やっぱりこうでないとね、楽しいものね。
久しぶりに拵えたのは、我が家の定番ではありますがプンパニッケルサンドウィッチ。 非常食にもなるからと定期購入しておりますプンパニッケル。
何かと外出が続いた昨今、その間に溜まったプンパニッケルを軽くお片付けする意味も込めて。
今週はプンパニッケルサンドが続くのではないかしら。
フィリングにしたのは、今が旬のトマト。
トマトのサンドウィッチが兎に角好きなのですが、お弁当にするとその水気が悩みの種。
ですがブログを通じてご伝授いただいた “ドライドトマト” なる灯台下暗しのアイデアで悩みは一掃。 セミドライにしたトマトならば、その水分に悩まされることなくトマトのサンドウィッチを楽しめます。
ドライドトマトはオーブンで仕上げるので、天候に左右されることもありません。
時間はかかりますが基本放ったらかしのこのドライドトマト、たいへん重宝致しております。
しっとりセミドライのトマトを生ハムと一緒にプンパニッケルで挟みます。
畑ですくすく育ったバジルを使った自家製バジルペースト、サワークリームも一緒にね。
色合いも楽しいでしょ? ドライドトマトとバジルペーストは、前日までに仕上げておけば当日は楽々です。
おかげで今朝はいつもなら慌ただしい時間を持て余してしまいました。
主人が淹れてくれるほうじ茶をいつも以上にゆっくり味わい、お話ししながらの朝食、良いものです。
ドライドトマトは兎に角簡単。
以前の備忘録では、種を除いたりお塩をぬったりしておりました (☆彡) が、 今回はそれすら省いて更に簡略化したドライドトマトと相成りました。
もちろん日持ちはしませんので、冷蔵保存して早急に使い切ることが第一条件ではありますけどね。
- トマトを輪切りにして網の上に並べます。
網ごとオーブンシートを重ねた天板に移します。 - 110〜100℃のオーブンで様子を見ながらお好みの状態になるまで乾燥させましょう。
ハイ、それだけ。
110℃のオーブンで先ずは90分程、その後100℃にして90分ほど乾燥させた状態です。
今年は畑のバジルが本当によく育ちました。
残念ですが、アメリカ旅行の間にいちばん良い時期を逃してしまったようではありますが、それでも花穂を取り除いて昨日収穫して参りました。
バジルの綺麗な緑色を保つため、さっと湯通ししてからペースト状に致します。
- バジルは葉先だけを摘んで綺麗に洗っておきます。
たっぷりの熱湯にさっとくぐらせ、すぐに氷水にとりましょう。
しっかりと水気を絞って次の工程へと参ります。
たっぷり4掴みはあったバジルが慎ましやかな量になりましたよ。 - オリーブオイル・ニンニク・カシューナッツ・少量のお塩をフードプロセッサーに合わせ、1を加えて滑らかになるまで攪拌します。
よくある松の実でなくカシューナッツを使ったのは、単に在庫があったから。
ナッツ類なら何でもよいのではないかしら。
実際、カシューナッツがなければアーモンドの薄皮をむいて使うつもりでしたから。 お塩は控えめにします。
日持ちはしませんが、お料理のその都度お塩を加減する方が使い勝手良いですものね。
数日間で使い切ることが出来る量だけを瓶に移し、空気に直接触れないようオリーブオイルを注いで冷蔵庫で保存します。
すぐに使わない分は小分けにして冷凍庫へ。
ドライドトマトとバジルペーストの準備が整ったところで、ここからが今朝の作業。
プンパニッケルを袋から出し、サンドウィッチに仕上げるだけ。
- プンパニッケルは軽くトーストして粗熱をとっておきます。
別にトーストしなくても問題はありませんが、トーストしたプンパニッケルって兎に角香りが素敵なのでいつもトーストします。
崩れやすいプンパニッケルが扱いやすくなるという利点も見逃せませんしね。 - 片方にはやわらかく練ったサワークリームを満遍なくぬり、ドライドトマトを並べて黒胡椒を挽きましょう。
切った時、断面にトマトの中心が来るように並べるとその後が更に楽しくなります。
片方にはバジルペーストを満遍なくぬって生ハムを。 - 2枚を合わせてワックスペーパーでぴっちりとキャラメル包みにし、切る箇所を避けてマスキングテープで留めます。
しばらくおいてパンと具がなじんだところで、包丁で潔くすっぱりと切り分けましょう。
プンパニッケルとワックスペーパーが重なっているので、パンナイフよりよく切れる包丁を使った方が綺麗に切れるかと存じます。
ドライドトマトと自家製バジルの自家製ペースト。
夏真っ盛りのプンパニッケルサンドウィッチ。
断面を見てついワクワクしてしまいます。
雨続きと日照不足による葉野菜の高騰がささやかれてはおりますが、我が家の畑では現在ケールが目覚ましい勢いで急成長致しております。
・・・さて、育ったは良いけれど困った。
ケールってどう食べるの? 確か前回アメリカ旅行をした際、どこかの朝食で頂きました。
ケールがたっぷり入ったスキレット。
ケールの葉がゴワゴワしていたけれど、きっとそれがケールの特徴なのでしょう、と。
在庫野菜を合わせて、適当にオーブンで焼いてみましたよ。
- ケールはざく切りに。
ミニトマト・エリンギ・市販の蒸し黒豆 (最近、ちょっと楽をしたい時の必須食材です♪) を加えてオリーブオイル・ミックススパイスで和えましょう。 - 先ずは半量を耐熱性の器に移してオーブンに移し、180℃に予熱しながら少ししんなりするまで火を通します。
その後残りを加え、フォークで細かく砕いてからオリーブオイルで和えたペコリーノローマーノを散らして180℃に予熱したオーブンに移しましょう。
ペコリーノローマーノにほんのり焼き色がつくまでやけば出来上がり。
先程調べてみたら、ケールは種類にもよりますが、ざく切りにしてからお塩で揉むとやわらかく食べやすくなるんですって。 本日はこのゴワゴワケールのオーブン焼きをプンパサンドに添えて。
野菜好きにはこのゴワゴワケールだって許容範囲なのです。
いつもの朝食もいよいよ戻って参りました。
野菜の煮汁や酢漬けの漬け汁を有効利用したイワシのお酢煮は我が家の定番メニュー。
更にはこの煮汁、五目豆や炒りおからとなって綺麗さっぱり跡形もなく片付くのが常。
今回のお酢煮は、紹興酒を利用したピクルス液のお片付け料理として採用されました。
昨日ワイン片手に仕込んでおいたので、しっかりと味がなじんでおります。 お弁当の材料ともなりました蒸し黒豆。
自分で蒸す黒豆より食感に頼りなさも感じますが、それjはそれとして使い勝手のよいものです。
残った分を雑穀米入りの炊き粥に加えて朝の主食に。
今朝からお味噌汁のお出汁のとり方をちょっと変えてみました。
いままでは “炒った煮干し+ひと晩水出しした鰹出汁” でしたが、今週1週間は “煮干し・昆布・鰹節の3種ごちゃ混ぜ水出し出汁” を試してみようと思っております。 お家のお味噌汁ですもの、長く無理なく続けられるストレスな工程がいちばんですものね。
さて。
最も気になるのが主人の反応ですが・・・
『野性的で良いんじゃない?』
微妙な表現でした。
何はともあれ旅行気分もお盆ムードも一掃、いつもの備忘録が復活致しましたよ。
・・・やっぱコレよね♪