2017年10月23日

新米のわかめご飯

先週いただいたお待ちかねの新米のおかげで、まだまだ我が家の食卓は活気に満ちております。
これ程に新米の存在が絶大だとは、今更ながらなんて単細胞なふたりなのでしょう。
身近な幸せを文字通り噛みしめております。

さて。
新米が美味しくて美しくて、新米を楽しむためのお料理を楽しんでおります昨今。
もぅね、美味しいんですよ、新米って、それだけで。
でも、大好きなわかめを混ぜ込んだら、もっと美味しくなってしまうの。

うっとりしてしまう大好きなわかめご飯。
笑っちゃうくらい簡単ですよね、ご承知の通り。

せっかくの新米ですもの、乾燥わかめなど使わずぷりぷりの生のわかめを使いましょう。
・・・わかめ好きの私ですので、もとより乾燥わかめを常備しておりませんけど、ね。





本当に簡単。
でも本当に美味しい。
  1. 新米を炊きます。
    少量でも炊けるので、我が家では土鍋を使ってご飯を炊きます。
    最初のうちは吹きこぼれたり、吹きこぼれ防止のために土鍋の蓋をあけた状態で煮立てたりもしておりましたが、やはりそこは慣れですね。

    今は教科書通り蓋をして強火で煮立てますが、鍋底の火の当りを均等にするのもポイント。
    吹きこぼれる直前を見計らって弱火にし、布巾で蓋の縁を覆います。
    弱火にしないと布巾が焦げることもあります、笑いごとでは済まされませんので要注意。

    弱火をキープしながら10分、最後に強火にして数秒数えて火を止めます。
    じっと蒸らせば、1合にも満たない量でも艶々ご飯。

  2. お米の吸水〜炊き上がりまでの時間を有効利用して、わかめの下準備をしておきます。

    わかめはお刺身用の生のタイプを是非。
    塩蔵わかめならばしっかりと塩抜きをしてどうぞ。

    ざっくりと大きめに刻み、極少量の白だし醤油をからめてしばらくおきましょう。
    お米の吸水と同時になじませれば、ご飯が炊き上がった時には準備完了です。
    あとは炊き立てのご飯に混ぜ込むだけ。

    お茶碗に盛って、白胡麻をたっぷりひねって召し上がれ。
    ふぅ、美味しい。











日曜日は台風21号の影響で朝から雨模様でした。

品揃え豊富な遠くの農協朝市にまで出かけるのには少々雨が過ぎましたので、少々不本意ながら近所のマックスバリュでお買物を済ませました。
が、地元農家の野菜を扱う地産野菜のコーナーで可愛らしい小茄子を発見。
ヘタを坊ちゃん刈りにした小茄子は更に可愛らしい。

糠漬けにとも思いましたが、ここは圧力鍋で常備菜に。
丸ごとクタっと煮た茄子は、ヘタも何の抵抗なく食べられてしまうほどにやわらかです。

茄子、可愛らしい。





わかめご飯に負けず劣らず簡単、ちょちょいのちょい。
  • 茄子は綺麗に洗い、ヘタを坊ちゃん風に切り落としましょう。
    表と裏 (言い得て妙ですが・・・) に浅く斜めに切れ目を入れておきます。

    お水・お酒・みりん・白だし醤油・鷹の爪を圧力鍋に合わせて煮立て、茄子を加えて3分加熱。
    はい、これで出来上がり。
    保存容器に移して冷蔵庫へ。
    日が経つごとに味がなじんで美味しい茄子の煮浸しに。






週末はお昼からワイングラスやお猪口を片手にキッチンに立ちます。
もちろん一人で、ではないですよ。
キッチンカウンター越しには主人も一緒ですよ。
簡単なお酒の肴を作るのと同時進行で、来る1週間分の常備菜の準備も済ませてしまうのが常。

我が家の常備菜の定番、主人の大好きなイワシのお酢煮も昨日のうちに仕込みは完了。
月曜の朝は主人のシャツのアイロンがけも必要ないし、常備菜を盛りつけるだけの朝支度。

