2018年03月13日

大腸内視鏡検査のススメ

主人から引き継いだ風邪が原因で、声が全く出ないストレスフルな生活が2〜3日続きました。

昨日から、しわがれ声ながらもどうにかこうにか会話が成り立つようになりホッとするも束の間。
多少の改善を祝って主人と祝杯を挙げたのが祟ったのでしょう、愚かなことを致しました。
声が出るようになったと思ったら、今度は発熱の予感におののいております。
この感じ、間違いなく今夜あたり発熱に見舞われることでありましょう。

それでも食欲は衰えませんので、今朝はいつも通りお弁当を拵え朝食を残さず済ませました。
が、とても画像に残すようなモノでもありませんので、今日は先日行った大腸内視鏡検査の備忘録。

今後の為、おそらくいつかは主人も体験するであろう、是非体験してもらいたい大腸内視鏡検査。
その時になって慌てないよう、イメージトレーニング出来るようここに備忘録、と。

先ずはこれ、 “大腸内視鏡検査セット” と名付けた一式です。

大腸の中をすっきり綺麗にするため、検査の前日は検査食しか食べられません。
前日に限りコーヒーや紅茶、ジュースはOKとのことですが、それでもミルクの類や果実入りのジュースは厳禁、生クリームやキャラメル等の乳製品、野菜、果物も厳禁だとか。

そしてこれが大腸内視鏡検査専用のお食事セット、もちろん主人も巻き込みますよ。
自分が食べられないのに食事を作るなんて、そんなこと真っ平ですもの。
主人のダイエットにも効果抜群の内容でしょうし、1日分の検査食セットをふたつ用意致しました。





朝食は “親子丼風おじや” なるもの。
意外とこってりしていて味も濃い、でも、うん、なかなか良いお味。
主人には常備菜のイワシ、そしてヤクルトをプレゼント。
私はもちろんおじやだけ。
あと、出来るだけたくさんお水を飲むよう繰り返し言われましたのでそこは忠実に。

昼食セットはミネストローネとクラッカー。
出勤する主人にももちろん同じものを持たせます。

うん、これも味は濃いめ。
確かに具は貧相ですが、普通に美味しく食べられる味。
この時ほどクラッカーを大切に食べたことはないのではないかしら。
お水の飲み過ぎで空腹感は感じません。

昼食と夕食の間に飲むのがこれ。
目薬みたいな容器に入っておりますが、れっきとした下剤。
お水に溶かして飲みます。
お味は・・・うーん、薄い薄いお砂糖水みたいな味。
味覚検査でもしているような気分です。

腹減ったー腹減ったーと騒々しい主人に急かされ、夕食は大根のそぼろ煮カレー味、そして白米。
パックに入ったご飯を食べるのはこれが初めて。
レトルト食品は全て湯せんでゆっくり温めましたが、パックご飯はレンジ加熱の方が美味しいとのこと。

うん、やわらかめのご飯がなかなか美味。
主人のご飯にはきんぴら菊芋、そしてカレーには温泉卵のトッピング。

へぇ、販売元は日本ハムなんだ。










お水の飲み過ぎで翌日になっても空腹感はまるでなし。
その反面、空腹を訴える主人がうるさいことうるさいこと。

いよいよ検査当日。
検査の時間に合わせ、早朝5時に先ずは下剤を2錠飲みます。
その後、大容量の下剤に挑むことになるのですが、先ずは2リットルというその量にびっくり。
アルミの袋に入った下剤を2リットルのお水で溶かし、それをゆっくり2時間かけて飲み干します。
急いで飲んではいけないとかで、2リットルをちびちびちびちびちびちび飲みます。

味は、そうね、少し梅干し味の入ったポカリスエットってところかしら。
美味しいってことはありませんが普通に飲める味。
コップ一杯の梅干し味ポカリスエットを、ちびちび15分かけて飲む・・・これはなかなかない体験。

体験して分かったことですが、この大腸内視鏡検査は寒い時期にやるものではない、と。
ストーブの前でひざ掛けをして温かくしているにも拘らず、2リットルの水分を飲むというのは相当に体が冷えるものです。
しかも下剤2リットルに加え、ここでもやはりお水を沢山飲むように、とのこと。
手足が冷え切って室内でも寒いこと。
これがいちばん大腸内視鏡検査の辛いところだったかも。










とは言え試練を乗り切り、時間通りにタクシーで病院へ。
ふふ、これが噂の検査着ね、本当にお尻の部分が開いています。

結果、私の人生初の大腸内視鏡検査でいちばん辛かったのは2リットルの下剤との格闘でしょうか。
検査そのものは、始まった途端にぐっすり寝入ってしまいましたからね。
気付けば病院の簡易ベッドの上でした。

まだ心なしかボケっとした頭で、温かなお茶と飴を頂きます。

はい、駆け足ではありますがこれで私の大腸内視鏡検査の備忘録と致します。
検査の結果は今のところ問題なし。
ですが今後も折を見て大腸内視鏡検査は受けようかと思っております。
そのうちには主人も一緒に、ね。





主人から拾った風邪は予想通り長引く風邪となりそうです。
元気にピンピンしている主人を見ると、ちょっと意地悪したくなる衝動にかられますがそこは内々に。
声が完全復活した時には・・・うん、やっぱり一緒に飲みたいかな。

posted by しんさん at 13:36 | Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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