ですが増える一方の食材ラインナップを反省し、そば粉は新蕎麦シーズンにいちどだけ取り寄せ、それがなくなったらおしまい、来シーズンまでのお楽しみ、そう取り寄せ好きの主人と約束致しました。
季節を感じながらのお料理、それも楽しいものです。
目下のところ、決して新しくはないそば粉をお片付けしてしまおうと意欲的に使っております。
ここらでちょっと大量消費、そば粉を使ったパウンドケーキなどいかがでしょう。
ベーキングパウダーを使っておりませんので、ややふくらみは控えめですがまぁ良い線なのでは?
先日蕎麦がきぜんざい用にと拵えた小豆餡をたっぷり生地に混ぜ込んでみました。
うん、でもそれなら潔く太白胡麻油を使っても良かったかしら。
そば粉100%の焼き菓子に伴いがちなパサッと感はありません、しっとり肌理の詰まった食感です。
泡立てた卵と粉類の合わせ方をもう少しお勉強したら、もっと良い仕上がりになるのではないかしら。
ですがその課題も次回のそば粉シーズンまでおあずけです。
残ったそば粉はほんの少し、ですからね。
また次回の蕎麦シーズンまでそば粉とはしばしのお別れ。
その時は今回の改善点を克服し、ふんわりふくらんだそば粉ケーキが焼けますように。
その為にもしっかり備忘録。
以下の分量で、底辺約200×70・H60のパウンド型にひとつ分です。
甘さは相当控えめです、もう少し蜂蜜なりお砂糖なりを増やしても良かったかしら。
- 卵 3個は室温に戻しておきましょう。
パウンド型に合わせ、オーブンシートを敷いておきます。
醗酵タイプの無塩バター 35g・豆乳 大さじ2を大きめのボールに合わせ、湯せんにかけて溶かしておきます。
そば粉 100gはふるっておきます。 - 大きめのボールに卵 3個をほぐします。
和三盆 20gを2回に分けて加え、ボールの底をぬるめの湯せんにかけながらその都度しっかりと泡立てて空気を含ませましょう。
蜂蜜 15gも加え、もったり白っぽくなるまでしっかり泡立てて空気を含ませます。 - ふるったそば粉を2回に分けて加え、卵の泡をつぶさないようスパチュラで混ぜ込みます。
八分通り粉が混ざったところで、小豆餡 30g・白味噌 5gも加えて混ぜ込みます。 - 3の生地・溶かしバターを合わせます。
先ずは3の生地を少量とってバターのボールに加えましょう。
泡が消えても構わずしっかりと混ぜ込み、次いでこれをスパチュラを伝わせながら元のボールに戻し入れます。
今度は泡が消えないよう、底からすくうようにして混ぜ込みましょう。
私にとってのいちばんの難所はここ、何度やっても上手く出来ません。 - 用意しておいた型に出来るだけ低い位置から生地を流し入れましょう。
表面をさっと平らにならし、底を数回軽く打ちつけて空気抜きをします。
タイミングを見て180℃に予熱しておいたオーブンに素早く移し、設定温度を170℃にして焼くこと40分。
途中、10分ほど焼いて生地の表面がうっすら焼きかたまったところで、パレットナイフで中央に切れ目を入れて生地が割れやすいようお手伝いしてあげましょう。
いちばん高い部分に串をさしてみて、どろっとした生の生地がついてこなければ焼き上がり。
型ごとすとんと落として底全体を打ち付けてから、熱いうちに型から出して冷まします。
完全に冷めたところで切り分けます。
いろいろ課題は残りますが、実験ケーキとしてはまぁまぁ成功ってところに落ち着きました。
でも、このそば粉ケーキを極めたくて、主人に蕎麦粉のお取り寄せをお願いしてしまうかも。
次回は太白胡麻油を使おうとか、蜂蜜の量を少し増やそうとか、野心はふくらむばかりです。
ケーキを焼いたオーブンにまだ余熱が残っていることですし、この余熱を使ってお菜をひとつ。
オーブン料理って基本放ったらかし、なので楽が出来るし大好き。
畑で掘ってきた菊芋と、最後に残った芯も含めた小さなキャベツを使って、野菜たっぷりのごちゃ混ぜサラダを拵えましょう。
泥をしっかりと抱いた菊芋を洗うのは相当な手間ですけどね。
- 菊芋は綺麗に洗い、黒ずんだ部分を切り落としながらざっくり大きく切ります。
これをビニール袋に入れ、すりこ木等で叩いて食べやすい大きさに割ります。
オリーブオイルと少量のお塩を加えてまぶし、アルミホイルを敷いた天板にひろげましょう。
200℃のオーブンで表面に焼き色がつくまで焼きます。
途中でくし形に切ったキャベツも加え、菊芋はしゃっきり、キャベツはふっくらと火を通します。 - 1をボールに移し、熱々のところにさいの目に切った鴨の燻製を加えます。
蒸し大豆 (市販品)・刻んだドライフィグも加え、ミックススパイスをたっぷり挽きます。
塩気が欲しければお塩も少量足し、丁寧に和えれば出来上がり。
あ、バルサミコ酢を加えるのを忘れてしまいました。
本日のお味噌汁は乾燥あおさをたっぷり使ったちょっと贅沢な味。
こんな時はやっぱり赤味噌仕立てではなく、麹がしっかり生きている贅沢な豆味噌を使います。
石川の麹屋さんの豆味噌、これも我が家の必須食材のひとつです。
近いうちにこの極少量残ったそば粉のお片付けも完了することでしょう。
それにしても、今朝の蕎麦がきは水分が多くていつもの木の葉型に成形することすら不可能でした。
とろとろの蕎麦がき、でもこれはこれで美味しいかも。
近頃、毎週水曜日にヤクルトさんが来てくれます。
小柄で重そうにクーラーバックを抱えるちょっと宮原知子似の彼女を見ると、ついまた来週もとお願いしてしまう私に、主人はクールな視線を送っております。
まぁ良いじゃない、ヤクルト、習慣にしても悪いことはないでしょうし。
・・・目下ヤクルトの株を検討中。
でもねぇ、結構高値なのよねぇ、ヤクルト株。
頂いた大のお気に入りだったタイ製ハンドクリームなき後、今私が愛用しているハンドクリームはヤクルト製です。