今週の常備菜は、小茄子にイワシ、ピーマンです。

先週の農協朝市で見つけたピーマンがまた可愛らしい子でした。
その名も “こどもピーマン” 。

パプリカのように肉厚なのに、パプリカのような酸味はなく、それでいてふっくらとした佇まい。
ピーマンらしい苦みも少ないので、ピーマンの苦みが大好きという方には物足りないかもしれませんが、それは別として美味しいピーマンでした。
激辛で知られるハラペーニョが生みの親とのことですが、いえいえ、苦味とも辛味とも疎遠です。

おそらく今シーズンは最初で最後のこどもピーマンであったのでしょうが、新しい野菜との出会いは楽しいものです。










週明けの月曜日はお弁当も肩慣らし程度に手を抜きましょう。
ご飯は朝食用に拵えたわかめご飯を詰めるだけ。
おかずも常備菜。
唯一お弁当用にと拵えたのは、最近ちょっと気に入ってよく使っております “生きくらげ” の一品。

週末、煮込み料理に使ったセロリの残りと合わせて胡桃和えに。
主人があまり好きではない酒粕を使った胡桃和え。
酒粕の風味をしっかりと和らげれば、主人も美味しく食べてくれるようです。





  1. 合わせ出汁・みりん・白だし醤油を合わせて煮切ります。
    ここに酒粕を加えてふやかしておきましょう。
  2. 乾煎りした胡桃をすり鉢で丁寧に擂ります。
    ここに1と白味噌を加えて擂り混ぜ、和え衣を作っておきましょう。

  3. セロリと生きくらげを細切りにし、合わせて蒸します。
    蒸し器を使わずとも、蒸しすの上にオーブンシートに包んだセロリと木くらげを乗せればOK。
    5分ほど蒸したらザルに移して水気を自然に切り、すり鉢に移しましょう。

    セロリの葉っぱ部分は千切りにし、さっと冷水に晒してからキッチンペーパーで絞ります。
    セロリの葉っぱも加え、丁寧に和えれば出来上がり。











イワシのお酢煮、具沢山のお味噌汁、そして新米のわかめご飯。
常備菜を週末に準備しておくので、月曜日の朝はいつもよりうんと余裕綽々です。

月曜日の朝にゆっくりと朝食を食べられると、1週間がうまく行く気がしますもの。





  • 先日柚子胡椒を作った後の柚子の残りで、ヨーグルト用のジャムを拵えてみました。
    種を除きながら細く切った柚子のワタその他の部分を茹でこぼし、お水・蜂蜜・クローブを加えて圧力鍋で数分加圧するだけ。

    ペクチン豊富な柚子ですので、加圧時間はほんの3分程度でとろとろの出来上がり。






朝食時、ヨーグルト用の小さな木匙に乗る甘いお菓子が小さなお楽しみ。
先週、母親と京都に行った際に買った河道屋さんの蕎麦ぼうろがいよいよ開封されました。

俵屋さんのすぐご近所にある河道屋さんは、京都に行くと必ずお邪魔する大好きなお店。
お店の雰囲気も、何よりこちらの蕎麦ぼうろが大好き。
お馴染みのお花の形ではなく、今回は小さな丸い蕎麦ぼうろを選んでみました。
可愛いんですよ、これ、 “蕾 (つぼみ)” って言うんですって。





台風21号も去って、強風吹き荒れる中ではありますが青空がひろがっております。
週末の雨に祟られております故、ここしばらく畑に行っておりません。
ルッコラーは元気かしら、その後撒いた種はちゃんと発芽しているかしら、分葱はどうかしら・・・

今週末、主人が取り寄せた野菜が届く予定です。
何が来るかはお楽しみ。
どんどん動物性たんぱく質と疎遠になっていく気が致しますが・・・まぁ良いか。
加齢ってそんなものなのかしら。

posted by しんさん at 15:48 | Comment(0) | 月曜はお味噌汁を尊ぶ朝食を | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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