2017年11月10日

ストウブってやっぱりすごい!

我が家のキッチンに新しく “ストウブ” が仲間入りしたのが先日日曜日、まもなく一週間が経ちます。

夕食時はともかく、毎朝そのストウブの使い勝手を試すかのように手を替え品を替えして、様々な調理法でお弁当を拵えて参りました。
天ぷらも、お粥も、炊き込みご飯も、無水調理を含めた佃煮まで軽々と熟すストウブ、さて今朝は・・・

残ってしまった卵 1個分の卵白を使った・・・

えっと、これはいったい何と表現したら良いのやら、ホットケーキのような出来損ないのスポンジケーキのような・・・ふわふわではない、どこか素朴なケーキが焼き上がりました。

歪なかたちもまたご愛敬。

素直に蒸しパンの類を拵えるべきだったかしらともちらと思いますが、そこはそう、ストウブの使い勝手を試したかった、ここに落ち着きます。
どうしてもストウブをオーブンに放り込んで、その仕上がりをこの目で見てみたかったのです。





食べ心地は異なりますが、ちょっと甘食にも通ずる素朴さが漂います。
主人からのメッセージには、 『ホットケーキ?パン?何か分らんけど美味しい』 とありました。
備忘録する必要があるのか否か、そんなところでありますが一応、ね。
  1. ストウブに太白胡麻油をすり込むようにぬり、オーブンシートを敷いておきます。
    湯せん焼き用のお湯を準備し、オーブンは200℃に予熱しておきます。
  2. 卵白 1個分を軽くほぐします。
    和三盆 10gをふるい入れ、メレンゲ状に泡立てましょう。
  3. 別ボールに、太白胡麻油 10gとココナッツシュガー 10gを合わせておきます。
    メレンゲを泡立てたアタッチメントをそのまま使ってさっと混ぜ、これをメレンゲに加えましょう。
    メレンゲをつぶさないようスパチュラで混ぜ込みます。
  4. 薄力粉 20g・ベーキングパウダー 小さじ1/4を合わせ、2のボールにふるい入れましょう。

  5. スパチュラでさっくりと混ぜ込み、準備しておいたストウブに流します。
    ミックスパンプキンシードを散らして蓋をします。
  6. 200℃に予熱したオーブンに移し、天板にお湯を注いで180℃で湯せん焼きをします。
    先ずは25分。
    その後蓋を取り、温度を170℃に下げて15分焼きます。

    オーブンシートごとストウブから取り出し、網の上で冷ましてからオーブンシートを除いて切り分けましょう。











何を思ったか、派手に空気抜きをしてしまったのが中途半端な焼き上がりの原因でしょう。
シフォンケーキのように、軽く揺する程度の空気抜きに止めておけばもう少し高さも期待出来たのでしょうが、まぁそれもご愛敬のひと言に尽きます。

週末ですので、冷蔵庫には食材が殆どありません。
日持ちする人参だけは常備してありますので、中途半端に残ったセロリと合わせて簡単な一品。
セロリと人参のレモン和えを拵えてお弁当のお菜と致します。

レモンと胡麻油、そして黒胡椒がぴりっと効いたシンプルな一品です。





  1. セロリと人参はそれぞれ斜め切りに。
    ビニール袋に合わせ、レモン汁と少量のお塩を加えて念入りに揉み込みます。
  2. しんなりするまでしばらくおき、これをザルに移して自然に水気を切りましょう。
    ボールに移し、少量の胡麻油で和えます。
    黒胡椒をたっぷり挽いて出来上がり。











今朝、いちばんストウブで試してみたかったのは 『焼きナス』 。
正確には蒸しナスと言うべきかしら、でもストウブの威力にウームと唸ったその出来栄え・・・

茄子が1本しかありませんでしたので、主人と半分こ。
あくまでもイワシの煮付けの脇役という扱いではありますが、驚くほどしっとりした仕上がりです。
私は茄子の皮ごと食べたい派ですので、焼きナスも当然皮ごと大胆に参ります。
ストウブでじっくり蒸し焼きにした茄子を半分に裂いた時のあの感触、ストウブってやっぱりすごい。





  1. 茄子はヘタを切り落とします。
    本来ならばヘタの一部を残してストウブに入れたかったのですが、16cmではそれが叶いませんでしたので。
  2. ストウブに薄く油をぬり込み、少量のお水を注ぎます。
    ここにオーブンシートに乗せた茄子を入れ、中火で煮立てて蓋をしましょう。
    弱火でじっくり蒸し焼きにします。
    5分蒸し焼きにしたらトングで裏返す、これを数回繰り返します。
  3. 茄子が十分にやわらかくなったら火を止め、そのまま蒸らしておきましょう。
    皮ごと裂いて、ポン酢やお醤油、鰹節、お好きなフレイバーで召し上がれ。






そしてもうひとつ、16cmのストウブの実力を軽く試してみましょう。
1合のお米が上手に炊けるのは分かりました、じゃ、1合以下の3/4合はどうかしら。

1合分のお米を炊くと、主人と私、ふたりだけの食卓には少々多すぎます。
冷凍して保存はしますが、出来ればその都度気持ち良く食べ切れる分だけのご飯を炊きたいもの。
十六雑穀と合わせて3/4合のお米、炊いてみました。

うん、1合以下の炊飯も問題ないですね。
今朝はこのご飯を使って、大好きなとろろご飯と参りましょう。






  • そもそも、卵白が余ってしまったのは朝食の主食にしたとろろご飯のせい。
    すりおろした山芋に卵黄を加え、温めたお出汁を少しずつ加えてすり混ぜます。
    ご飯にたっぷりと添えて、実山椒の醤油漬け (☆彡) と切り海苔を添えます。






さぁ金曜日。
平日の規則正しい生活を打ち破る週末がやってきました。
平日は主人と一緒にお酒を控えておりますので、その分楽しみもひとしおというものです。

今夜は日本酒の予定です。
近藤ファームからお野菜セットも届きました。
中には里芋や大根、なばなやネギ、日本酒と相性の良い野菜も多種ありました。
・・・里芋と柚子味噌の組み合わせなんて良さそうね。





今宵は17時から宴会が始まります。
そして不摂生は3日間繰り広げられるのです。

posted by しんさん at 14:37 | Comment(0) | お弁当、だけどおやつにも | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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