2018年03月19日

萌黄色のおから寿司

今週半ばに春分の日を控え、正に春めいて参りました。
今までは縮こまっておりました畑のほうれん草も急成長し、その隣の畝で瀕死状態だった分葱も活き活きと真っ直ぐな新芽を伸ばし始めております。

こうなると俄然畑作業に熱が入るもので、昨日はスジを違えた主人に代わりHonda ピエンタを稼働。
立派な畝を作り、ズッキーニ、スナックエンドウ、そして収穫の早いラディッシュの種を撒lいて参りました。

達成感の中、早くも軽い筋肉痛を感じながら拵える本日のお弁当は心なしか春の雰囲気です。
萌黄色のおから寿司の上に、畑で摘んだ小さな土筆を飾ってみました。
土筆以外の材料はいつもとほぼ同じですが、どこか気分が華やぐおから寿司です。

画像では見えませんが、おからには彩り鮮やかな枝豆を混ぜ込んでみました。
昨日、主人と日本酒をちびちび飲みながらつまんだ枝豆の残りです。

不思議なもので、ちょっと温かくなると同時に枝豆が食べたくなりました。
冷凍枝豆ではありますが、それでも枝豆の緑に気持ちが惹かれたのは私だけではなかったようです。
主人と意見が一致し、ホクホクと枝豆をつまみながらお家で飲む日本酒、昨日も楽しかったなぁ。

ひとつはアボカドと水菜、そして土筆の手まり寿司風のおから寿司。
そしてもうひとつの軍艦巻き風のおから寿司は、自家製の柚子胡椒を効かせた鯖寿司を具に。
酢蓮根のアクセントが自慢です。

畑で摘んできたほうれん草、そして立派に成長したネギのお菜も添えた春満載のお弁当。
雨降りの月曜日ではありますが、どこか心は華やぐのです。





定番のおから寿司、寿司酢 (☆彡) の作り置きがあれば更に簡単ちょちょいのちょいです。
おからは100gずつ小分けにして冷凍した状態で常備してありますので、前日に冷蔵庫に移しておきます。
  1. 卵 1個・寿司酢 大さじ3をよく混ぜ合わせ、おから 100gに合わせます。
    これをフライパンで乾煎りし、全体がさらりとした状態になったら莢から出した冷凍枝豆 (もちろん解凍した状態です) を混ぜ込みましょう。

    8等分し、ざっくりとまとめておきます。
    後ほど綺麗に成形するので、ざっくり分量分け程度にまとめておけば大丈夫。

  2. 萌黄色ver.の具は、アボカドと常備菜にしておりました水菜のお浸し。
    アボカドの変色防止用にスライス玉ねぎも一緒に握ります。

    大きめに切ったラップの上に、緑の濃い面を下にしてアボカドを並べます。
    水菜のお浸し、薄切り玉ねぎを順にこの上に重ね、まとめておいたおからをそっと乗せてラップで包みましょう。

    茶巾の要領で形を整え、クリップで留めてしばらくおきます。
    形が落ち着いたらラップを外し、お浸しにした土筆を飾って出来上がり。
  3. 軍艦巻き風のおから寿司に使うしめ鯖は、自家製柚子胡椒 (☆彡) ・常備菜にしております蓮根の甘酢漬けと一緒にフードプロセッサーで粗刻みに。

    海苔をリボン状に細く切り、まとめておいたおからをくるりと巻いて爪楊枝で留めましょう。

    形を整えて形が落ち着くまでしばらくおき、粗刻みにした鯖をたっぷりと詰めましょう。
    甘酢漬け蓮根を小さく切って、ちょんと飾ってこちらも出来上がり。






おから寿司は簡単なのですが、お弁当箱に詰めるのが難しいのが毎回の苦労どころ。
なぜかしらね、美味しそうに詰められないのは。

・・・彩り野菜不足かしら、やっぱり。










昨日畑で摘んだほうれん草、そして立派に育ったネギで早速今週分の常備菜を拵えました。
ほうれん草は厚揚げと合わせてお浸し、ネギは白い部分だけを焼きびたしに。






  • 琺瑯製の保存容器は、常備菜作りの力強い味方です。

    お出汁・みりん・お酒・白だし醤油を琺瑯容器に合わせてひと煮立ちさせ、ここにさっと茹でて醤油洗いしたホウレン草を浸すだけでほうれん草のお浸しは完了です。
    厚揚げを追加する際は、油抜きした厚揚げ・合わせ出汁を琺瑯容器に合わせて予め煮て、ここに醤油洗いしたホウレン草を浸すだけ。

    冷めたらそのまま冷蔵庫に移して保存出来るので、常備菜作りも益々楽しくなります。





自家製ネギの焼き浸し、こちらも琺瑯容器が大活躍。
  1. 合わせ出汁・みりん・お酒・白だし醤油・鷹の爪を琺瑯容器に合わせてひと煮立ち。
  2. ネギは白い部分を食べやすい長さに切り、油をひかずにフライパンでコロコロ転がしながら焼き色がつくまで加熱しましょう。

    ネギが熱いうちに1に移して浸し、冷めたら冷蔵庫に。
    味がどんどんなじんで週末には益々美味しくなっているはず。
    ネギの甘みがぐっと増し、まるでホワイトアスパラのような風味です。






  • 定期購入しております宅配野菜、随分前に切り干し大根が入っていた回がありました。
    今週は宅配野菜のない週なので、長期保存出来るこんな食材が助かります。

    先週の常備菜にしておりました水菜のお浸し。
    干しエビや干し貝柱が入ったちょっと贅沢なお浸しでした。

    水菜はおから寿司で使いましたので、ここでその浸し汁ごと完全にお片付けしましょうか。
    切り干し大根の味付けに使います。
    水菜と一緒にお浸しにしたサヤエンドウも立派な彩りとして一員に。

    蓮根、人参、干しシイタケ、そして常備菜の煮汁まで使った具沢山の切り干し大根は、こうして今週の常備菜の役割を引き継ぐのであります。





もちろん常備菜の中には、今週もイワシのお酢煮の姿が。
今の時期、店頭に綺麗なイワシが嬉しい低価格で並びますものね、欠かせません。

今朝の主食は、久しぶりに鴨蕎麦です。
市販の燻製鴨をお蕎麦の上に並べるだけですが、熱々の麺つゆを回しかけた鴨肉はやわらかくて本当に美味しいのです。

自家製のネギを刻んでお蕎麦の上にたっぷり。
宅配野菜のネギの根っこを切り落として畑に植えたところ、良い感じで成長を続けております。
ネギは丈夫ですので、これでネギに困ることはなさそうです。





今週は水曜日がお休みです。
ヨーグルトメーカーを使って拵えた発酵食品が今か今かと出番を待っておりますので、今週は発酵食品の登場頻度が急上昇しそうです。

さ、今週も楽しくなりそうですよ。

posted by しんさん at 14:21 | Comment(0) | お弁当日記 おからを使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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