主人曰く、ここで運動をすると足腰を傷める恐れがあるから止めておいた方が賢明、だとか。
要するに、主人の体重が理想的に減ってきているのは全て私の食事療法の賜物、そうゆうことです。
ですが痩せたことによる主人の健康意識向上は明らかです。
月2回、農薬・化学肥料・除草剤に頼らない安心な野菜で定評のある 『近藤けいこ Natural Vegetable』 から野菜セットを取り寄せると決めたのも、間違いなくその一環でしょう。 第2・第4金曜日、三重県鈴鹿の 『近藤けいこ ナチュラルベジタブル』 から野菜が届きます。
段ボールの中に何が入っているかは、毎回開けてからのお楽しみ。
女性らしい心配りで、丁寧に泥を落とした野菜が段ボールにぎっしりと詰まっております。
旬だからとどっかり同じ野菜が届くわけでなく、いちどのお料理で使い切ってしまえる程の量が多種。
これは嬉しい、そして何より楽しい。
前回は親指くらい長さだった人参も、立派な葉っぱを蓄えた中指程の長さに成長しておりました。
大根も人参も近藤さんの畑からきた安心野菜ですもの、葉っぱも安心して頂きます。
主人が配達日を金曜日に決めたのは、週末にゆっくり常備菜を拵えるようにという優しい配慮から。
ふふ、優しい人。
週末、ワイングラスやお猪口片手にお昼の準備をする片手間に常備菜を拵えます。
寒くなって、スーパーの店頭でも丸々としたブロッコリーをお手頃価格で見かけるようになりました。
近藤さんの野菜セットの中にも、少々黄色く色付いてはおりますが程よいサイズのブロッコリー。
無水調理が得意なストウブの実力発揮といったところです。
- ブロッコリーを茎とつぼみの部分に分けて大きめに切り、極少量のお水と一緒にストウブへ。
ぴったりと蓋をして中火で煮立て、後は蓋をして1分ほど。
ザルに取り出し、粗熱がとれたら食べやすい大きさに切り分けましょう。
極少量残った茹で汁に胡麻油を少量たらしてお塩をふり、ブロッコリーを戻し入れたら鍋を大きく揺すって全体にからめましょう。
大根は葉っぱを早々に切り落としましょう。
日持ちのしない大根葉は、取り敢えず干して時間稼ぎと参りましょうか。
- ここでもやっぱりストウブが大活躍。
大根葉はバラバラにならないよう根元を繋げた状態で、極少量のお水と一緒にストウブへ。
ぴったりと蓋をして中火で煮立てた後、極々弱火にして1分間。
しばらく蒸らしてから外に干します。
朝日に輝く大根葉、週末は本当に良いお天気でした。
1日干した後の大根葉はぐっとカサも減って、断然長持ちもします。
近いうちに菜飯か何か拵えましょう。
近藤さんのお野菜ではありませんが、柚子胡椒を拵えようと柚子をふた袋買ってありました。
柚子胡椒の素 (米麹と生の唐辛子で夏の間に仕込むのが常、数年にいちど仕込みます ☆彡) は常備してありますので、柚子の皮をむいて混ぜ込むだけなのですがなかなか気合が・・・ね。
週末、ようやく重い腰を上げて今シーズン2度目の柚子胡椒を仕込みました。
- お塩をすり込んでよーく洗った柚子の皮をむき、フードプロセッサーで細かく刻みます。
柚子の皮と同量の柚子胡椒の素と合わせ、1日室温に置いたら後は冷蔵庫へ。
冷蔵庫で短くとも1週間、ゆっくり味をなじませて美味しい美味しい柚子胡椒に仕上げます。
皮をむかれた丸裸の柚子。
邪険に扱わず、毎朝のヨーグルトのお供として有効利用致しましょう。
面倒な茹でこぼし等は一切なし、柚子のほんのりとした苦みも美味しい簡単な柚子ジャムです。
- 皮をむいた柚子は横に2等分し、見えている種を丁寧に取り除いて果汁を搾ります。
果汁はジャムには使いませんので、他のお料理用にとっておきましょう。
