2018年04月23日

玄米がお気に入り

ここ数年の間に、何故だか健康意識が急上昇しております主人。
本当、人って解らないものです。
あれだけ濃い味好きで、脂っこい食べ物が好きで、ついでにマヨネーズも大好きだった主人が、です。

そんな主人が最近取り寄せた食材は玄米。
もちろん主人はお料理がてんでダメですので、毎度彼が厳選した食材を扱うのは全て私の役目。
なかなか手強い食材を今回は選んでくれたものよ、内心そう思っていたのですが、この玄米、なかなか面白い食材です。

何事に関してもやり過ぎは感心致しませんので、玄米にしても週にいちどを玄米の日と定めます。
今週は本日月曜日、週明けの今日を玄米の日と致しましょう。

・・・なんて、単に昨晩ちょっと夜更かし致しましたその結果です。
朝食とお弁当が同じ玄米ならば、手間もぐっと軽減されますものね。
週明けの月曜日はこれから始まる1週間の慣らし運転も兼ね、お手軽メニューでスタート、そんなところ。

アサリ・生ひじきをたっぷりと混ぜ込んだ今の季節にぴったりな玄米ご飯を炊いてみましたよ。

先週の干しシイタケの旨味をぎゅっとまとった玄米ご飯 (☆彡) とはまた異なる魅力。
うん、玄米ってなかなか追求心をくすぐる面白い食材です。

小ぶりな16cmのストウブならば、1合分の玄米も上手に炊けますしね。
画像では分かりませんが、蓋を開けたらしっかり玄米の表面にはカニ穴が点在致しておりました。
うんうん、月曜日からこれは幸先の良いスタートです。

但し、玄米ご飯でおにぎりさんを拵えるには少々難儀致しましたけどね。





玄米 100%で炊くご飯は、粒が際立っていて早食いの方にはお勧め致しません。
幸い私は元々相当食べるのが遅く、咀嚼も人一倍ゆっくり多くですので、難なく受け入れることが出来ました。
主人も玄米の時は咀嚼に意識しているようです。
  1. しっかりと砂をはかせたアサリは、ひたひたのお酒と中火にかけます。
    ぴったりとお鍋の蓋をし、口を開け始めたらすぐに火を止め余熱で火を通しましょう。

    アサリの殻を除き、身と茹で汁に分けておきます。

  2. 玄米はさっと洗い、夏場なら6時間、冬場ならは12時間を目安にお水に浸します。
    もちろん特に夏場は冷蔵庫で。

    ザルにあけて水を切り、お米の1.6倍程度のお水と共に強火にかけましょう。
    今日はお水にアサリの茹で汁を足し、総量お米の1.6倍にして玄米に合わせます。
    干しエノキも刻んで散らしましょうか。

    まるでスルメのような旨味たっぷりの干しエノキ。
    エノキをざっくりほぐして平ざるに並べ、お天気の良い日を選んで天日に干します。
    カラカラになったらフライパンで乾煎りして冷蔵庫で保存します。
    炊き込みご飯に使ったり、お漬物に加えたりと、なかなか頼れる良い子です。

    お塩をひとつまみ加えてお鍋の蓋をし、煮立ったら弱火にして25分。
  3. 玄米を炊いている間に、油抜きした油揚げを細切りにしましょう。
    人参は千切り、生もずくは水を張ったボールでよく洗ってザルにとります。

    アサリの身と合わせておき、25分弱火で炊いたご飯の上に素早く散らします。
    すぐに蓋をしてそのまま蒸らし、蒸らし終わったらさっくりと全体を混ぜます。

    アサリとヒジキがたっぷりの玄米ご飯の出来上がり。






  • しっかりと玄米の粒を噛みしめるように玄米の食感を楽しみます。
    腹持ちも抜群に良い玄米、この食感を利用して色々なお料理が楽しめそうです。

    白米のように粘り気はあまり強くないので、おにぎりさんを拵えるのにはもうひと工夫が必要ですけどね。











主人の分はおにぎりさんにはせず、お弁当箱にちんと盛りましょう。
週末に頑張って常備菜を数種拵えておいたので、朝はそれらを詰めるだけでお弁当の出来上がり。

先々週は雨で畑に行けませんでしたので、週末はその分も頑張って参りました。

収穫して参りました分葱を使って、一文字ぐるぐる (☆彡) のお浸しを。
これが今シーズンの分葱料理の中でいちばんのお気に入り。
さっと湯掻いた分葱をクルクルっと丸めて、冷ましておいた出し汁に浸しておくだけなのですが、ちょっとした彩りやお弁当の隙間埋めに重宝致します。

