2017年11月14日

欲張り全粒粉フォカッチャ 〜 ドライドトマトとモッツァレラチーズver.

定期購入を始めた野菜セットの中に、器量の良いトマトが1個入っておりました。
トマトの旬も終わってしまった今。
久しぶりに手にする貴重なトマトですもの、トマトが主人公の何かを拵えたい・・・はてさて。

全粒粉入りのふわふわフォカッチャを焼いてみました。
チェッリーモッツァレラをたっぷり過ぎるほどたっぷり乗せたフォカッチャをね。

せっかくのドライドトマトが脇役になってしまいそうな程、モッツァレラチーズが溢れております。
ちょっと欲張り過ぎかしら。

それでも、オーブンで乾燥させたドライドトマトはモッツァレラチーズに負けない絶対的な存在感。
じっくりと乾燥させた分風味がぎゅぎゅっと凝縮して、うん、狙った通りの焼き上がりです。
ここまでモッツァレラチーズが流れ出ることは、当然想定外ではありましたけどね。





それでもふわふわのフォカッチャはお気に入りの出来栄えです。
もちろん生地はフードプロセッサーで。
最近買い替えたオーブンの醗酵機能がシンプルで、なかなか使い勝手も良く満足しております。
コンベクション機能のないお手頃価格のオーブン、私にはこれがぴったりのようです。

以下の分量で小ぶりなフォカッチャふたつ分。
  1. 全粒粉タイプの強力粉 50g
    ノーマルな強力粉 50g
    てんさい糖 2g

    以上をビニール袋に合わせ、口をしっかり持ってふり混ぜましょう。
    フードプロセッサーに移します。
  2. 湯冷まし 50tにインスタントドライイースト 2gを加え、丁寧に混ぜ合わせましょう。
    これをフードプロセッサーに加え、サラサラの状態になるよう高速で小刻みに回転させてなじませます。

    お塩 ひとつまみ、オリーブオイル 大さじ1を順に加え、その都度高速で小刻みに回転させて粉になじませます。

  3. ここからは様子を見ながら、少しずつ湯冷ましを加えていきます。
    フードプロセッサーの速度も低速に切り替え、じっくり生地がひとつにまとまるまで回転させていきましょう。

    最初に湯冷まし大さじ1を追加した後は、湯冷ましでスパチュラを湿らせながらフードプロセッサーの壁面に残った生地をなじませながら生地を捏ねていきます。
    生地がひとつにまとまったら軽く捏ね、丸くまとめて醗酵させましょう。

    天板にお湯を張り、オーブンの醗酵機能 40℃で40〜50分ほど。

  4. 生地が十分にふくらんだところで、しっかりと空気を抜いて包丁で2等分します。
    きつく絞ったぬれ布巾とラップをふんわりと被せ、10分間生地を休ませましょう。

    その後、生地を丸く平らにのばします。
    ふんわりと仕上げたいので、あまり薄くはのばしません。
    たっぷりのお水を霧吹きで吹きかけ、先程と同じく天板にお湯を張ってオーブンの醗酵機能 40℃で40〜50分間醗酵を促しましょう。

  5. 表面にオリーブオイルを満遍なくぬり、指先で円周上に溝を作ります。
    中央部分には指先で窪みを作り、トマトソース (市販品) をたっぷりぬりましょう。

    ドライドトマトは昨日のうちに用意しておきます。
    オーブンシートを天板にひろげ、ここに網を乗せて輪切りにしたトマトを並べます。
    100〜110℃のオーブンで1時間ほどじっくり焼けば出来上がり。
    セミドライ状態のトマト、サンドウィッチやパン、パイに今夏は大活躍でした。

    ドライドトマトを並べ、半分に切ったチェッリーモッツァレラを所狭しと・・・
    明らかに欲張り過ぎです。
    お好みのミックススパイスをふって、210℃に予熱したオーブンへ移しましょう。

    設定温度を190℃にし、15〜18分焼けば出来上がり。
    ・・・あらまぁ、大変。

    オーブンシートから流れ出たモッツァレラチーズも、キュキュット CLEAR 泡スプレーのおかげで難なく綺麗に落ちました。

    派手に流れ出たチーズ、不器量ではありますが自分らしくて嫌いじゃぁない。
    少なくとも、このフォカッチャ生地はお気に入りです。











チーズでつながったフォカッチャを切り離して・・・
さ、今日は可愛らしい人参を浮かべたスープを添えましょうか。

小さな小さな人参は、定期購入を始めた近藤ファームのもの。

立派な葉っぱ付きの小さな人参。
以前自らも人参を育てたことがありますが、人参の栽培って本当に大変。
安心して葉っぱまで食べられる近藤ファームの人参ですもの、人参葉のスープはいかがでしょう。

パセリにも似た独特な風味の人参葉を、主人自ら畑で収穫したフェンネルと合わせたスープに。
ひとり生えのフェンネルを主人が管理し、自分で収穫した愛おしいフェンネルです。





  1. オリーブオイル・ニンニク・薄切り玉ねぎをストウブに合わせ、弱火でじっくりと炒めます。

    ざく切りにした人参葉・薄切りにしたフェンネル (鱗茎部分のみです) をここに加え、少量のスープストックを加えましょう。
    押し麦を散らしてお塩を少々、綺麗に洗った人参をこの上に置いて蓋をし、弱火で10分間。

  2. 人参だけを別皿に取りだし、ペコリーノローマーノ・牛乳を加えてフードプロセッサー等でピュレ状にしましょう。
    器に盛り、人参と人参葉を飾ります。
    ミックスペッパーを刻んで散らして出来上がり。





フォカッチャとスープ、本日も無事お弁当が完成いたしましたよ。











ストウブをさっと洗い、スープの次は炊飯と参りましょう。
3/4合分のお米だってストウブならば朝飯前、上手に炊き上げてくれます。

今朝は押し麦入りのご飯です。
ちょこんっと上に乗せたのは、昨日拵えた (☆彡) 自家製落花生のいわゆる “味噌ピー”

この味噌ピーが我ながら秀逸な出来栄え。
もちろん美味しいお味噌を使ったことが功を奏しているのは明らかですが、本当に美味しい。

落花生の栽培は来年も。
そして絶対味噌ピーに。





今週はちょうど良いサイズのイワシが手に入らなかったので、イワシのお酢煮はお休みです。
常備してありますしめ鯖、そしてイワシの干物を交互に出していきましょう。

・・・たまにはこんな週もないと、しめ鯖と干物が片付かないので私には好都合ですけどね。
がっかりしている主人には言いませんよ、こんな憎まれ口は、ね。





先程、着払いで荷物が届きました。
長野から林檎、主人も私も大好きな品種 “名月” が25個。
小ぶりとは言え、林檎 25個ってなかなかの迫力です。

何はともあれ、先ずはこの名月で恒例のタルトタタン。
その後のことはゆっくりと考えることと致しましょう。
今年のタルトタタンはストウブで。
楽しくなりそうです。

posted by しんさん at 15:09 | Comment(0) | 手作りお手軽パン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。