フィリングはトマトだけ、そんなシンプルなサンドウィッチなら更によろしい。
ですが食いしん坊で盛り好きな主人の手前、なかなかそうもいきません。
その上お弁当に・・・そうなると更に難易度は向上致します。
トマトの水分でどうしてもベシャっとしてしまうトマトのサンドウィッチ。
ですがどうしてもお弁当に持っていきたい、いえ、主人に持たせたい。 ふふ、念願のトマトのサンドウィッチ。
もちろんベシャっとなんてしていません。
思わぬ “コメント” を通してご伝授頂いた 『ドライトマトにしてはいかがでしょうか』 なるご提案。
今まで、ドライトマトと言えばミニトマト、そんな固定観念にとらわれておりました。
目下のところ、普通の大きなサイズのトマトは旬もあって質のよいものがお安く調達出来ます。
時間はかかります。
相当時間はかかりますが、ミニトマトではない普通サイズのトマトでドライトマトに挑戦してみました。
セミドライというにはまだまだ生の食感が残るドライトマト、これをサンドウィッチに。
あ、これ美味しい。
ぐっと甘みが増してまるでケチャップのような味わいになったセミドライトマト。
- 作り方としては、トマトをくし形にカットし、断面にお塩をぬって100℃のオーブンでひたすら乾燥させるだけ (その日の日記はこちらです ⇒ ☆彡) 。
納得出来るまで乾燥させたら、最後は天日に半日干して出来上がり。
オーブンを半日稼働させる覚悟で挑むのであれば、十分その価値は得られるかと存じます。 前回の改善点としては、種を断面に出した方が乾燥しやすいのでは?というところ。
出来るだけ種が露出しないようにトマトをカットしたのですが、それが反って乾燥の妨げになる気が致しましたので。
乾燥具合次第でしょうが、乾燥したトマトは出来るだけ早く使い切ることをお勧めします。
見るからに日持ちしなさそうです。
もし日持ちさせるのであれば、オリーブオイルに浸けたりピクルスにする等のひと手間を。
さて。
オーブンを半日フル稼働で仕上げたセミドライトマト。
冷蔵庫で保存して1週間になりますので、そろそろ使わないと悲しいことになりそう。
幸い今朝はダイナミックに寝過ごしたことですし、このセミドライトマトを使って念願のサンドウィッチ。
- パンドカンパーニュは真ん中に切れ目を入れ、予め室温に戻しておいた無塩タイプの醗酵バターを満遍なくぬっておきます。
- フライパンに薄切りベーコンを数枚重ねて並べ、オリーブオイルをチロッと回しかけます。
蓋をしてしばらく中火で焼き、ベーコンの油が出てきたところで目玉焼きリングを乗せます。
バジルをベーコンの上に数枚ならべ、卵を割り入れましょう。
卵に火が通るまでしばらく蒸し焼きにし、最後に塩コショウを軽くふります。 - しっかり水切りをしたレタス、ベーコンエッグをパンの切れ目にお行儀よく並べ、最後にセミドライトマトを程よく押し込んで出来上がり。
先程、 『ダイナミックに寝過ごした』 と書きましたが、昨晩は本当にぐっすり眠りを楽しみました。
シャワーを浴びた後パジャマ姿でチビチビとワインを飲み始め、9時前には就寝。
朝の5時まで目を覚ますことなく、呑気にワイン仲間と遊びに行った夢を見ながらぐっすり8時間。
とは言えいつもよりは急がないと朝食までこぎつけることは出来ません。
サンドウィッチを仕上げた後、やはり頼りになるのは圧力鍋。
圧力鍋を使って、ひよこ豆のスープを拵えましょう。 しっかりと噛み応えのある食感が好きなので、ひよこ豆を戻さずそのまま加熱するのが好きです。
先日行った畑で敵芯してきた “バジルの花穂” で風味付けをしたひよこ豆のスープ。
バジルは花穂がついたら、その都度敵芯してやるとぐんと著しく成長しますよ。
- みじん切りにしたニンニク、玉ねぎをオリーブオイルで順に炒めます。
