2017年11月29日

ナンジャコリャな鬼まんじゅう風

例年ほどではないとは言え、今シーズンもまずまずの収穫量だったさつま芋。
日持ちするので他の野菜からお片付け致しておりましたが、そう放っておいてもお気の毒。

そう言えば、随分前に買って使わずにいる小豆があったっけ。
寒くなってきたことですし、そろそろ朝食に温かな蕎麦がきぜんざいが恋しい季節。
今朝は圧力鍋で小豆を煮ましょうか。

・・・という訳で、さつま芋と小豆をニコイチにした結果の本日のお弁当。

どーん!
効果音が飛び出しそうな佇まい、正にナンジャコリャです。
あまりに不器量で、クコの実やパンプキンシードでおめかししたところ更にお気の毒な佇まいに。

断面にも破壊力があります。

・・・中心からずらして控えめに。
なんだかイジケているように見えてくるから面白い・・・と思っているのは私だけ、絶対。

一応ね、解説を。
いわゆる鬼まんじゅうの小豆ver.といったところでしょうか。
今朝は(も?)のんびり常備菜など拵えているものだから、鬼まんじゅう生地を小分けにする時間さえ端折ってエンゼル型に詰め込んだらこうなりました。

でもね、言い訳じゃぁありませんが佇まいはともかく嫌いじゃないですよ、この味。
小豆餡とさつま芋ですもの、どう拵えたって不味い訳がありません。
ほんのり緑茶も効かせた不器量な鬼まんじゅう風、そば粉がつなぎの私好みの蒸し上がり。
ここまで来て後には引けませんのでちゃちゃっと備忘録。





  1. 先ずは小豆を煮ましょうか。
    私が煮る小豆は一般のものに比べると相当お砂糖は控えめです。

    小豆 200gをたっぷりのお水と共に中〜強火にかけて煮立てましょう。
    煮立ったら吹きこぼれない程度に火を弱めて2分キープし、これをザルに茹でこぼします。
    これを2回繰り返して渋抜きをします。

    渋抜きをした小豆を圧力鍋に移し、小豆の上4cmほどまで水を注ぎます。
    20分加圧し、圧が自然に抜けるのを待って蓋を開けましょう。
    てんさい糖 大さじ4を加え、ことこと10分ほど煮ながらお好みのかたさに煮詰めましょう。
    仕上げにお塩をひとつまみ加えます。

    お塩を自分好みにうまく効かせると、意外とこの量のお砂糖でも満足出来てしまうものです。

  2. さつま芋は中くらいのを1個。
    黒ずんだ部分だけ皮を厚めにむき、大ぶりなさいの目に切って水に晒してあく抜きをします。
    ザルにとって軽く水を切り、ボールに移しましょう。

    ここにそば粉 大さじ2をふるい入れ、出来立ての小豆餡 150gも加えましょう。
    玉露の茶葉を適量加え、スパチュラで混ぜ込みます。
    全体がしっとりとまとまるよう、みりんも大さじ2加えましょうか。

  3. エンゼル型には予め極々少量の太白胡麻油をすり込み、リボン状に切ったワックスペーパーを十文字に渡しておきます。
    松の実・クコの実・パンプキンシードを合わせて型の底に散らし、ワックスペーパーが型の中に埋まってしまわないよう気をつけながらさつま芋生地をぽってりと移します。

    生地の表面を平らにならし、型の半分弱高さまでお湯を煮立てた圧力鍋に型ごと移します。
    加圧すること5分強、圧が自然に抜けるのを待って圧力鍋から型ごと取り出します。

    はい、最高に不器量であか抜けない鬼まんじゅう風の蒸し上がり。
    粗熱がとれたら、オーブンシートを対角線上に引き上げて型から抜きます。

    出来の悪いクリスマスリーズに見えないこともありません。
    包丁でザクザク切り分けて召し上がれ。











あまりに不器量ですので、今日はお弁当の写真も止めておきましょう。
ですが時間がなくなった原因、朝からのんびり拵えておりました常備菜は上出来。
たたき牛蒡の黒胡麻和え・・・あら、やっぱり色黒で不器量かしら。

