2017年08月04日

カリフォルニア ワイナリー巡り 2017 〜 カリフォルニアの大自然に圧倒

Santa Rosa (サンタ・ローザ) の朝です。
Airbnb、いわゆる民泊というものを初体験中です。

3泊するお家は、Santa Rosa Junior College (サンタ・ローザ・ジュニア大学) すぐ近くの閑静な住宅街にあって、電線をチョロチョロとリスが走り抜けていく長閑な雰囲気です。

昨晩ご挨拶にいらっしゃったオーナーのGeoffrey氏に、ランドリールームの暗証番号も教えて頂きましたし、洗濯機と乾燥機の使い方もばっちりご伝授頂きました。

今日まで溜まった洗濯物を洗って乾燥機に放り込んだら、さぁ!今日もお出掛けですよ。

素朴な木の門には、可愛らしい施錠の仕掛けがしてあって。
最初こそ戸惑いましたが、単純なのによくもまぁ考えられていると感心することしきり。

本日のお出掛け先はソノマコースト。
Sonoma Coast State Park (ソノマ・コースト州立公園) とされる周辺に行ってみたいと思います。





でもその前にちょっと早いランチタイム。
当初の予定では昨晩お邪魔したビストロにいくつもりでしたのに、主人がどうしてもカレーを食べたいと言い始めるものだから、急きょ近所にあるインド料理のお店 “Kafal Restaurant” へ。

人気のビュッフェスタイルは、そのお料理を一通り見せて頂いてから丁寧にキャンセル。
アラカルトでのオーダーです。

先ずは、自家製のタマリンドビネガーが美味しい山盛りホウレン草のサラダ。
こちらのホウレン草は味が濃くて、ちょっと食べ過ぎると口の中がヌキヌキします。
私がサラダばっかりオーダーするものだから、主人の顔に色濃く倦怠感が漂います。

でも大丈夫。
緑豆とココナッツのシェフスペシャルカレー、これが甘くて美味しくて主人もご機嫌。

でも確かに言われてみればベジタリアンメニューばかりね、主人。
ならばこれならどうかしら、ラムのビリヤニ。

驚きました。
このビリヤニ、今まで頂いたビリヤニの中で断トツのナンバーワン。
ひと口食べて、思わず主人と顔を見合わせましたもの、その美味しさに。

程好くクミンの効いたRaita (ライタ) を添えると、その美味しさは更に複雑さを増して頂点に。
イヤです、思い出していたらまた食べたくなってきてしまいました。
こんな美味しいビリヤニ、幻でなく自分でも作ってみたいものです。

・・・こう言うと、主人が 『是非インドに行って習いたまへ』 などと言い始めるのがオチ。
そっと胸に秘めておきましょう。

すぐお隣にあったマッサージ屋さんに飛び込みで入り、痛い痛いマッサージを受けて先に進みます。
それにしても痛かった。










101号線を少し走ったところで降り、River Rd.に乗ったら後は海を目指してひた走ります。
うっそうと茂る山道を抜けると、やがてGuerneville (ガーンヴィル) という街に出ます。

Johnson's Beachが有名なロシアンリバー沿いのこの辺りは、バケーションを楽しむ家族連れが多いのか賑わっておりました。

この辺りでArmstrong Woods Rd. (アームストロング ウッズ ロード) の道路標識を見ました。
この先には、Armstrong Redwoods State Natural Reserve (アームストロング・レッドウッズ・ステート自然保護区) があるのでしょうね。
巨木 レッドウッド (セコイア) の森、小学生の頃よく兄が話題にしていたのを思い出しました。





さて。
小さなダウンタウンを抜けて、しばらくはRussian River ( ロシアンリバー) と並行してのドライブ。
そして眼下に広がる青い海。

Big Sur (ビッグ・サー) の絶景とはまた佇まいが異なります。
ガードレールすらない箇所が多々ありますし、道幅は狭い上に急こう配、まるで青い海に向かって突っ込んでいくような感覚で車を走らせます。

