蜜煮にする程の量でもないし、かと言ってそのまま食べるのもどこか忍びない。
せっかくの可愛らしい金柑色を活かしたお料理、何かないかしら・・・ 金柑と一緒に宅配野菜の中に含まれておりました大根と白菜。
これら冬野菜を使って、金柑風味のお漬物などいかがでしょうか。
昔ながらのシンプルな味付け、そして金柑の黄色、素朴な風味に心も和みます。
大根は皮ごと漬け込んで、コリコリとした食感を楽しみます。
瑞々しい白菜には、金柑に加えてピリッと生姜の風味も添えましょうか。 もちろん常備菜としても頼もしいお漬物2種。
艶々とした金柑の黄色に気分も華やぎます。 日本酒のお供としても・・・ね。
本当に簡単。
- 大根は適量を皮つきで。
4cmほどの長さに切り、1〜1.5cm角の拍子木切りにしてビニール袋に。
金柑のなり口を丁寧に取り除いて、種を爪楊枝等で取り除きながら横2等分しましょう。
大根と合わせます。 - てんさい糖 大さじ2強
米酢 大さじ1
お塩 小さじ1.5
以上を1に加えて軽く揉み、時々全体を揉みながら1日室温に。
水気が十分に上がってきたら冷蔵庫に移し、味がなじめば出来上がり。
簡単過ぎたかしら・・・はい、お次は白菜。
- 米酢 大さじ3
合わせ出汁・てんさい糖 各大さじ1
白だし醤油 小さじ1/2
種を除きながら輪切りにした金柑 適量
千切り生姜・小口に切った鷹の爪
以上を合わせてひと煮立ちさせ、冷ましておきましょう。 - 白菜は芯の部分と青い部分に分け、それぞれ繊維に沿って切ります。
少量のお塩を軽く揉み込み、重石をして30分ほどおきましょう。
ザルに移して水気をしっかりと絞り、保存容器に移します。 - 白菜の上から1を回しかけ、ひと晩以上冷蔵庫で味をなじませれば出来上がり。
- どちらも備忘録する程のお料理でもありませんが、色合いが可愛らしかったので。
無農薬で安心して皮ごと食べられる金柑。
甘い金柑ばかりでなく、鶏肉や野菜、パスタに合わせた金柑というのも良いものです。
何より旬の野菜を然る時期に食べられる、極普通のことですがつい忘れがち。
・・・などと気取ってはみましたが。
昨日は毎度のことながら平日禁酒のルールをたやすく破って主人と日本酒。
盛り上がってしまいました。 そして反省のお味噌汁ファスティング。
昆布出汁と豆味噌を合わせた具無しのお味噌汁をすする羽目に。
朝は石川の麹味噌、お昼用にとポットに入れたのは豆の存在感が顕著な八丁味噌です。
・・・ダメだなぁ。
でも楽しいんだなぁ。