でも美味しいの。
こちらも圧力鍋が大活躍。
今日は圧力鍋をとことん使います。





  1. 牛蒡は扱いやすい長さに切り、小さく切った晒布で丁寧に洗います。
    無理矢理に皮をこそげ取ろうとせず、私は晒布でこする程度に止めます。
    酢水にも晒しません。

    お水を張って蒸しすを圧力鍋の底に敷き中〜強火にかけます。
    煮立ったところに金属製のザルに牛蒡を入れてここに移し、5分加圧しましょう。
    圧が自然に抜けるのを待って牛蒡を取り出します。

  2. 牛蒡をまな板の上にならべ、すりこ木等で全体に圧をかけながら繊維を崩します。
    牛蒡が十分にやわらかいのですりこ木でたたく感じではありません、ぐっと押し付ける感じ。
    食べやすい長さに切り揃え、みりん・白だし醤油・寿司酢 各小さじ1をまぶしておきましょう。

  3. 乾煎りした黒胡麻をすり鉢で粗めに擂り、てんさい糖・みりん・白だし醤油・寿司酢・白味噌 各小さじ1を加えてよく混ぜます。
    ここに2の牛蒡を加え、丁寧に和えれば出来上がり。

    常備菜にも日本酒の肴にもぴったり。











家庭料理ってね、 『流れ』 だと思うのです。
在庫の食材を無駄なく流していくのも、洗い物を減らすべく使った調理器具を流していくのも、ちょっと解りづらい例えではありますが兎に角 『流れ』 。

さて、本日の朝食の主食、いわゆる “里芋まんじゅう” です。

牛蒡と一緒に蒸した里芋、牛蒡を和えた後の黒胡麻がたっぷり残ったすり鉢を使って。
これが私の言うところの 『流れ』 、大したことではありませんけどね。
揚げる工程をあっさり端折り、温泉卵・おろし生姜・たっぷりの大根おろしであっさり仕上げます。

使った里芋は、畑で収穫した “おまけ” のような小芋も小芋。
皮をむいてお料理していては、なくなってしまいそうな小さな小さな里芋です。
綺麗に洗って皮ごと蒸せば、つるっと皮から飛び出してきますものね。





  1. やわらかく蒸した里芋はつるっと皮をむき、牛蒡を和えた後のすり鉢に合わせます。
    すりこ木でつぶし、干しエビ・ニラの塩漬けを加えて混ぜ込みましょう。

    日持ちしないニラですが、醤油漬けにしたり塩漬けにして保存すれば1ヶ月2ヶ月余裕で日持ちします・・・もっと日持ちしそうですが、その前に亡くなってしまうので。

    前回の醤油漬けに続き、今回試してみたのが塩漬け。
    しっかり水切りをしたニラを刻み、多めのお塩を加えて混ぜるだけ。
    1日おけばしっとりして、使い勝手の良い調味料になります。
    塩気が強いので、ニラと思わず “ニラ風味のお塩” としてお付き合いするのが賢明。

  2. 里芋生地を2等分し、ラップでぎゅっと握りましょう。
    手の平に薄くごま油をぬって形をととのえながら丸め、オーブントースターで表面にうっすら焼き色がつくまで焼いて器に移します。

  3. 温泉卵・たっぷりの大根おろしを添え、おろし生姜をちょこんと盛ります。

    斜め切りにしたネギ・合わせ出汁に極々少量の白だし醤油を合わせて煮立てます。
    葛粉でとろみをつけ、お椀の端からそっと注いで出来上がり。






今朝の主食は里芋まんじゅう。
生姜を効かせた温かい汁物が嬉しい季節になりました。
ここにふわふわの大根おろし、冬野菜って素敵。

先程帰宅した主人が言いました。
『牛蒡、日本酒に合うよね』 ・・・ ちらっと何かを訴えるような眼差しで。





・・・平日禁酒の掟、今宵は破られるようです。
意志の弱いダメ人間がここにふたり。
そうそう、冷蔵庫に塩辛があったわ。
お互いに相手を焚きつけながら今宵は日本酒を常温で。
週末は禁酒にしましょうね・・・なんて野暮なことは言いませんよ、いえ、無理なことは言いませんよ。

posted by しんさん at 15:30 | Comment(0) | お弁当、だけどおやつにも | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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