昨年の夏 カリフォルニア旅行の際、ホテルのチェックインを待つ間に寄ったフィッシャーマンズワーフにある老舗のパン屋さん “ボーディン” で買った思い出のクラムチャウダー缶です。
さて。
本日のお弁当は、もうひとつ、そのカリフォルニア旅行の思い出の食材を使うとしましょう。
旅の中盤、モントレーからサンタ・ローザへ移動する道中、小休止を兼ねてソノマで道草 ⇒ ☆彡
観光バスも立ち寄る有名処、The Olive Pressで調達したバルサミコ酢を使ったケーキなど。
ラズベリー風味のバルサミコ酢を使ったチョコレートケーキなどいかがでしょうか。
ですがどことなくラズベリーの風味が漂います。
せっかくバルサミコ酢を使うのだからと、ベーキングパウダーでなく重曹で膨らませてみました。
お酢と重曹の反応ですので、ベーキングパウダーの繊細な膨らみ方とは少々異なります。
全粒粉を使っておりますし、量を控えた重曹とお酢では膨らませるのも大変でしたでしょうに、何だか懸命にふくらんでる雰囲気が何ともいじらしくて褒めてあげたいほど。
“残念ながら” がもうひとつ続きますが、残念ながらマフィンカップの在庫がありませんでしたのでそこは紙カップでさらりと代用。
紙コップいっぱいのチョコレートケーキでは、たとえお砂糖控えめとは言え・・・おぉ怖い。
ひとつひとつ量は控えに。
大雑把な感じが重曹生地ケーキにはぴったりだわ、うん、自分にそう言い聞かせております。
ラズベリー風味のバルサミコ酢を使った重曹チョコレートケーキ。
とっても簡単です。
以下の分量で、紙コップ7分目程度まで膨らんだチョコレートケーキが4つ出来ます。
- カカオ 55%のフレーク状のチョコレートを常備しております。
無塩タイプの醗酵バター 20gと一緒にチョコレート 60gをボールに合わせ、湯せんにかけて溶かしておきましょう。 - 胡桃は乾煎りしてざっくりと刻みます。
ドライフィグ・干し芋 (おやつに食べる市販の干し芋です) も刻んでおきましょう。
3種合わせて70g。 - 卵は予め室温に戻しておきます。
他のお料理に使った卵も合わせましたので1.5個分といったところ、重量にして80g弱。
無糖タイプのココアパウダー 大さじ1
シナモンパウダー 小さじ1.5
てんさい糖 小さじ1
を加え、全体がもったりするまで泡立ててしっかりと空気を含ませましょう。
ラズベリー風味のバルサミコ酢 小さじ2も加え、しっかりと混ぜ込みます。
これが今回完全お片付けとなりました思い出のバルサミコ酢、瓶も色合いも可愛いの。 - 湯せんにかけて溶かしておいたチョコレートとバターをざっと混ぜ、3を加えて混ぜ込みます。
全粒粉タイプの薄力粉 25g
重曹 小さじ1/2
を合わせてふるい入れ、スパチュラでさっくりと混ぜ込みましょう。
8分通りなじんだところで、合わせておいたドライフルーツ・ナッツ類を加えて混ぜ込みます。
紙コップの分け入れますが、生地を入れる前に紙コップに小さな切り込みを入れておくと後ほど破りやすいのでお勧めです。 - 予熱したオーブンに移し、170℃で17〜18分焼きましょう。
真っ黒で重そうな生地がここまで健気に膨らみます。
チョコレートの香りに満たされながら、オーブンの庫内灯を点けてはつい応援したくなります。
焼き上がったら逆さまにして冷まし、ケーキ生地が顔を出す程度に紙コップを破ります。
ダークチョコレートなので甘さは控えめですが、ドライフルーツのおかげで食べ心地良い甘みが私のお気に入り。
僅かながらではありますが、バルサミコ酢の存在感がちゃんと感じられることに驚き。
また行かないとね、バルサミコ酢を買いに。
本日は金曜日ですので、バルサミコ酢だけでなく野菜もお片付けしなくては。
なかなか使えず、今日まで延ばし延ばしになっておりました宅配野菜の小松菜。
今日でちょうど1週間になりますので、いくら何でも綺麗にお片付けしてあげないと。
小松菜と鯖缶を使って、焼売風のお菜はいかがでしょうか。
菊芋もたっぷり使った具沢山な小松菜焼売です。
チョコレートケーキに使った中途半端な卵は、この小松菜焼売の残りです。
こんな時の為にウズラの卵も常備しておくべきかしら。
- 菊芋はたっぷりみじん切り、生姜はたっぷりとすりおろしましょう。
鯖缶は鯖だけを取り出してボールに。
お豆腐を崩し入れ、溶き卵を少量。
オイスターソース・胡麻油・お醤油・豆鼓醤・蜂蜜を加え、お好みで八角パウダーを少々。
よく捏ね混ぜ、お団子状に丸めておきましょう。 - しんなりするまで色よくレンジ加熱した小松菜の水を切り、空いたボールに移します。
葛粉 (コーヒーミルでパウダー状にしてあります) を加えて全体にまぶし、1のお団子に巻きつけましょう。
大きめに切ったお魚ホイルの上に並べ、茶こしを使って表面に葛粉をふります。
4辺を折り曲げてお湯がホイル内に入らないようにし、お湯を沸かしたフライパンへ。
ぴったりと蓋をし、5分蒸せば出来上がり。
2月は健康意識向上月間として、特定検診や大腸内視鏡検査等を納得してこなして参りました。
が、その後も風邪で全く声が出なくなるなど、健康と向き合わざるを得ない状況が強制的に多々続いております。
おかげさまで声はほぼ通常に戻りましたが、どうも心中がざわざわとして落ち着かない。
そんなざわざわが続く昨今ではありますが、やはり主人の淹れてくれるほうじ茶は美味しい。
特に今、朝の小さなおやつが大好きな俵屋旅館の福俵、一時その甘さに和んでおります。
鯖缶を開封した時、その缶汁をお味噌汁に使うのが主人も私も大好き。
赤味噌だけでなく、上品な麹の強い豆味噌にもぴったり好相性な鯖缶汁、うん、今朝も美味しい。
間もなく我が家の車が1台になります。
お世話になったサーブで何処かに行きたいのだけど・・・
週末ですもの、少々凹んだ気持ちも切り替えて楽しいお酒を主人と。
日曜日は畑にズッキーニの種を撒いて参ります。