玉ねぎが十分油となじんだところで、スープストック・ざく切りトマト・洗ったひよこ豆、ベーコン・フェンネルのピクルス (☆彡 中盤辺りに登場します) を加えましょう。
全体が十分かぶる量のお水を注ぎ、10分加圧して圧が自然に抜けるのを待ちます。 - 牛乳でのばし、バジルの花穂をたっぷりと刻んで加えます。
軽くひと煮立ちさせ、ガーリックスパイスソルト等でお好みの味付けを。 器に盛ってオリーブオイルを垂らし、黒胡椒を挽いて仕上げます。
週明けすぐ、イワシも煮て冷蔵庫で保存してあります。
ツルムラサキのお浸しやピーマンの煮浸しも既に仕込んで冷蔵保存、美味しく味がなじんでおります。
主人には色々と手伝ってもらいますが、常備菜って本当にありがたい。 今朝は久しぶりの “へしこ” 、大好きなへしこの出汁茶漬けを主食に。
- へしこを薄切りにし、表面の糠をこそぎ取ってフライパンでさっと両面焼きます。
炊き上がったご飯の上にこれを並べ、しばらく蒸らしておきましょう。
ご飯をよそった上にへしこを並べ、刻んだ青紫蘇をたっぷりと。
自家製柚子胡椒 (☆彡) をあしらい、熱々の鰹出汁をたっぷり注いで出来上がり。
熱々のお味噌汁に熱々のお出汁を張ったへしこの出汁茶漬け。
主人がたまらないっといった顔でクーラーのスイッチをオンにしましたよ。
そよそよと冷風漂う中ですする出汁茶漬け、あぁ、主人が今日オフの日なら良いのにね。
お味噌汁の具もお茄子とミョウガ等々いよいよ夏野菜に染まって参りました。
台風の影響が心配です。
今日は外出を控えることと致しましょう。
冷蔵庫の在庫は相当寂しいことになっておりますが、外出は致しません。
まぁ何とかなるでしょう。
今夜もぐっすり寝て楽しい夢を見ればね。
自家製のドライトマト、時間がかかりますよね。私は種と種の周りのゼリー状の水分を取り、果肉と皮だけを乾燥させています。
「おまじない」かもしれませんがコンベクション機能を使用し乾燥を促進させているつもりです・・。
それでも3時間はかかるでしょうか。
もちろん、取り除いた種や水分は料理に使いますよ〜。
しんさんのお料理は綺麗で美味しそうですね。
ご主人が羨ましいです!
それから「どぅみぃ」とはどういう意味でしょうか?
あ、どういう意味って「どぅみぃ」に似てますね。とっても可愛いニックネームですね。
只今、早速 “種とゼリー層を除いたver.”を実践中です。
輪切りにして乾燥させております。
とても良い調子で、朋子さんにはただただ感謝のひと言です。
今年の夏はトマトが存分に使えそう、お知恵のご伝授、本当にありがとうございます。
ふふ、“どぅみぃ”・・・“どういう意味”・・・可笑しい、ついニマっとしてしまいました。
実名がなまった上に省略された結果なんです。
外国人にもウケが良くて、すぐに憶えてもらえます。
ちなみに、アメリカから只今来日中の甥っ子たち、その中の一人、小学生のわんぱく盛りのおチビさんはこの“どぅみぃ”の響きがお気に入りのようです。
何故だか“東京”という枕詞を添え、事あるごとに『Tokyo Do−Mi−−−』と絶叫致しております。
多分合ってると思います。
「限られた食材の中でお料理を組み立てるこの楽しさ」まさに同感です。
お料理のために食材を買い揃えるよりよっぽど楽しいですね。
ご旅行前のお忙しい中、何度もお邪魔してゴメンなさい。
お気をつけて!
まぁ!
どぅみぃだけで閃いてしまうとは!
朋子さん、なんて勘の優れたお方^^
お料理の流れがきっと朋子さんと私、似ているのでしょうね。
家庭料理ですもの、楽しまないと損ですわよね(笑)
コメントの最後の下りのお心遣い、お料理だけでなく女性としても朋子さんから学ぶことが満載です。
ありがとうございます、楽しんで参ります。