2017年09月15日

ほんのりピンク色、上白糖を使わないりんごジャム

今のご時世、上白糖を完全に避けることは無理だと十分に分かっております。

ですが出来るだけ、極端に走りたくはありませんが出来るだけ上手に上白糖と付き合っていきたい、そんな風に主人と近頃話しております。
もちろん甘いケーキも大好きですし、お料理をしていれば分かります、上白糖が今の時代どれほどお料理において重要な役割を果たしているか、ですので大それたお砂糖断ちをする気はありません。
加齢とともに上手にお付き合いしていきたいと悪あがきをしているだけ、ただそれだけです。

ですので、こんなの拵えてみました。

りんごのジャムです。

以前より、我が家のジャムはお砂糖をぐっと控えて拵えております。
朝食のヨーグルトに添えることが多いので、お砂糖を控えて保存期間を短くしても全く問題ありませんからね、すぐに使い切ってしまいますから。

ですが、その控えめにしております上白糖にも少々疑心暗鬼が生じ始めててんさい糖に変換。
ココナッツシュガーと平行して愛用しながら今に至るといったところ。
が、今朝はふと思い立ってこのどちらでもない “みりん” で拵えてみました、りんごジャム。

これが甘さも程よくてなかなか上々の出来です。
ほんのりピンク色の佇まいもお気に入り。
圧力鍋でちょちょいのちょいなのも最高です。





  1. りんごは2個。
    皮も一緒に煮込みますので、お塩をすり込んでよく洗い水気をしっかり拭き取っておきます。
    磨き上げたりんごって見ているだけで楽しい。

    縦4等分して皮とヘタを除き、更にそれぞれを縦2等分してからいちょう切りにして圧力鍋に移しレモン汁 大さじ1をまぶします。
    更にみりん 100tを注いで全体になじませましょう。

  2. 中火で煮立て、縁からふつふつと水気が上がってきていることを確認します。

    皮とヘタを出汁パックに入れて圧力鍋に加えて蓋をします。
    乾燥ラベンダーも同封いたしましたがここはお好みで。
    それほどラベンダーの存在感は感じませんでしたので。

    1分加圧し、圧が自然に抜けるのを待ちましょう。

  3. 圧力鍋の蓋を開け、いちど出汁パックを取り出します。
    木べらで鍋底からしっかりと混ぜ、もういちど水気がしっかりとあることを確認しましょう。
    りんごの果実を木べらで崩し、再度出汁パックを加えて今度は2分加圧します。

  4. 圧が自然に抜けるのを待って蓋を開け、出汁パックを絞って取り出します。
    お好みで蜂蜜を少量しぼり、はい、これで出来上がり。

    煮詰め直すつもりでしたが、出汁パックを絞ると程よいとろみのある果汁が出てくるので煮詰め直しの必要はなさそうです。





みりん、と極少量の蜂蜜で仕上げたりんごのジャム。
上質なみりんをつかうことだけがコツかしら。
甘みがまろやかですっと口のなかでなじんでいく感じです。

高校の同級生でもある和裁士さんにお願いしてあった長羽織、ようやく完成しました。
祖母の古い古い着物を長羽織に仕立て直して頂いたものです。

偶然出会った和裁士さんが高校の同級生、しかも1年生の時のクラスメートというご縁で何かと彼女にはお世話になっております。
つい話がはずんで、羽織を届けてくれた彼女と話し込んでしまいました。





今日はこのりんごジャムを使ってプンパニッケルサンドを拵えたのですが、備忘録の時間はなさそうです。
歯医者さんの定期健診の時間です。
何はともあれ予約におくれないように。

今週は月曜日からずっとお酒を控えておりました。
全ては今日の為、今宵美味しいワインを飲む為です。
歯医者さんの帰りに食材調達をして・・・おっと、行かなきゃ。

posted by しんさん at 14:23 | Comment(0) | お弁当以外のお料理 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。