2018年01月18日

黒豆ごろごろ 〜 切り餅の豆大福・・・風。

実家の母親はお餅が大好き。

お餅には並々でないこだわりがあるようで、スーパーの店頭に並ぶお餅はまず買いません。
大晦日が近づくと、昔から贔屓にしておりますお米屋さんに出掛けてはのし餅を注文します。
あ、この間聞いたら、そのお米屋さんも時の流れには勝てずお店を閉めたそうです。
最近は、同じく昔から贔屓にしておりますお赤飯が美味しい和菓子屋さんに注文しているとか。

のし餅が届くと、欲しい分だけを自分で切って新聞紙に包んで持ち帰るように指示されます。
届いたばかりでまだ温かくてやわらかなのし餅、これでお正月のお雑煮を拵えるのが恒例です。
残ったお餅は冷凍するのですが、本日はその切り餅を使ってお弁当を拵えましょう。

豆大福なんていかがでしょうか。

ごろごろとお豆たっぷりの豆大福。
切り餅で拵える大福は我が家の定番お餅料理でもあります。

近頃これを拵えなかった理由はたったひとつ、電子レンジが長きに渡って故障していたから。
あまり使わないのを良いことに、動かなくなった電子レンジから随分と長く目をそらしておりました。
でもやっぱり電子レンジはあればあるで便利なものです。

使ったお豆さんは、お正月の黒豆をリメイクした干し黒豆 ⇒ 2018年01月11日 ☆彡
いつもはおやつとしてちまちま食べておりますが、ここらでそろそろ一気にお片付け態勢に。
豆大福の表面にまぶした粉はもち粉等ではなく、韓国土産の “ミスカル” をたっぷりと。

牛乳やお水に溶かして飲む健康飲料として知られる “ミスカル” ですが、私はきな粉の代用として目下愛用致しております。

炒ったり蒸したりした穀類多種をパウダー状にしたミスカル、なかなか使い勝手の良い食材です。
そもそもが溶かして飲むためのものなので、粒が細かいという点も使いやすさのひとつ。
香ばしくて美味しい豆大福に仕上がりました。

中には小豆餡でなくさつま芋餡。

これは昨日のお弁当に拵えたもの (☆彡) で、加熱したさつま芋にクリームチーズ・ココナッツシュガーを加えて牛乳でのばした簡単なもの。
確か昨日は “さつま芋クリーム” と呼んでおりましたが、今日は “さつま芋餡” と致しましょう。





切り餅と黒豆、お正月食材満載の豆大福。
とっても簡単ですよ。
以下の分量で小ぶりな豆大福4つぶんです。
お餅は小ぶりな切り餅をひとつ使うだけですので、きっと主人の体重にもそれ程の害はないでしょう。
  1. さつま芋餡 (昨日の日記をご参照 ☆彡) は丸めておきます。
    バッドにミスカルをたっぷりひろげておきましょう。

  2. お餅は小ぶりな切り餅を1個。

    適当な大きさに切って耐熱ボールに移し、全体が十分にかぶる量のお水を注ぎましょう。
    ふんわりとラップをし、お餅がやわらかくなるまで600Wの電子レンジで様子をみながら3分ほど加熱しましょう。

  3. お餅が十分にやわらかくなったらお湯を流します。
    このお湯は捨ててしまわないで残しておくと何かと役立ちます。

    お砂糖 小さじ1を加え、お湯を小さじ1〜2程度ずつ加えながらスパチュラで練り混ぜます。
    この時加えるお湯に先程のお湯が使えますからね。
    お湯を様子をみながら少しずつ加えては、必要ならばふんわりとラップをして数十秒電子レンジ加熱、これを繰り返して滑らかな生地にします。