ザクザクと残った種を取り除きながら刻み、ボールに移しててんさい糖をまぶしましょう。
通常、ジャムを拵える時のお砂糖は果実と同量だとか。
私はそれを4割程度に減らして拵えますが、今回は主人が見ている前でしたので更に減らして2割、柚子410gに対しててんさい糖 80gで拵えました。 - ボールに蓋をして1日置くと水気が上がってきます。
圧力鍋に移し、少量の白ワインビネガーを足して5分強加圧しましょう。
圧が抜けたら蓋を開け、ここで味見をしてお好み量の蜂蜜を加えます。
軽く煮詰めて出来上がり。 - 搾った柚子果汁は、1割量のお塩とお酢を足して冷蔵保存致しましょう。
日持ちするので、ドレッシングや柚子味噌等々を拵えるその都度利用します。
近藤さんの野菜に全く太刀打ちは出来ませんが、私自身も細々と野菜作りを楽しんでおります。
週末は落花生を収穫して参りました。 目ざといカラスに狙われたのか、今シーズンはたった1株の落花生が生き残っただけでした。
収穫量はまぁ1回分楽しめるかな?といったところ。
早速塩茹でにして、本日の朝食の一員と致しました。
- 半日干した落花生を丁寧に洗って圧力鍋に移し、ひたひたのお水にしっかりとお塩を加えて10分弱加圧します。
今週はイワシが手に入らなかったのでイワシのお酢煮は無し、主人がっかり。
しめ鯖にアボカド、畑で摘んできたルッコラーを合わせて胡麻油をちろり。
塩茹でにした落花生は器量の良い子を選んで脇に添えました。
器量の悪い落花生だって、大事に育てた大切な子らです。
お気に入りのお味噌、石黒種麹店さんの “無添加 麹職人のこだわり味噌” を使って贅沢な味噌ピーなど拵えてみましょうか。
- 塩茹でにした落花生を莢から出し、少量の胡麻油でさっと炒めます。
油がなじんだらお酒・みりん・蜂蜜を加えて弱火でからめましょう。
火からおろし、“無添加 麹職人のこだわり味噌” を加えてなじませれば出来上がり。
あぁ、干した大根葉で菜飯も良いけれど、味噌ピーのおにぎりも頭を過ぎります。
さて、もうひと踏ん張り。
近藤さんのお野菜の中になったなばなで、ささっと胡麻和えを拵えて常備菜に。
- 綺麗に洗ったなばなは、水気を切らずズクズクにぬれた状態でストウブへ。
蓋をして中火で煮立てたら弱火にして1分、ザルにひろげて冷まします。 乾煎りした白胡麻をすり鉢で粗く擂り、白味噌と白だし醤油を合わせてすり混ぜましょう。
ざく切りにしたなばなを加え、丁寧に和えれば出来上がり。
常備菜ばかり作っていては、せっかくの月曜日、主人を送り出すこともままなりません。
朝食の支度にもそろそろ本腰入れないと。
どうしても作ってみたかった “ストウブで焼き芋” 、朝食の主食に念願の焼き芋登場です。 16cmのストウブでは丸ごとのさつま芋が入りません。
ですがそこは頼れるストウブの底力、切ったさつま芋だって美味しく無水調理、完璧です。
- ストウブに少量のお水を注ぎ、アルミホイルに乗せたさつま芋を入れます。
蓋をして中火で煮立て、途中で上下を返しながら弱火で20分ほど。
近藤さんのさつま芋とマックスバリューのさつま芋、食べ比べです。
軍配が上がったのはもちろん近藤さんのさつま芋。
あぁ楽しい。
こうして今週も始まりました。 本日のお弁当は、圧力鍋で近藤さんの里芋やら大根やらを煮込んだスープ、これだけ。
画像に残すまでもないお昼に、今少々反省しております。
週末の不摂生を改め、また5日間だけではありますが摂生リズムに戻ります。
いえ、金曜日から不摂生がまた始まりますから4日間の摂生です。
菜飯にするか、味噌ピーおむすびにするか、今心の葛藤に苛まれております。