうですが、白ワインと混ぜて付けておいたのかもしれません。
    当初はレモン汁を使うつもりでおりましたが、急きょ有効利用するに至りました。

    以上を合わせ、バーミックスで滑らかに攪拌しておきましょう。

  2. 卵 1個は予め室温に戻しておきましょう。

    大きめのボールに割り入れて軽くほぐし、てんさい糖 15gを加えて泡だて器で攪拌します。
    ゆるめの湯せんにかけながら、全体が白っぽくもったりとしてスジが残るくらいにまでしっかりと泡立てて空気を含ませましょう。

  3. 2に1を加え、スパチュラで底から返すようにしっかりと混ぜ込みます。
    全粒粉タイプの薄力粉 15gをふるい入れ、更にさっくりと混ぜ込んで生地の完成です。

  4. マフィン型には予めキッチンペーパー等を使って極々薄く油をすり込んでおきましょう。
    生地を流し入れ、軽く底を打ちつけて空気抜きをしましょう。

    相当にゆるめな生地ですが、気にせず190℃に予熱したオーブンへ。

    設定温度を180℃にし、先ずは10分弱焼きましょう。
    表面がうっすらと焼きかたまったところで一旦オーブン庫内から出し、ドライフルーツを表面に軽く埋め込むようにして再度オーブンへ。

    せっかくなので、ワインに漬け込んであったドライフィグも使いましょうね。

  5. 表面に綺麗な焼き色がつくまで、合計で35〜40分ほど焼きましょう。
    串をさしてみて、どろりとした生の生地がついてこなければ焼き上がりです。
    そのまま粗熱がとれるまでおきましょう。

    粗熱がとれたら、パレットナイフ等でくるりと周囲を一周なぞって型から出します。
    網の上に並べて完全に冷ませば出来上がり。

    うん、確かにこれはマフィンというよりタルトといった佇まいかしら。











新玉ねぎが沢山野菜室に入っております。
その隣には、母親が今シーズン初めて挑戦して収穫に至ったキャベツ。

これらを使ってお弁当のお菜を拵えましょう。
粗みじんにした玉ねぎに葛粉をまぶし、千切りキャベツに包んで焼売風に。

キャベツと玉ねぎだけの極めてあっさりとした焼売風のお菜が出来ましたよ。





  1. キャベツはたっぷり千切りに。
    少量のお塩をふって軽くもみ、全体がしんなりするまで10分ほどおきましょう。

    しんなりしたらザルに移し、キッチンペーパーに包んでしっかりと水気を絞ります。
    ボールに移し、極少量の白だし醤油・レモン汁・ごま油を加えて和えておきます。

    これはいわゆる “塩レモンキャベツ” 。
    多めに作っておけば、作り置き料理としても活躍します。

  2. 玉ねぎは粗みじん切りにし、塩麴豆腐 (☆彡 この日の日記で登場しております )・ オイスターソース・胡麻油を加えてよく混ぜます。

    ここにパウダー状に粉砕した葛粉を加え、全体にしっかりとなじませましょう。
    葛粉は時間のある時にミルでパウダー状に粉砕し、常備してあります。

    大きめに切ったラップの上にキャベツをひろげ、スプーンで玉ねぎをすくってキャベツの上へ。
    キャベツで玉ねぎを包み込むように茶巾にします。

  3. 本当は蒸し器でちゃんと蒸したかったのですが、残念ながらの時間切れ。
    今朝は電子レンジに頼ります。

    600Wで先ずは1分半。
    そのまま放置して余熱で火を通しながら、1分ずつ数回に分けてレンジ加熱して蒸し上げます。

    ラップのまま冷まし、そっとラップを除いて煎り黒豆 (☆彡) を飾ったら出来上がり。
    付け合わせ等に使うつもりでおりました塩キャベツは、極少量しか残りませんでした。











朝食の主食は主人の大好きな鶏粥。

たっぷりのお湯を沸かしてお酒・少量のお塩を加え、再度煮立ったところに室温に戻しておいた鶏ささ身を重ならないよう加えて蓋をします。
すぐに火を止め、そのまま粗熱がとれるまでおいて鶏ささ身に火を通します。
しっとりした茹で鶏は、これからの季節冷たい麺ともバッチリ好相性です。

そして主人は、その茹で汁で炊いた炊き粥が大のお気に入り。





  • 今朝は、先日拵えた “ニラの醤油漬け” を鶏粥に添えてみました。

    ニラの水気をしっかり拭き取って刻み、すりおろした生姜とニンニクと合わせて保存容器に。
    だし醤油 大さじ2、お酢と胡麻油 各大さじ1、てんさい糖 小さじ1強、豆鼓醤 小さじ1をくわえてひと混ぜし、冷蔵庫で保存します。

    茹で鶏にはもちろん、冷奴に良し・・・えっと、炒飯は家では拵えませんがきっと合うはず。
    何かと重宝する文字通りの万能調味料です。






今朝、畑で摘んできた山椒を醤油漬けにしました。
ひとつひとつ枝から実を外し、下茹でしてお水にしばらく晒します。

その山椒を見て、主人が歓喜の声を上げました。
『どぅみぃ (私のことです) !やっと作ってくれたんだね!』

・・・はぁ、山椒の実は季節ものですからね。
実を枝から外すのも大変ですし、そうそうは拵えない季節の味ですものね。

・・・どうやら主人、お水に晒した山椒を緑豆か何かと勘違いしたようです。
豆を水に浸してあるのかと思っての束の間の歓喜だったようです、可愛そうに。
という訳で、明日はカレーにしましょうね、そうしましょうね、主人、お喜びなさい、存分に。

posted by しんさん at 14:03 | Comment(0) | お弁当日記 〜 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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