ずらっと並べた今週の常備菜が愛おしかったので、真上から一枚。

玄米ご飯で残ったひじきは、冷凍も考えましたが常備菜にして短く保存。

週末主人と農協の野菜直売所を覗きましたら、スーパーではなかなか見かけない根三つ葉を見つけました。
早速さっと湯掻いて、分葱の一文字ぐるぐると一緒にお浸しに。

そうそう、分葱と根三つ葉の端っこにちょろりと見える赤い可愛らしいこの子たち。

畑の二十日大根を間引いたら、鯛の目玉くらいの小さな二十日大根が既に育っておりました。
真っ赤な可愛らしい二十日大根、そのまま捨ててしまうのはあまりに忍びないので、さっと湯掻いてこれもお浸しに。

可愛らしい赤色が抜けてしまうのは心外ですが、本格的な収穫期までに何かしら改善したいと思います。





久しぶりに覗いた農協の野菜直売所で、フキを買って参りました。
フキ特有の風味を程よく残したお浸し、今だけの味です。
  1. フキはお鍋の大きさに合わせて切り、多めのお塩で板ずりをしましょう。
    たっぷりのお湯を沸かし、フキのお塩を落とさずにそのままお湯の中に。
    フキの色が鮮やかになったら取り出して冷水に晒し、するりと皮をむきましょう。

  2. 食べやすい長さに切り揃え、合わせ出汁・白だし醤油・お酒を煮立てた中に加えます。
    直火にかけられる琺瑯容器は本当に便利、合わせ調味料を煮立ててそのままフキを投入出来ますものね。

    落し蓋をして2〜3分弱火で煮含めたら、フキだけを取り出しましょう。

  3. 必要ならば煮汁だけを少し煮詰め、しっかりと冷ましたところにフキを戻します。
    そのまま冷蔵庫で保存し、しっかりと味を含んだフキの風味と色合いをお楽しみあれ。










イワシも質の良いものが安く店頭に並ぶようになりました。
今週は主人が楽しみにしておりますイワシのお酢煮も常備菜に加わりました。
主人の朝食に対する期待感は増すばかりです。

イワシの横には半熟卵の煮卵。
煮卵と言うより、合わせ調味料に漬け込んだだけなのですが、半熟が過ぎてお弁当には使えません。






  • 卵は煮立ったところに加えて7分茹でたのですが、もう少し長めにした方が良さそうですね。

    てんさい糖・だし醤油 各大さじ1
    オイスターソース 小さじ1
    濃口醤油・赤味噌 各小さじ1/4

    以上を琺瑯容器に合わせて昆布を加え、お水を適量注いで煮立てます。
    これを冷まし (お水を追加でちょっと注いでも) 、皮をむいた茹で卵を加えて漬け込むだけ。






我が家の冷蔵庫、週明けは常備菜でいっぱいです。
今週は木曜日まで禁酒と致しましょう。
一日も休まず飲み続けた先週を反省し、今週は禁酒週間と致します。

・・・これも週末に迫ったゴールデンウイークに備えて、ですけどね。
さ、歯医者さんに行く準備を致しましょう。
今日は歯医者さんの定期健診です。

posted by しんさん at 13:35 | Comment(2) | 玄米ご飯 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
ページを拝見させていただきました〜素敵ですね(^o^)美味しそうです
Posted by taro nagayama at 2018年04月23日 14:21
シンプルなコメントですが、いちばん嬉しいお言葉です。
どうもありがとうございます。

nagayamaさまの美しいお写真も拝見致しました。
センスの良い方のフィルターを通すと、日常が絵葉書のようになるのですね。
美しい画像にしばし和みました。
再度ありがとうございます。
Posted by しんさん⇒taro nagayamaさま at 2018年04月26日 10:24
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