主人も自然と無口になるし、空なのか海なのかといったダイナミックな錯覚に襲われます。
はい、声を大にして申し上げます、 『怖い』 です、しかも相当。

ですが、ここまでの絶景、いちどは体験すべきかと存じます。
主人曰く、よほど運転に自信のない人を除いて気をつければ大丈夫、とのこと。
車ごと海に吸い込まれていくようなあの感覚あの恐怖感、あぁ、アメリカは大きい。

恐ろしさのあまりメドゥーサ化した私・・・風もダイナミックです。





Russian Riverが北太平洋に注ぐ汽水域。

Goat Rock Beachを眺めながら強風に晒されます。
それでも髪の巻きは健在です。
ドライな空気、巻き髪保持者には大変重宝致します。

・・・なんてね。
ここでもやっぱりアシカかな?アザラシかな?
海棲哺乳類がのんびり横たわっておりました。












来た道を戻り、Santa Rosaのお家まであと10分少々というところでちょっと寄り道。
Martinelli Vineyards (マルティネリ・ヴィンヤード) のテイスティングルームに立ち寄ります。

主人はこちらのワインが相当気に入ったようで、スタッフの紳士となにやら話し込んでおりました。

樹齢120年以上のマスカットから造ったデザートワインに興味津々で、結局シャルドネとジンファンデルの3本お買い上げ。
ふと目に留まったプラスチック製のワイナリーのロゴ入り使い捨てワイングラスも一緒に購入。
使い捨てでありながらオシャレなグラス、こういうのがもっと流通してくれれば良いのにね。

さ、お家に帰って洗濯物を片付けましょう。
アメリカの強力な乾燥機、使い慣れてしまえば相当頼りになります。










今宵のディナーは “Willi's Wine Bar” 。

昨年カリフォルニアを訪れた際、Kistler Vineyards (キスラー・ヴィンヤーズ) のテイスティングルームで教えて頂いて (☆彡) すっかり気に入ってしまった気楽なレストラン。
キスラーさんもお気に入りのラムチョップに今回も導かれての再訪です。

カウンターでスパークリングワインを頂きながら、しばしのテーブルセッティング待ち。
平日にも関わらず相変わらずの大盛況です。

Earth・Turf・Charcuterieと食材を分けたメニュー、お料理が豊富で悩んでしまいます。
ですが何はともあれ先ずは牡蠣。

ヤギのチーズのフリッターにチェリートマトの素揚げ。
ラベンダーの蜂蜜を合わせるところがニクいではありませんか。

ワインはピノとシャルドネをそれぞれワインフライトで。

このお店の大人気メニュー、トリュフ風味のアイオリソースを添えたトリュフ風味のフライドポテト。

主人はレストランのオンライン下見に関しては特に慎重です。
お店のFacebookを熟読し、行く前から絶対にオーダーすると言って張り切っておりました。
これがそのフォアグラのアグロドルチェ。

そしてここに来たら絶対に外せないのがラムチョップ。

お料理が美味しいお店はデザートも美味しいものです。
しっかりデザートもオーダーしましょう。

チョコチップとバナナのクロワッサンパンプディング。

止めのハイカロリー。
ピーナッツバターキャラメル、ローストピーナッツ、ジェラートの禁断の三すくみ。

間違いなく頼み過ぎました。
そして食べ過ぎました。
でも後悔はこれっぽっちもしておりません。

いっしょにデブになろう、かたく誓うふたりです。
とても賑やかなお店なのに、意外と年配の方が多いのにちょっとホッと致します。
しかもちょっとドレスアップしたご年配の女性三人とか、ね。
皆さま、本当に楽しそう。

夜もとっぷり更けました。
明日の朝食は、近所のTRADER JOE'Sで調達済み。
Airbnbの魅力を大いに楽しんでおります。

明日は・・・Santa Rosaと言えばココでしょ?
実は密かに楽しみにしておりました所へ参ります。

posted by しんさん at 16:53 | Comment(0) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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