届いたその日に慣らしを終え、翌日から何かしらストウブで拵えては使い勝手を確認しております。
昨日は畑で摘んできたケールで佃煮を拵えてみました。
刻んだケールをストウブで蒸し焼きにしてカサを減らし、徐に味付けをして仕上げに胡麻油。
無水料理、合格です。
佃煮を拵えた後のストーブをさっとお湯で洗い、朝食のお蕎麦も茹でてみました。
これも合格。
ストウブの使い勝手が気になって、ついお弁当が疎かになってしまいがち・・・それはいけませんね。
今朝はストウブをちょっと休ませてあげて、柿とヤーコンのサンドウィッチを拵えてみましたよ。
雑穀入りの黒胡麻食パンを軽くトーストし、片方にはサワークリーム、もう片方にはレモンカードをたっぷりぬって柿とヤーコンをサンドします。
後ほど登場するかき揚げに使うつもりでいたのですが、うん、やっぱりヤーコンは生食がいちばん。
なかなか面白いサンドウィッチに仕上がりました。
もちろんとっても簡単です。
- 雑穀入りの黒胡麻食パンは軽くトーストして冷ましておきます。
片方には予め室温に戻しておいたサワークリーム、もう片方にはレモンカード (市販品) を満遍なくぬっておきましょう。 - ヤーコンは変色するので、レモン汁をまぶして変色防止を施しましょう。
でも、どうせならば柿にも一緒にレモンの風味をからめておきます。
ヤーコンは皮をむいて繊維に沿った薄切りに。
柿も皮をむき、丁寧に種を除きながら薄切りにします。
レモン汁を全体にからめてザルに移し、その後キッチンペーパーに挟んでしっかりと水気を抑えておきましょう。 - 食パンの上にお行儀よく柿とヤーコンを並べ、食パンでサンドしましょう。
ヤーコンは水が出やすいので、しっかりと水気を抑えておくことが大切です。
ワックスペーパーを2枚繋げ、きっちりと包んでマスキングテープで留めます。
ワックスペーパーごと2等分して出来上がり。
さ、お弁当の目途が立ったところでストウブを取り出しましょう。
在庫のお鍋を出来るだけ減らすことが今回のストウブ購入の目的ですもの。
初日にご飯、翌日に佃煮とお蕎麦、さて・・・と、今朝は揚げ物でその実力を発揮してもらいましょう。
16cmの小ぶりな佇まいながら、ふたり分の揚げ物も見事にこなしました。
畑の一角でパクチーが自生しております。
これから寒くなるのに伴い、パクチーは地面を這うように成長し葉も茎もどんどんかたくなります。
10cmそこそこの背丈に満たないパクチーですが、香りはしっかりパクチー。
かたくなって食べられなくなる前に、機を見ては摘んでお料理しましょう。
ふと思い立って、今朝はかき揚げにしてみました。
蓮根と人参、銀杏を合わせたパクチーのかき揚げ、揚げてもパクチーの存在感は揺るぎません。
- パクチーは根っこ部分の香りが格別。
お水を張ったボールの中で丁寧にふり洗いをし、根っこをつけた状態でしっかりと水切りをしてざく切りにしましょう。
蓮根は皮をむき、めん棒等で叩いてひびを入れたところで穴の位置を見ながら細切りに。
これをさっと酢水に晒してからしっかりと水気を切っておきます。
人参は細めの拍子木切り、銀杏は殻をむいて薄皮を除いておきます。
全てをビニール袋に合わせ、少量の米粉をふり入れて全体にまぶしましょう。
お弁当用なので、味付けに昨日ストウブで拵えたケールの佃煮も一緒に。 - 卵 1個分の白身をメレンゲ状に泡立てます。
別ボールで、卵黄 1個分・米粉と炭酸水 各大さじ1を泡だて器で混ぜ合わせ、ここに泡立てた卵白を加えてスパチュラでさっくりと混ぜ込みましょう。
1を加え、同じくスパチュラでさっくりと和えるように全体に衣をからめます。 - ストウブで太白胡麻油を中温に熱します。
穴あきのお玉をさっと油にくぐらせ、2をすくって形を整えながら油に中に移しましょう。
揚げ過ぎないよう、さっと両面揚げて網にとります。
しっかりと油を切って出来上がり。
パクチー、美味し。
さ、ストウブの使い勝手も試しながらお弁当の準備も出来ました。
どうやら今後は、この16cmのストウブ、そして長年愛用しております雪平鍋のふたつがが平日の食卓を支える道具となりそうです。
うーん、銅鍋で拵える青梅煮 (☆彡) は魅力的だけど・・・うーん、銅鍋、どうかなぁ。
お弁当の準備が出来たところで、ストウブの使い勝手確認作業は続きます。
初日に焚いた銀杏ご飯に続き、今朝はお米の量を1合以下にしての炊飯テスト。
押し麦を混ぜ込んだ蓮根と銀杏の炊き込みご飯、2/3合ver.といったところでしょうか。
さり気なく軽いお焦げまで拵えて余裕の合格、これはもう土鍋とおさらばも決定です。
それにしても、蓮根と銀杏の炊き込みご飯の美味しいこと美味しいこと。
いままでずっと銀杏ご飯は 『ご飯が炊き上がったところに銀杏を散らす』 派でしたが、あれれ?銀杏炊き込み型の方が美味しい?
- お米はいつも通りに洗ってザルにあけ、押し麦を少量加えて吸水させます。
- 蓮根は皮をむき、めん棒で軽くたたいて日々を入れてからひと口サイズに割りましょう。
酢水に晒しザルにあげます。
銀杏は殻を除き、極少量のお湯を煮立たせたところに移します。
お玉の背で軽く転がしてからすぐザルに移し、指先でしごいて薄皮をむきましょう。 - 吸水させたお米に極少量のお酒・白だし醤油を加えてひと混ぜし、蓮根と銀杏を散らします。
ストウブの蓋を少しずらした状態で沸騰させ、ぴったりと蓋をしたら弱火で10分。
火を止める直前の強火は必要ありません。
しばらく蒸らして出来上がり。
近頃、朝はしっかりお腹が空いて朝食の時間を迎えます。
炭水化物をしっかり摂って具沢山のお味噌汁、納豆にはチアシードと刻み玉ねぎ、青魚も忘れずに。
今朝は久しぶりにしめ鯖、アボカド、若生昆布の組み合わせ。
そうそう、主人が淹れてくれるほうじ茶も朝食の大切なメンバーです。
お昼はやや物足りない程度に済ませ、夜はしっかり物足りなさと戦いながらのご馳走様。
そして9時頃に就寝、そんな生活を続けているうち、朝食が何より楽しみになってきました。
ロゼワインで拵えたイチヂクのコンポートがなくなりましたので、今週からヨーグルトに添えるのは我が家の定番 “柿のジャム (☆彡) ”になりました。
- “柿チャツネ” として備忘録しております、このスパイスを十二分に効かせた柿のジャム。
今シーズン初の柿ジャムは、ホールのスパイスをコーヒーミルサーで粉砕してからお鍋に加えてみました。
そしてバルサミコ酢はラズベリー風味のものを。
スパイスの風味がいかんなく発揮されて風味豊か、主人も私も大満足の出来です。
さぁて、明日はどうストウブの実力を試そうか・・・
まだまだお弁当がお座なりになってしまう日が続きそうです。