    よく伸びる滑らかな生地になったら、干し黒豆をたっぷり加えてよく混ぜましょう。

  4. スパチュラを軽くお湯で湿らせながら4等分し、用意したミスカルの上に落としていきましょう。

    指先にお餅がつかないよう、ミスカルをもち取り粉代わりにしながらさつま芋餡を包みます。
    閉じ口を下にして形を整えれば出来上がり。

    健康食品でもあるミスカルですので、余分な粉を払うなんてことは必要ありません。
    たっぷりまぶして召し上がれ。

    主人の分は紙カップにのせてラッピングバックに。
    もちろん時間が経ってもお餅はやわらかぷよぷよですよ。











豆大福が本日のお弁当の主役です。
そして脈略のないお菜はロールキャベツ。

実はこのロールキャベツ、昨日の夕食用に拵えたもの。
多めに拵えて常備菜として保存しておけば、何かと楽が出来ますものね。
加齢によってお料理の形もどんどん変わっていかないと、ね。





ロールキャベツの中身はお肉ではなくて鯖缶。
鯖缶と市販の蒸し大豆。
そのままでも食べられるものばかりですからとっても簡単なのです。
  1. 蒸し大豆は色々な種類があって常備しておくと何かと便利な食材のひとつです。
    半量をざっくりとつぶし、残りの蒸し大豆と一緒に水気を切った鯖缶と合わせましょう。
    面取りした人参の切れ端、戻した干しシイタケも刻んで加えます。

    味付けは刻みネギの塩漬け、これだけです。
    しっかりと水気を拭き取ったネギを刻み、多めのお塩をまぶして冷蔵庫に。
    これは2ヶ月ほど前から冷蔵庫に鎮座しているもの。

  2. キャベツはしんなりするまで電子レンジで加熱し、芯の部分を叩いてつぶします。
    1を包み、巻き終わりを下にして圧力鍋に並べましょう。
    隙間を埋めるように面取りした人参を押し込み、戻した干しシイタケを散らします。

    お水・椎茸の戻し汁・お酒を加え、3分加圧して出来上がり。

    味付けはネギの塩漬けだけですが、干しシイタケや鯖缶の旨味、キャベツの甘みで物足りなさは全く感じません。
    ちなみに塩分濃度は安心の0.57でした。











お餅は切った後、2個ずつラップして冷凍保存しております。
豆大福に1切れ使いましたので、残った1切れは朝食に。

里芋、人参、大根、キャベツ、大根葉、お豆腐、そしてロールキャベツの残りの鯖缶、そうそう酒粕も入った具沢山のお味噌汁に、お餅をこんがり焼いて加えます。

大きなお椀から溢れそうな具沢山のお味噌汁、これが主人のいちばんのお気に入りなんだとか。
今朝は麹屋さんの豆味噌で。





  • 毎朝のヨーグルトに添えるソースはいつも手作りです。

    フルーツを使うことも多いのですが、そこはその時にある食材を使って気分次第。
    昨日まで楽しんだ人参とりんごのジャム (☆彡) がなくなりましたので、はてさてどうしたものかとキッチンを見まわしました。

    ・・・お土産でよく頂く紅茶やコーヒーがあるのですが、なかなか減らずにおります。
    ここらでちょっとヨーグルトソースなど拵えてお片付けを図りましょう。
    まだまだ試作の粋は越えられませんが、これはちょっとうまく行きそう。
    濃いめに入れた紅茶でとろりとしたヨーグルトソースを拵えてみました。
    試行錯誤した結果のチアシードは無意味に終わりましたが、これはなかなか良いアイデア。
    近いうちに備忘録にまでたどり着けそうな予感です。






そうそう、年末にお願いしたスプリングコートが昨日届きました。
旅行の際、飛行場や飛行機内でふわっと気楽に羽織れる単衣のコート、実は欲しかったのです。
カタログを見てどうしても欲しくなり、年末の忙しい頃合いに関わらず主人に付き合ってもらいました。

何と言ってもこのりぼんの袖の可愛らしいこと。
ふわっとまくると、袖がバルーンになってこれまた可愛い。





さ、主人。
これで飛行機の旅もいつでもOKですよ。
・・・とニヤニヤしておりましたら、先ずは吉野のさくらを見に連れていってくれるそうです。
着物にしようか、スプリングコートにしようか、また一から悩まないと。

posted by しんさん at 15:55 | Comment(0) | お餅を使って | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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