2017年07月30日

カリフォルニア ワイナリー巡り 2017 〜 基点/主人のワインはここから

明日から始まるワイナリー巡りを前に、今回の旅でどうしても主人が外せなかった場所をふたつ。



ホテルのあるソルバングから隣町のブエルトンへ。

Uberを呼び、主人がワインに魅了されるきっかけのひとつとなった “Alma Rosa (アロマローサ)” のティスティングルームに向かいます。

サンタバーバラであれやこれや寄り道しているものだから、営業時間ぎりぎりで滑り込みセーフ。


・・・時間に間に合いホッとしたのも束の間、残念!時間切れ。

ティスティングは叶わず。



ですがお買い物はOKとのことで、あれやこれやと買い込む主人、と私。

このアロマローサは、主人が人生で初めて美味しいと思ったワインだとか。

ワイナリー巡りの起点にはぴったりな場所なのではないかしら。


ティスティングこそ出来ませんでしたが、スタッフさんと話し込んでご機嫌な主人。

すっきりとした店内も素敵なティスティングルームでありました。























ホテルに戻る途中、テイスティングルームから北へ数マイル行った所に今宵のレストランがあります。

それこそが、主人がどうしても行きたかった、主人がワインの泉にどっぷり浸かるきっかけとなった映画の舞台 『 The Hitching Post
II (ザ ヒッチング ポストU)』 です。


2004年公開の映画 『Sideways (邦題 サイドウェイ) 』 。



小説家を目指すワイン通のマイルス、その親友の女好きのジャック。

ジャックの結婚を目前に、このふたりがサンタバーバラのワイナリーを巡る1週間を描いた映画で、前妻を忘れられないマイルスが新たに恋に落ちるマヤが働くのがこのステーキハウス。



主人はこの映画の大ファンで、当初はよく分からなかったカリフォルニアワインについて掘り下げるきっかけとなったのがこの 『Sideways (邦題
サイドウェイ) 』 なのだとか。











観光客だけでなく、地元の方々にも大人気のThe Hitching Post II 。

当然予約済みではありますが、満席のバーでドラフトビールをオーダーして入口付近のウェイティングルームでしばしの順番待ち。

アメリカのビールはどれも個性があってどれも美味しい。



やがて席に通されると、テーブルの上はこの可愛らしさ。

カゴいっぱいのお菓子に山盛りの野菜やピクルス。


飲みかけのビールを片手に先ずはムール貝をオーダー。

山盛りのムール貝を頬張りながら、ここでしか飲めないヒッチングポストのシャルドネをグラスで1杯。

アメリカの食事は期待出来ないって誰かが言っていたけど、それはとんでもない誤解です。


その上こちらのステーキハウス、ステーキの付け合わせのチョイスが豊富。



ライスピラフ、ベイクドポテト、フレンチフライの3種からひとつ、そしてサラダ、スープ、シュリンプカクテルの3種からはふたつチョイス出来るのだそう。

大人気店に君臨し続けるのも納得出来ます。



グラスのシャルドネを頂きながら、シュリンプカクテルと山盛りサラダ。


シャルドネから赤ワインに切り替え、お楽しみのステーキの登場を待ちます。

主人が選んだワインは、このお店のフラッグシップワイン、Highliner (ハイライナー) の2014年。

ステーキは2種オーダーしてそれぞれ半分こ。


炭火でがんがん焼かれたお肉は、表面がしっかり焼きかためられて程良くスモーキー。

それでいて中はしっとりとしていて、あぁ、アメリカのお肉、大好きです、愛しています。












その上嬉しいサプライズ。

わたしたちが通されたこの席、映画 『Sideways (邦題 サイドウェイ) 』 でマイルスとジャックが座って食事をしていた正にその席なんですって。


食事も美味しい、スタッフさんもフレンドリー、そしてこの席。

ふふ、高揚が抑えられません。



高揚ついでにデザートも。

昔ながらのチョコレートケーキとバニラアイスクリーム、お店の雰囲気にぴったり。

何もかもが美味しかった、そして大いにふたり盛り上がりました。


お土産にスパイスソルトを買い込み、ホテルへと向かいます。






















ソルバングではHadsten Houseというホテルに一泊しました。



いわゆる 『INN (イン) 』 と称されるシンプルな2階建ての建物で、『Sideways (邦題 サイドウェイ) 』 の中でもふたりはこのタイプのホテルに宿泊していました。

入植してきたデンマーク人によってつくられた町で、至る所に風車が見られます。


シンプルですが居心地の良い使いやすいお部屋です。

レストランやスパもあって、長く泊まるのにも向いているのではないかしら。


2階建てのエレベーター無しですので、大きなトランクを運ぶのに主人は相当な苦労をしていましたけどね。

ですが、アメリカに来てこのタイプのホテルがすっかりお気に入りに。


ワインの基点を2ヵ所訪ねた主人。

初心に戻って心新たに明日からはワイナリー巡りです。

posted by しんさん at 18:08 | Comment(2) | アメリカ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
あああああ!
やはりsideways がお好きでいらっしゃいましたか!!
サンタバーバラと聞いて、ん?と思ってはいたのですが…

わたくしもsideways、時々見返す大好きな映画です。
Hitching post に行かれたなんて、なんてなんてなーんて
羨ましい!
お肉はもちろんのこと、ステーキフライやピクルスも美味しそう!!
今日は蒸し暑い中、夫の実家の地鎮祭に行って日中汗だくになりましたので、冷えたシャルドネをぐいっといただきたいですわ。

憧れのHitching post いつか行きたいです。
Posted by うぃっきー at 2017年08月01日 22:03
おはようございます、うぃっきーさん(^^♪

さようですか!
sideways、お好きですか!
私たちもしっかりとsidewaysを見直してのHitching post入りでしたから大興奮でした。

お店の感じもバーも周辺の景色もアレですよ、アレ(笑)
そのまんま♪
ダチョウ牧場もあって、のんびりしたところでしたよ。
歩いてINNまで帰るのは無理ですけどね、ふふ。

有名なナパのワインについての主人の評価はムムムなものでしたが、そこはHitching post。
頂いたワインは太鼓判つきで主人お勧めの味でした。

そうそう、Hitching postのシーズニングを是非お買い求めください。
牛肉でも豚肉でもチキンでも、Hitching postのお味になります。
あぁ、うぃっきー さんにおひとつ差し上げたい。

Posted by しんさん⇒うぃっきーさんへ at 2017年08月04日 04:51
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