今までの白菜・大根等の白っぽい野菜から、青々とした葉野菜数種が段ボールを占めております。
春菊やホウレン草など、冬が旬とされる葉野菜ですらどこか物腰柔らかで、力強い冬の佇まいとは様変わりしている気すら致します。
こう野菜の緑に心が惹かれるところを見ると、私は前世アオムシだったのかもしれません。
あ、くだらない。
さて、そんな葉野菜をたっぷり使って、本日のお弁当はおから寿司と参りましょう。
鯖寿司風にしたり、時にはいなり寿司風、余裕のある時には手まり寿司風とバラエティーも豊富。
本日は、軽くさっと加熱したレタスと小松菜でおからをくるりと巻いてみました。
週末に畑で摘んだ土筆をあしらえば、ぐっと春らしい心躍るおから寿司に。
当初の予定では、もう少しレタスの色合いが淡くて下の小松菜が透けて見えるのを想像していたのですが・・・うん、そこはちょっと想定外。
おからに塩引き鮭を混ぜ込んで、緑と鮭のピンクが透けるという目論見もここでドボンです。
すぐに諦める性格も無駄なストレスがなくて良いものです。
本日のお弁当は塩引き鮭を混ぜ込んだ贅沢なおから寿司、外見からは全く分かりませんけど、ね。
ほぼ週にいちどは作っておりますので、おから寿司は手慣れたものです。
- 寿司酢 (☆彡) 大さじ3・卵 1個をよく溶き混ぜ、おから 100gと合わせます。
焦がさないようさらりとするまでフライパンで乾煎りし、こんがりと焼いた塩引き鮭をほぐして加えましょう。
かりっと焼いた皮も、無駄なく細切りにして混ぜ込んでしまいましょ。
粗熱がとれたら6等分し、ざっくりとまとめておきます。
丁寧に丸めなくても、何となくまとまっていればそれで大丈夫。 - レタスと小松菜はさっと湯通しし、すぐに団扇等で仰いで冷まします。
レタスをひろげた上に小松菜をひろげ、おからをのせてきっちりと包みましょう。
形を整えながらラップでぴったりと包み、クリップで留めてしばらくおきます。
レタスとおからがなじんで落ち着いた頃にラップを外し、かるく形を整えます。
茹でた土筆をふき味噌で和えて、ちょんっと上にトッピング。
宅配野菜に葉野菜が多くなると、当然我が家のお弁当は緑一色に染まります。
おから寿司を始めとし、常備菜と致しております “春菊のカシューナッツ和え” 、“ほうれん草のお浸し” 、 “サヤエンドウの煮浸し” 等々、緑ばっかり。
それらに加え、暖かくなって随分と巻きがふんわりとしてきたキャベツを使ったロールキャベツ。
正に今、我が家は葉野菜の全盛期です。
ロールキャベツは、鶏ささ身で作った茹で鶏を使うので簡単です。
- キャベツは予めさっと茹でて冷ましておきます。
芯のかたい部分は、スプーンの背を押し付けてつぶしておきましょう。
油揚げは熱湯で茹でて油抜きをし、3辺を切り落として開き2等分しておきます。 - ささ身の茹で鶏はスジをとってざっくりと裂きます。
お豆腐・酒粕・干しエノキ (ほぐしたエノキをからからに天日干しして乾煎りしたのもです) ・葛粉をフードプロセッサーに合わせて粗く攪拌しましょう。
ネギの青い部分と塩麴を合わせたネギのペースト (☆彡) を加えてみました。
全く変色もせず色鮮やかなままです。 - キャベツをひろげて油揚げを重ね、丸めたささ身生地を巻きます。
巻き終わりを下にしてお鍋に並べ、隙間に人参を詰めましょう。
鶏の茹で汁をひたひたに注ぎ、極少量の白だし醤油を加えて10分ほど煮ます。
煮汁ごと保存容器に移し、さっと下茹でしたブロッコリーも浸しましょう。
お弁当のお菜 兼 常備菜の出来上がり。
あぁ、この色合いに心が和むこと。
本日の朝食はお椀から溢れそうなカレーうどんです。
お歳暮に頂いた見るからに高価なカレー缶でしたが、主人のダイエットもあってジャパニーズカレーを食べる頻度が急降下致しております我が家です。
なかなか頂く機会もなく本日までフードストッカーに鎮座しておりましたが、朝食ならばと相成りました。
刻んだネギを山盛りにして出来上がり。
朝食にカレーうどん、ちょっと斬新ですがこれなかなか楽しいものです。
・・・主人曰く、 『カレーうどんだけ浮いてない?』 だそうですけどね。
喜んで食べていたくせに。
朝食のレギュラー陣でもあります納豆とヨーグルト、今週ももちろん双方手作りです。
今週のひきわり納豆は、市販の蒸し大豆を使って試してみました。
乾燥大豆を使ったひきわり納豆に比べ、自己主張のない納豆にはなりましたが、その手軽さはなかなか魅力的でもあります。
ヨーグルトに関しても、1週間分のヨーグルトを買い置きする場所を省けるのでとても重宝しております。
まだまだヨーグルトメーカーは酷使されることでしょう。
今までヨーグルトに占領されていた冷蔵庫が、醗酵調味料に占められているってだけのお話ですね。